シェイクスピアの入口①「ジュリアス・シーザー」
(ややネタバレ)
シェイクスピアと言えば、1600年以降に書かれた四大悲劇「ハムレット」「オセロ」「リア王」「マクベス」が有名ですが、その直前(1599年頃)に発表された「ジュリアス・シーザー」は、比較的すっきりとしていて分かりやすい心理劇です。
シェイクスピアの戯曲にはト書き(状況説明)がほとんどないため、活字で読むより舞台で観る方が分かりやすいかも知れません。
また、出来れば生の英語でセリフのリズムを体感できるとよいでしょう。そのため、和訳字幕付きの映画で楽しむこともお勧めです。
⇒「ハムレット」に続く
シェイクスピア、ウィリアム(1564- 1616)~イギリス・劇作家、詩人~
イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物。「最も優れた英文学の作家」とも称される。「ハムレット」、「オセロ」、「リア王」、「マクベス」「ロメオとジュリエット」「ヴェニスの商人」などが有名。