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関西若手バンドインタビュー🎤【青ヲヒメル】 episode.4

こんばんは🌛ウラバン!の主宰者のきたゆいです!2022年1月某日、関西で活躍中の若手ロックバンド「青ヲヒメル」のメンバーにインタビューを行いました🎤

今回お話してくれたのは、Vo.Gt椋介さん、Key.Cho.汐音さん、そして、Dr.前川さんの3名。約2時間のロングインタビューで、それぞれの好きな音楽のお話やバンドの結成秘話、メンバーの互いの印象や今後の展望などなど音楽やバンドへの秘めたる熱い想いをたくさん語っていただきました!

『時に「青い」と無下されるすべての感情へ。そしてソレを「秘めた」アナタへ捧ぐ唄。』というバンドのコンセプト通り、どんな感情も否定せず大切にしたいという思いがインタビューを通して伝わってきました。

episode.4となる今回は、バンド結成の経緯について。青ヲヒメルの前身は実はバンドじゃなかった!?という意外なお話から始まり、椋介さんと汐音さんのアーティストとして相思相愛(?)な関係性が垣間見えるエピソードまで、じっくり語っていただきました😊

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1)初めて二人で曲作りをした、卒業記念ライブがきっかけ

きたゆい:青ヲヒメルのバンド結成の経緯や、メンバー加入の経緯について教えてください!

汐音:私は大学の軽音楽部の時に椋介と会ったんですけど、部のスタイルとしては、好きな人と組んで好きな音楽をやっていいっていう感じだったので、色んな人とコピバンやってたんですね。その中で、椋介とは2人編成のアコースティックでコピー曲をやっていました。

私、普段から文字を書くのがすごく好きで、小学生の時から小説家になりたいとかと思ってて。一人でこそこそ小説書いたりとか、歌詞書いたりとかしてた人間なんですよ。
で、私は曲が作れないんですけど、彼は曲が作れるっていうのを知っていたので、4回生の卒業ライブのときに、卒業の記念として、椋介に私の歌詞を曲にしてほしい、その曲を一緒にライブでやらない?ってお願いしたんです。それで、いいね、やろう!ってなって、青ヒメの「ユメクイ王子の唄」っていう曲があるんですが、あれがその時できたんですよ。

きたゆい:そうだったんですね!「ユメクイ王子の唄」は2人の最初の共作曲なんですね。

▼アコースティック期のライブ

アコースティック期

汐音:そうなんです。私はその時4回生で、卒業してすぐに社会人として働いて、"普通の"人生を送るんだろうな~って思ってたんですけど…椋介の方から、何ていうんでしょう、その、歌詞をすごく評価してもらって。彼は、バンドとかそういう音楽活動を社会人になってもやりたいと考えていた人間だったので、「一緒にやらないか」とお誘いしてもらったんです。それなら私、やりたい!って言って、そこからバンドをやろうってことになりました。

で、バンドとなるとメンバーが足りないのでどうする?ってことになった時に、もともと椋介が別でやっていたバンドがあったんですけど、そこで活動していたギターの方(青ヲヒメルの初期メンバー。現在は脱退している)に入ってもらって。その方の知り合いが、前川くんだったんです。

きたゆい:なるほど、そのギターの方からのつながりで前川さんと出会うんですね。

汐音:ちなみに初期はもう一人、ベースの方もいたんですけど、色々とメンバーチェンジもあって、前川くんが今のベースの東條(とうじょう)くんを連れてきてくれて、ギターは椋介の大学時代の先輩だった方にサポートとして入っていただいている、という状況です。

▼ベースの東條さん

Ba.東條_1

2)椋介さんが汐音さんをバンドに誘った、とある理由

きたゆい:今のメンバーにたどり着くまでに色んな経緯があったんですね。大学の時に椋介さんが汐音さんを誘ったのは、ソングライティングの才能を見抜いて…というのがあったと思うんですが、実際どんな気持ちでお誘いしたんですか?

椋介:実は、僕と汐音は2人で一緒に音楽をやった経験がほとんどないっていう状態だったんです。彼女はアコースティックデュオを別の人と組んでいて、それを「いいな~あぁいうの」って感じで傍から羨ましく見ていたんですよね。
で、その卒業ライブの時に、汐音さんが一緒に組んでいた方はライブに出られないっていうことで、じゃあ僕が代わりにやるわ、って言って一緒にやることになったんですね。その本番の3週間前くらいに、突然汐音からやりたいことがあるんだって話があって。曲を作ってくれってなって、(本番まで)めっちゃ短かったんですけど(笑)、その短い期間でも結構すんなりと曲ができましたね。

きたゆい:そうだったんですね。汐音さんの作る歌詞が、椋介さんの感性にマッチしていて曲にしやすいっていう感じだったんでしょうか。そこがバンドにお誘いした理由でもあるんですか?

椋介:毎回そうなんですけど、汐音が持ってきてくれた歌詞を曲にする時って、すごくスムーズに曲ができるんですよ。彼女から、ここをサビにしてほしい、とか何か具体的なオーダーが来るわけではなく、作詞したものがそのまま送られてくるんですけど(笑)それにメロディーとコードをつけて送ると、彼女はすごく評価してくれていたので、これは今後も形にしていけるんじゃないか?と思って。

僕自身が書く曲って、どちらかと言うとストレートな歌詞や物語性になることが多いんですけど、汐音はRADWIMPSさんのような、多角的に見て色んな解釈ができるような歌詞が多くて、それがすごく素敵なことだなと感じたので。そこで、一緒に音楽活動をしないかとお誘いしました。

きたゆい:すごく素敵なエピソードですね!ちなみに、汐音さんが当時デュオで活動されていたのをいいなと思っていたというお話がありましたが、どこがいいなと思っていたんですか?

椋介:僕、そもそもアコースティックがすごく好きで。実は、バンド編成はそこまで得意じゃないんですよね(笑)自分の声もバンドになると埋もれてしまうような気がして。自分一人で、もしくは少人数で表現できる音楽の方が本来は好きなんですよ。大体のデュオって、1つの楽器とボーカルとコーラスで成り立っているじゃないですか。そういうシンプルで繊細な美しい音楽の方が僕は好きだなと思っていましたね。

Vo.椋介_3

【episode.5に続く!】


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