余白

今回は募集テーマの記事です.
ペンギンさんからいただきました!今年最初のテーマは『余白』です.そういえば相手のページも紹介することなく書いていたので,今回から募集いただいた方の紹介を簡単にやりますね.

いつも色んなことを詩に,エッセイに表現されているペンギンさん.「あんなことがあったのかなぁ」「こんなことがあったんだなぁ」だなんて想いを馳せながら,一つ一つの作品はいつも儚くて.誰かがひっそりと朗読しているこの気持ちは,ちゃんと相手に届いてるよ,そんなことを思いながらいつもじっくり読まさせてもらってます.

ちなみに前回のテーマは『毒』.さぁ,今回はどんな感じになるだろうか.



***『余白』***

白いのかな?
透明なのかな?
けど,白いんだろうね.きっと.



そこには”何が”込められてるんだろう?



捻り出せない言葉?
伝えられない想い?
言い表せない感情?
想いを馳せる時間?
意外と,何もない?



余ってる白さ,ってなんだろう?
この身体には余っている『純白』などあろうか.そうすると,差し詰め僕は「余白の無い人間」なんだろうか.


文章の余白は読みやすさと見栄えの良さを作り出す.
隙間が生み出す空間は,心の余裕か,焦燥の救いか.


時間が生み出す余白は人の視線を集める"間"と
ぎこちない"時間"を作りだす.

その瞬間に生まれた感情や想いは
相手に伝わることなく消えるのだろうか.

生きる中で生まれた"余白".
履歴書にある"余白".
その時間は決して一言では言えない感情たちがうごめいている事だろう.


そこに誰かが『意味』を見出そうとして,色んなことを言うんでしょう?
余らせたところまで勝手に『味』を決めて食べちゃうなんて,強欲なんですね.みんな.

いただいたサポートは活動費(酒代)に充てさせていただきます。いつもありがとうございます。思う存分酔います。