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人生で初めて白髪を見つけた日

奴はそこにいた。

髪の毛を結おうと左耳上を掻き上げた瞬間、
バチっと目があった。

おぉぉ、これはまさか。。。

きらきらと輝きを放つその未確認生命体を、
私は注意深くしげしげと眺めた。

これまで自分の身体に存在しなかったモノが生えている。
自分とは無縁と(勝手に)思っていたモノが生えている。

その時感じたのは、悲壮感でも絶望感でも無く。
「私はナマモノであって、この身体も成長を続けていたのか」という驚きに近い高揚感だった。


”人間はこの世に生まれた瞬間から、最期の日に向かって歩き始める”というが、その事実を日常生活で感じる事はあまりない。

なぜなら、私が思うに、子どもの頃は成長痛や初潮などあからさまに成長を感じるものの、ある時期を過ぎると身体の変化を感じなくなるからだ。
少なくとも私は大学生くらいからそうだった。

おもしろい人に出逢い、沢山の事を学ばせて頂き、精神的には日々成長しているのを実感している。これまでも、人生のフェーズ2に入ったこれからも、その成長は更に加速すると思っている。

一方で身体は日々刻々と老化しており、この人生が有限である事に奴は再度気づかせてくれた。


私はこのお宿をOPENさせて、
沢山のご縁が繋がる場所、誰かにとって人生のエッセンスが見つかる場所、唐津の熱源となる様な場所をつくりたい。
でも、女性として結婚もしてあたたかーい家庭もつくりたいし、赤ちゃんも2〜3人欲しい。
それに、海外解禁したら国を跨いでビジネスをしたいし、何より旅するように自由に飛び回りたい。

残された時間が如何程かなんて分からないけれど
刻々と過ぎゆく時間に奴は気づかせてくれた。
白髪よありがとう。


人生最期の日に
「あれもやっとけばよかった〜」「これもやってみればよかった〜」なんて後悔、絶対したくないからね。

わがままだけど。 私は、全部叶えるもん。



私には、人生の指針にしているくらい大好きな詩がある。好きすぎて大学の卒業論文発表の最後に朗読したくらいだ。笑

英語が大嫌いな方のために、勝手にすーじー流に和訳してみます。
※直訳じゃないから勝手な解釈が結構入ってます。

~ THIS IS YOUR LIFE ~

これは他の誰でもない、あなたの人生です。

大好きな事をやりなさい。そして常にやり続けなさい。
何か気に入らない事があるのならば、それを変える努力をしなさい。
今の仕事が合わないと思うのならば、辞める勇気を持ちなさい。
時間が無いと嘆くのならば、まずは無駄な時間を減らしなさい。

”愛”というものを探し続けているのならば、やめなさい。
あなたが本当に夢中になれるものと出会えた時、
それは自ずとやってくるものだから。

あまり考えすぎないで。
人生って、思ってるよりシンプルなんだから。

全ての感情は美しい。
最後の一口に、いつも感謝する事を忘れないで。

新しい人や物事との出会いに心を開いてみて。
我々はみんな違って、みんな良い。

まわりの人に、大切にしている信念とは何か尋ねてごらん。
そしてあなたの夢も、みんなにシェアしてごらん。
きっと新たな発見に気づかされるから。

人生においても、現実世界においても旅をしよう。
道に迷うということは、新しい自分に出逢えるということ。

大切なチャンスは、たった一度しかこない。
何が何でも掴み取れ。

人生とは、誰と出逢うか、そして彼らと何を創り上げるかである。
だからほら、外へ飛び出してクリエイティブな事を始めなさい。

精一杯夢に生き、
精一杯情熱を掲げなさい。

人生って、思ってるより短いんだから。


この詩とは世界一周中、モロッコのエッサウィラだったかな?シーフードが美味しい海沿いの街にあるゲストハウスで出逢いました。

そしていつか、いつの日か、
自分のゲストハウスに飾るのが夢だったんだ。


世界で一番好きなこの詩と
世界で一番好きな宮古島の夕陽をコラボレーションさせてくれた、あの人。

飾るタペストリー掛けをイメージ通りサクっと創ってくれた、あの人。

私じゃ絶対届かない天井に飾るための丸カンをねじ込んてくれた、あの人。

それをそっと見守ってくれていた、あの人。

みんなのおかげで玄関を通る度にはっぴーです。
AKARIYAを一緒に創ってくれて、ありがとう。
出逢ってくれて、ありがとう。




しょーもない白髪の話がこんなに良い話になってしまったぜ。けけけk
もう深夜の3時です。この狂った生活リズムどうにかせねば。

今日もしょーもない文章を最後までお目通し頂きありがとうございました。

世界中で幸せな一日となりますように^^★
Hope you have sweet dreams…


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