韓国俳優のファンミに思うこと④おばさんのハイタッチ願望
20代後半韓国俳優の非活動的推し活をしています。
ファンミには家庭の事情で行けません。チケットを取るのも、ファンミが開催される都市部へ行くことも経済的理由でできません。
でも心の中では本当に行きたいと思っているのです。
それを前提に書きます。
ご存知の人も多いと思いますが、ファンミーティングでは人数限定でハイタッチ会が開催されることが多いようです。
ハイタッチだけでなく、サイン会だったり、参加者全員にドリンクの手渡しだったり、何かしらファンと接触を図ってくれる機会が多いと思います。
なぜか。それは、そうでもしないとファンが集まらないから。
ファンミのチケットは一枚15000円程度が相場。しかも座席は抽選で、三階席でも同じ値段です。15000円って、結構高いですよね。クラシックだって歌舞伎だっていい席で見られる値段です。
しかもグッズも買うとなったら一公演の参加に20000円くらいはかかるでしょう。しかも、交通費も、遠方の場合はホテル代もかかる。けっこうな出費です。
しかし大物俳優になれば、それでもチケット入手困難です。
なぜみんなそんな出費をしてまで参加したいのか。
歌?ゲーム?もちろんそれもあるでしょう。(私の本音は歌を聞きに行きたいです)
でも一番のお目当ては、ずばりハイタッチでは⁇
グッズ買った分だけハイタッチできる公演ともなれば、ファンはみんな絶対行きます。私だって行けるなら行きます!
だって手に触れたいから。
いつもSNSやドラマで見ている、あの人の、その手に触れたいから。
信じられないですよね。あのドラマの主人公が自分とハイタッチしてくれるなんて。
だから、みんな行きます。命かけていきます。
女子大生くらいの若い女の子がキャーキャー言いながら並んでるなら、それも微笑ましいでしょう。
でも想像してみてください、アラフォー、アラフィフ、アラカンのおばさま方が(私を含む)、20代の若い男性の手触りたさにソワソワしながら並んでいる様子を。
ちょっと、恐ろしいです。
だって、普通に生活していたら、おばさんがそんな男の子の手を触れるなんて、若い看護師さんに脈取ってもらうか、ホストクラブにでも行かない限り、そんな機会はないわけです。
しかも、相手は歌も演技も一生懸命練習して、一流のパフォーマンスを見せてくれる若き大スター。
そんな人相手に、数千円のグッズを買ったからって、その手を堂々を触りに行っていいんですか?
私は声を大にして言いたい。
一回りも二回りも若いアイドルや俳優のファンミに、新品のバッグや靴を身に付けて、白髪染めて、厚化粧して、鏡の前で笑顔の練習して、ハングルで名札を作って持って行く、そこのおばさま!(しつこいようですが私を含みます)
はずかしいですよ!
はすかしいです!
そりゃあ、相手は一流の俳優ですから、何時間も笑顔を絶やさないことは出来るでしょう。(相当疲れると思うけど)
でも、内心、大声で泣きたいんじゃないんですか?
おれはこんなことするために、思春期から練習生をしてきたのかと!
需要のある場所に供給は必ず発生します。
だから、若い男の手を触りたいおばさまの需要がある限り、ハイタッチ付きファンミーティングの文化はなくならないんです。
私は推し君にずっと一流のパフォーマンスをして欲しいです。
そして後世に残るドラマや映画を残してほしいです。
だから、できるだけくだらないストレスを感じてほしくないんです。
おばさまばかりのファンミーティングにハイタッチは必要なんでしょうか。
少なくともハイタッチには上限の年齢制限を設けるべきではないでしょうか。
だって、逆に同年代のおじさんや自分の夫が若いアイドルのハイタッチに行ってたら、気持ち悪いと思うでしょ?
自分は女だから、セクハラにはならないと思ったら大間違いです。
若い人は若い人同士、中高年は中高年同士の情の交わし合いをしましょうよ。それが倫理ってものです。
歌や演技を楽しむ分には、芸術を楽しむことですから問題ないと思いますが、おばさま方はハイタッチを辞退すべきだと思います。
自戒を込めて書きました。
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