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ホルモンと闘う

PMS(月経前症候群)というものありけり。
意外と年代によって症状が少しずつ違っていたなぁと思う昨今。

私の場合は、眠気と情緒不安定が大きいです。
情緒不安定のなり方は、その時の自分のストレス具合だとかホルモンの状態で何となく違う気がするけど、その時不安になってることが色濃くあぶり出されているような・・・そんな感じがする。

同じ場所で活動している別団体を見て「何であっちは集客うまく行ってんのかなあ」とか比べるべきじゃないと分かっていても嫉妬して卑屈になる。視察の日程調整を依頼しても「やっぱり行けなくなりました」とか言われるんじゃないだろうか・・・そんなきっと無駄な不安が心を蝕んでいる。

やり過ごせたらラクになるけれど、そこに到達するまでは長いトンネルを走らねばならない。そして超めんどくせーオンナ状態ゆえに、できるだけひとりで消化したいところ。そんなときは本を読んでやり過ごしたりします。

小難しい本は受け付けないので、サラッとしたエッセイ。

自分が思っていても、なかなか言えないことを言ってくれる本ってやっぱり読んでいて気持ちが良い。

VERYの連載なのに、たまにVERYのターゲット層のことdisってるよな気もするけれど、それが逆にウケるんだろうな。シュッとした女性を目指していても、めげるときもあるし、不安に悩まされたりする。そこに刺さるのだと思う。

 ・すべての男は「事故物件」
 ・ママたちの心の中の”修羅”

目次を見たら、そんなタイトルがあって目を引いて買った。

ママは完璧人間じゃないし、聖人君子でもないし、理想を掲げられすぎても困る。ほんとママ業って大変である。

子供を産んでみて、自分の野蛮さにショックを受けた人は多いはず

自分が漠然と感じていたことを言語化されるとスッキリする。母になって、自分がこんなに怒りまくるのか。。。昔はもっと温厚ではなかったか?と感じる。これが自分の本性だったのか?と。

ひとりで頑張ってて、余裕のない証拠でもあるのかな。
いや、余裕を持って子育て出来てる人なんている?

周りのママや自分の経験をみても30代は色んなことに希望を持って頑張ろうとするんだよ・・・でも40代に差し掛かるあたりで旦那さんやその他いろんなことに対して悟りを開き出す。諦めという名の悟り。
若い頃は熟年離婚とか理解できなかったけど、今ならなんとなく分かるって言い出すママさんも出てくる40代。

そう言った方々には、このエッセイ刺さると思う。

そんな自分の修羅とお付き合いしながら、家事に育児に仕事に、宙ガール活動に・・・PMSが開けたら晴れやかに前向きに頑張ろって思う。

今は、ゆるゆる読書しながら自分をゆるめてあげる。




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