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関西若手バンドインタビュー🎤【青ヲヒメル】 episode.2

こんにちは!オトハルのきむねーです(※オトハル=ウラバン!メンバーの名称)。2022年1月某日、関西で活躍中の若手ロックバンド「青ヲヒメル」のメンバーにインタビューを行いました!🎤

今回お話してくれたのは、Vo.Gt椋介さん、Key.Cho.汐音さん、そして、Dr.前川さんの3名。約2時間のロングインタビューで、それぞれの好きな音楽のお話やバンドの結成秘話、メンバーの互いの印象や今後の展望などなど音楽やバンドへの秘めたる熱い想いを沢山語っていただきました◎

『時に「青い」と無下されるすべての感情へ。そしてソレを「秘めた」アナタへ捧ぐ唄。』という素敵なコンセプト通り、インタビューを通して「感情」をとても大切にしているバンドだと感じました。インタビューの模様は全8回に分け、青ヲヒメルの魅力に迫ります!

前回のKey.汐音さんに引き続き、episode.2ではGt.Vo.椋介さんに音楽を好きになったきっかけやバンドを始めたきっかけについてお聞きしました!ミュージカル好きが高じて歌に目覚めた椋介さん。学園祭での初めてのステージや、カラオケでのエピソードなど意外な素顔が明かに・・・!👀✨
そして、青ヲヒメルの音楽性にもつながる、椋介さんの好きなアーティストと、そこに辿り着いた偶然の出会いとは!?

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【episode.1はこちら!】

1)まるでお経と言われつつ…ミュージカルと学園祭から始まった音楽生活

きたゆい:椋介さんは音楽を好きになったきっかけは何ですか?

椋介:音楽を好きになったのは、小学生の頃ですね。休みの日にはMTV(音楽チャンネル)がずっと家の中で流れていて。それに合わせて僕は歌っていたんですけど、当時は「まるでお経のようだ」と母親に馬鹿にされてました(笑)それでも、なぜかずっと歌うことは好きで。特に高校時代はBUNP OF CHICKENさんにめちゃくちゃハマってよく歌ってました。

でも、それですぐにバンドをやろう!となったわけではなく。学校行事で劇団四季を見に行った時に、その声の迫力に圧倒されて、ミュージカルの発声方法を独自で調べて試行錯誤しているうちに、次第と大きな声で歌えるようになったんです。そこから、初めてカラオケに友達と行ったのが高校2年の時ですね。ただ、採点機能をつけて出た点数が62点とかで・・・本当にひどいもんだなと思ったんですけど(笑)

きたゆい:(笑)…ってことは、高2までカラオケに行ったことがなかったんですか?

椋介:行ったことがなくて。それまでは行ってもウルトラマンの曲を流して、ウルトラマン(の映像)を見ていました(笑)

きたゆい:全然歌ってないですね(笑)

椋介:そこから、高校生の時にゲーム機を買うかギターを買うかっていう二択を迫られた時があって、ギターを選びました。学校には軽音部はなかったんですけど、学園祭の時に特別ステージが用意される機会があって、周りに「ギターやってんねん」って言ったら、小学生の頃からギターをやっている友達に「椋介、ギターをやってるんなら、俺と学園祭出ようぜ」と、学園祭の2~3週間前に誘われました(笑)

きたゆい:大分日が近いですね(笑)

椋介:「正気かー!」とは思ったんですけど、それまで格好つけて「やってんねん」って言ってたんで、これで今さら無理っていうのも・・・って思って、結局やるはめになりました。しかも、その時に提案された曲がエリック・クラプトンのTears In Heavenで・・・最初、誰?ってなったんですが(笑)

きたゆい:また難易度高そうな・・・(笑)

椋介:でも、そのおかげでギターをめっちゃ練習して、初めて人前で舞台に立ちました。そんなバカみたいなことから僕の音楽生活が始まりましたね。

2)人前で歌うのはちょっと・・・学生時代の意外な姿

きたゆい:じゃあ、その学園祭が人前で歌ったり演奏したりする初めての経験だったんですね。それまで人前で歌う機会はなかったんですか?カラオケも高2が初めてって言っていましたが・・・。

椋介:全然でしたね。本当に、まったくと言っても過言ではないほど(笑)

きたゆい:歌うのは好きだったけど、人には見せていなかったということ?

椋介:僕、声変わりが高校1年生だったんですよ。それまではめちゃくちゃ声が高くて、まだガキンチョだったので、それで人前で歌うのはちょっと・・・って感じでした。あと、僕にとってはカラオケってヤンチャな子の遊びなのかなと思っていたので(笑)

きたゆい:(笑)椋介さんはヤンチャな方じゃなかったんですか?

椋介:僕はイモイモのイモだったので(笑)

きたゆい:ほんとですか?今の格好からは全然想像ができないですね(笑) じゃあ、密かに歌うのが好きって感じだったんですかね?

椋介:そうですね。家の風呂場とかで近所迷惑とか気にせず歌っていました。

3)聞き間違いからのまさかの出会い。椋介さんの好きなアーティスト

きたゆい:なるほど、そんな感じだったんですね(笑)歌うことが好きな椋介さんの好きなアーティストってどんな方ですか?

椋介:一番初めにずっと聴いていたのは、スキマスイッチさんです。そこから、BUNP OF CHICKENさんを筆頭に邦楽ロックにすごくハマりまして。その他は汐音さんと一緒で、amazarashiさんをめちゃくちゃ聴いた時期がありました。amazarashiさんは世界観がいいですよね。僕が最初amazarashiさんに辿り着いたのはしょうもない理由で、SEKAI NO OWARIさんにハマったのがきっかけなんです。「スターライトパレード」を車に乗っていた時にラジオで聴いて、「なんて綺麗な曲なんだろう」って思って、家に帰ってすぐに「スターライト」って検索したんです。ラジオで聴いた時には「パレード」まで聴き取れなくて。その時に、amazarashiさんの「スターライト」って曲がヒットして、MVのサムネが興味を唆られるモノだったので、ちょっと聴いてみようと思って聴いたのが始まりです。

きたゆい:すごい偶然ですね!そんな出会い方もあるんですね。最初は歌もののJ−POPから入って、だんだんと邦ロックにいった感じですか?

椋介:そうですね。J−ポップ、J-ロック、ミュージカル、amazarashi、洋楽って感じですね。

きたゆい:amazarashiさんだけ浮いているような・・・(笑)。邦ロック界隈のバンドマンだと、ミュージカルっていうルーツを持っている人は珍しい気がしますね。

椋介:そうかもしれないですね。僕は歌が特別上手いっていうわけではないんですが、母が声を生業としているので、(母の)遺伝子が組み込まれているから僕も大丈夫だろう、っていう訳の分からない自信だけでここまでやってきました(笑)

きたゆい:なるほど、お母さん譲りの何かがあるはずや、みたいな(笑)じゃあ、歌うのはずっと変わらず好きってことなんですね。

椋介:そうですね。

【episode.3に続く!】


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