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関西若手バンドインタビュー🎤【青ヲヒメル】 episode.3

こんにちは!オトハルのきむねーです(※オトハル=ウラバン!メンバーの名称)。2022年1月某日、関西で活躍中の若手ロックバンド「青ヲヒメル」のメンバーにインタビューを行いました🎤

今回お話してくれたのは、Vo.Gt椋介さん、Key.Cho.汐音さん、そして、Dr.前川さんの3名。約2時間のロングインタビューで、それぞれの好きな音楽のお話やバンドの結成秘話、メンバーの互いの印象や今後の展望などなど音楽やバンドへの秘めたる熱い想いを沢山語っていただきました◎

『時に「青い」と無下されるすべての感情へ。そしてソレを「秘めた」アナタへ捧ぐ唄。』という素敵なコンセプト通り、インタビューを通して「感情」をとても大切にしているバンドだと感じました。
インタビューの模様は全8回に分け、青ヲヒメルの魅力に迫ります!

episodo.3では、Dr.前川さんの音楽を始めたきっかけや好きな音楽について語ってもらいました。某有名ドラマから音楽の世界に夢を抱き、ドラムへと音楽の道を進み続ける前川さん。3人が共通して好きなアーティストのお話でも盛り上がりました!
普段はメンバーに鋭いツッコミを繰り出す前川さんですが、メンバーも初めて知る音楽を始めたきっかけとは?パンチの強いエピソードばかりの、前川さんらしさ全開のインタビューをどうぞ😊

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1)まるで腐れ縁?好きでもないドラムとの不思議な縁

きたゆい:前川さんが音楽を始めたきっかけを教えてください!

前川:僕、あまりメンバーに音楽を始めたきっかけとかを言ってないので、彼らも知らないと思うんですけど・・・もともとは小学生の時に、「のだめカンタービレ」の実写のドラマと映画をよく見ていて、指揮者になりたかったんです。でも、指揮者って何かしらオーケストラの楽器をしないといけなくて、その時にバイオリンをちょっとだけ習いました。まあ、小学生なんか遊び盛りなもんで、すぐに辞めてしまいましたけどね(笑)

そこから時は流れ、中学1、2年の冬に友達と初めてカラオケに行った時に、「歌上手いやん」って言われてから、どんどん音楽を聴くようになりました。高校も声楽コースがある高校に進学するかどうか迷っていた時期もあって。ただ、その学校が家からめちゃくちゃ遠かったんですよ。県をまたがないといけなくて・・・。

きたゆい:めっちゃ遠いですね(笑)

前川:めっちゃ遠いんですよ(笑)さすがに通わなくなりそうだなと思って、そこに進学するのは辞めて、別の高校に入学して、軽音楽部に入ってドラムを始めたのがきっかけです。

きたゆい:その時はどうしてドラムにしたんですか?

前川:もともと指揮者の次はボーカルになりたいと思っていたんですけど、性格上、あまり前に出て、歌ったりするのが向いてないかなというのと、あとは、軽音部の楽器の穴埋めで「じゃあ君、ドラムね」って言われて(笑)基本的には音階楽器の方が好きで、ドラムは音階も何もないので、やりたくないのに、と思いながらも・・・(笑)

きたゆい:楽器の穴埋めで始めるって、ドラマーあるあるですよね・・・(笑)ちなみにバイオリンはすぐに辞めたということでしたが、ドラムはそこからずっと続けているんですね。

前川:そうですね。しかも、ドラムの専攻で専門学校にも行きました。だから、辞めるにも辞められず・・・という感じです。音階楽器が好きって言っているのにドラムをやって、専門学校行っても何も楽しくないやろうとか思いながらも、なぜか今でも続けているっていう(笑)

きたゆい:なんだか不思議ですね。何だかんだでドラムが向いているのか、実は好きなのか。

前川:・・・かもしれないです。

きたゆい:断言はしないんですね(笑)

前川:そこはちょっと・・・(笑)むしろ、ドラムって一番成長スピードが遅いというか、好きこそものの上手なれではないですけど、割と楽しい楽器の方が上手くなりやすいのはあるので、逆になんでドラムなんだろう?という感じもあります。

きたゆい:ドラムとは腐れ縁的なものがあるのかもしれないですね(笑)

Dr.前川_2

2)異色の世界観にどっぷり。あるバンドへの偏愛

前川さんが影響を受けたアーティストや、好きな音楽はありますか?
前川:好きなバンドはamazarashiさんです。あとは、自分のバンドの曲も好きですし、ヨルシカさんとかも好きです。でも、通っていた専門学校はジャズの専門なので・・・。

きたゆい:ってことは、ジャズドラムをやっていたんですか?

前川:僕、ジャズは叩けないんですよね。

きたゆい:あれ???(笑)

前川:ジャズの専門学校いいよって人に勧められて入ったのはいいんですけど、僕、ジャズが好きじゃなかったんですよ。聴く分には好きなんですけど、やってみるとあまり楽しくなかったので、ある程度の基礎だけ教えてもらったって感じです。

きたゆい:なんと(笑)ジャズの専門に入ってから、ジャズをやるのは好きじゃないって気づいたってことですか?

前川:そうですね。歌ものとかの方が好きですね。たとえばオーケストラやジャズ、フュージョンとかも聴くんですが、基本的には歌ものが好きです。

きたゆい:そうだったんですね。色々と意外ですね(笑)ちなみに、さっき一番最初に名前が上がっていた、amazarashiさんの音楽に出会ったきっかけは?

前川:高校の同級生にプロのバイオリニストがいるんですけど、その子が一緒の部活に入っていて、教えてもらったのがきっかけですね。めっちゃ変なヤツなんですけど。amazarashiさんは基本的にダークな曲が多いんですけど、もともと僕も暗い性格というか(笑)

きたゆい:前に出るタイプじゃないと言ってましたもんね(笑)

前川:そうですね。あとは、amazarashiさんを聴いた時に、日本語の美しさとか、独特の世界観もすごいなと思って。類を見ない感じじゃないですか。他とは異色の感じがするというか、そういう魅力にどっぷりハマりました。

きたゆい:なるほど!皆きっかけは違えど、青ヲヒメルのメンバーは「amazarashiが好き」で共通しているんですね。そこが青ヲヒメルの音楽性ともつながっていそうですね。

青ヲヒメル_6

【episode.4に続く!】






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