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都内若手バンドインタビュー【ソノシータ@】Vo.内田俊輔さん、Dr.菅原陸さん episode.6

ポップインディーズバンド【ソノシータ@】のボーカル内田俊輔さんとドラム菅原陸さんのインタビュー第6回目。

最終回となる今回は、お二人が今後やっていきたいことやバンドとしての目標を中心に語ってもらいました😊

枠にとらわれずに、常に新しいことをやりたいと話す内田さん、楽しみ続ける姿勢を大事にする菅原さんが話す、バンドの在りたい姿とは?

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1)”ソノシータ@”のフィルターを通して新しいことを表現していきたい

木村:お二人はこれからどんなクリエイティブや音楽を創りたいと思いますか?
内田:そうですね。誰も足を付けてないところに踏み込むっていうのをやりたいですね。
あとは良い悪いの価値観を壊すというか、そういう枠に囚われずに活動していたいです。バンドマンだからこうだ、っていう価値観を壊したり、固定概念を壊すような曲を作ったり、常に新しいことをやっていきたいなと思います。
喜多:…というと、時にはソノシータ@らしさが邪魔になることもあるんでしょうか?
内田:確かに、最終的には邪魔になるかもしれないですね。ただ、個人的にはソノシータ@らしさを入れつつ、新しいことをやるっていうのがいいのかなと思っていて。
今は、ソノシータ@らしさがあった上でソノシータ@のフィルターを通して表現をしたいと思ってるんですけど、究極の芸術って言うと、無というか、無個性が理想です。
喜多:りっくんは、内田さんのそういう考え方に対してどう思ってるんですか?
菅原:そこが面白いなっていうのはありますね。自分は哲学はあまり詳しくないですけど、時間がある時は内田からそういう話を聞いたりしてたので、そういう哲学を持ってやってるんだなというのはわかっているつもりです。
自分が知らない哲学を、内田なりに表現していると思うので、そこは内田が楽しむというか、色々意識してやりつつ、自分は内田と話しながら、そこを壊さないようにするというか。内田が表現したいものはどういうもので、こっちは何ができるかを常に考えなきゃなとは思いますね。曲作りとかは特に。

▼ASIAN KUNG-FU GENERATIONのコピーライブにて。

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2)音楽好きな人にも、そうじゃない人にも受け入れてもらえたら

木村:どんな人にソノシータ@の曲を聴いてほしい、届いてほしいと思いますか?
内田:ナウでヤングなレディーに聴いてほしいですね(笑)。
喜多:時代が大分遡りましたね(笑)。
内田:色んな人に聴いてほしいですけどね。音楽好きな人に聴いてもらえるのも嬉しいですけど、最終的には全員に聴いてほしいというか。枠組みにはまるのが嫌なので、このバンドは女子高生に人気!とか40代に人気!とか言うよりかは、それこそ全年齢が知ってくれているバンドがいいなと思いますね。
喜多:老若男女誰でも聴いてほしいみたいな?
内田:そうですね。で、老若男女はメロディーを聴いて、なんか歌いやすいねみたいな感じで好きになって、音楽好きな人には、実はメロディーはシンプルかもしれないけど、影でこういうことをやっていて、音楽的に見ても凝ってるんだよね、みたいな感じで、音楽好きな人にもそうじゃない人にも受け入れられたらいいなと思いますね。
喜多:りっくんはこういう人に聴いてほしいとかはありますか?
菅原:内田と大体同じですね。色んな人に聴いてほしいです。聴いた上で好き嫌いはあると思うんですけど、その好き嫌いの感情を持ってくれてるだけで、曲を聴いてくれてる証拠なので。色んな人が聴いて、色んな感情を持ってもらえたらなと思いますね。だから、誰にって感じはないです。みんなに聴いてほしいです。

3)これからもずっと楽しんでいたい

木村:ソノシータ@としての今後の展望や目標はありますか?
内田:自分が対バンしたいと思った人たちと対バンするのを続けていくことです。
そのために良い曲を作ったり、たくさんの人に見てもらったりと色んな努力を怠らず、自分が憧れてた人たちとライブをして、楽しい瞬間を送る、っていう日々を作っていく感じかなと思います。その都度楽しいと思うことや、やりたいと思うことにひたすら向き合っていくって感じですね。
木村:りっくんは?
菅原:自分は、ずっと楽しんでいられたらいいかなって。ここから色々とやっていく上で、いいことばかりじゃないと思うんですよ。その中でも楽しんでいられたらなって思いますね。
何がしたいとか、目標って感じではないですけど、ずっと楽しんでいられたらなと思ってます。
喜多:このメンバーならずっと楽しんでいられそうだなってことですよね。
菅原:そうですね。今のメンバーだと、それぞれ違う個性があるので面白いです。楽しんでいけそうです(笑)。

▼アーティスト写真の候補だった一枚📷

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<番外編 〜りっくんがタンクトップを着ている理由〜>

木村:なんでりっくんはいつもタンクトップなんですか?ずっと気になっていて…(笑)。
菅原:なんだろうね。もともとはライブ中の衣装をどうしようか、みたいな感じだったんですよね。で、自分がこういう身体なので、合うんじゃないか、みたいな(笑)。
いざ着てみたら、これはこれでアリだなって。もはや自分でも他の衣装が見つからなくなっちゃいました(笑)。
喜多:着てみたら意外としっくりくるじゃん、ってことですね。
菅原:そうですね。ソノシータ@に合うか合わないかは自分でもよくわからないですけど、とりあえず変というか、第一印象で「!?」が出てくる感じはあると思うので、そういうのも面白いかなと思って着ています。
別にタンクトップじゃなくても、みんなが「ん!?」って思うような衣装が他にあれば、それでいいかなと思いますけど、今のところはこれかなと。
最初は着せられたって感じですけど。今は自分から着ている感じですね。
喜多:着せられたんですか?
菅原:みたいな感じですね。やってみたらって言われて、じゃあやってみるか、みたいな。
内田:今のは虚言です(笑)。
喜多:どっち?(笑)
内田:やってみれば、とは言いましたけど、りっくんもノリノリで、いいかも!みたいな感じでした。
菅原:そんな感じだった?
喜多:二人の記憶が食い違ってますけど(笑)。
内田:あの時色々候補出したけど、そういう(変わった)服着るのが恥ずかしい、みたいな感じだったのに、タンクトップの時は、これはいいと思うって感じだったような。
菅原:なしじゃない、っていう(笑)。
内田:だから、無理やり着させた感じじゃないですね。
菅原:メンバーの好きなところの話で、兄弟みたいな話をしたんですけど、ソノシータ@から言われたら、まずやってみようと思うので。たとえば学校でちょっと話したことある友達とかだったら、何言ってんの?って思っちゃいますけど、ソノシータ@に言われたら、面白そうだしちょっとやってみるか、って。で、やってみたら、案外悪くないかも、みたいな(笑)。そんな感じで、自分はソノシータ@から言われたらまず一回はやってみます。
喜多:このメンバーだから、っていうのがあるんですね。
菅原:そうですね。

▼りっくんアー写撮影時のオフショット📷タンクトップがお似合いです。

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<編集後記📝>

今回、ソノシータ@のお二人をインタビューし、二人の仲の良さやバンドへの愛をとても強く感じました。
本当に音楽、バンドが大好きで、楽しんでやっているのがお話から伝わってきました。インタビュー中は二人の掛け合いが絶妙で、終始笑いながら楽しくインタビューが出来ました。
また、楽しむことを忘れない姿勢が素敵だなと思い、普段の面白い姿からは想像できないような真面目な価値観や想いを知れて良い時間でした。
(木村)

SNSでの言動やライブを見る限りは、奇想天外摩訶不思議なバンドに見えるソノシータ@。今回のインタビューでも一体どんな話が聞けるのやら…と我々もドキドキしながらの取材でした。
しかし!予想に反して(?)音楽へのこだわりやバンドを続ける上で大事にしていること、メンバーへの想いなど深〜い話が聴けて、手前味噌ながらとても面白いインタビューになったんじゃないかと思います。
時には真面目に、時には茶化し合いながら楽しそうに話すお二人の姿を見て、「バンドって、何をやるかよりも誰とやるかが一番大事なんだなぁ」と改めて思った素敵な時間でした。
全6回のロングインタビューになりましたが、最後まで読んで下さった皆さま、本当にありがとうございました!また次回もお楽しみに👋(喜多)

【📝 ソノシータ@Gt.高山さん&Ba.石川さんのインタビューはこちら!】



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