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「テレビが好きだからこそ今のテレビ業界に納得がいかない」ITの力でテレビ業界を変えたいという気持ちがアップストリームへ導いた

今回インタビューをしたのは2021年6月に入社し、現在は配信エンジニアとして自社開発案件や受託案件のプロダクトにかかわっている吉田周平さん。吉田さんがアップストリームに転職をした理由や入社後に感じたことなど、ご自身の経験を振り返りながらお話してもらいました。

ITの知識でテレビ業界に変化をもたらしたいという気持ちで就職先を決めた新卒時代

大学時代は筑波大学の第三学群情報学類でプログラミングの勉強をしていました。学生時代からテレビというコンテンツが好きでテレビ業界にかかわりたいと思う一方で、テレビ業界はこのままでは衰退していくのではないかという気持ちを持っていました。テレビ業界ってあまりITに精通していないイメージがあったんですよね。大手のテレビ局より、地方テレビ局に行くほどそれは顕著な気がしていて…。だからこそ「テレビ局にはITに精通している人がいた方が良い」「テレビ局をITの力で変えたい」という気持ちで地方局に就職を決めました。今思えば「好きな番組が終わってほしくない」や「好きな番組をいろんな人に知ってほしい」という気持ちが原点だった気がしていますね。

 実際に就職してみて「やっぱりITに精通している人は多くない」という印象を受けました。入社後にクロスメディア部という部署に配属となり、テレビ局内のITに携わる部門はほとんど私の担当になっていました。社員が使えるツールを作ったり、インターネット用のコンテンツを作ったり。目に見えて局内が変わっていくことを感じられていたので仕事としてはすごくやりがいを感じていました。

家庭と仕事の両立のむずかしさ、入社時とは違う環境に疑問を感じて転職を決意

入社して10年目に報道局報道部に異動することになりました。今までの部署では出社時間が固定でしたが、報道の記者だと取材などの都合で出社時間が予想できなくなりました。私には当時3歳の子供がいて、妻の仕事との兼ね合いもあり子供を幼稚園に送っていくのが当日突然できなくなる可能性がでてきたんです。ベビーシッターをつけるかという話にまでなったとき、記者では当初の目的のITによる変化を生むことも難しい。自分のやりたいことを変えないために仕事を変えても良い、そう思って転職を決意しました。

アップストリームの第一印象は「自分と同じ考えの会社」だった

 転職を決意した後に大学時代から親交があったベンチャー企業の社長と会う機会があって、その時に転職することにしたって話をしていたんです。話の流れでいろいろなことを話していくうちになぜ前の会社に新卒で入社を決めたのかという話になって。「テレビ業界をITの力で変えたかったから」という話をしたときに「それ、会社としてやっている会社があるよ」ってアップストリームのことを紹介してもらったんです。話を聞いていくうちにどんどんアップストリームに興味を持っていきました。

 そこからアップストリームのCEOの苅谷さん、CTOの小西さんとオンラインで顔合わせを行いました。当時は社員もほとんどいなくて採用向けの資料も用意されていませんでしたが、苅谷さんが持っていた資料を基に話をしてもらって…。「自分のやりたかったことと一緒だ」とすごく共感したことを覚えています。私の経歴や思いなどもお話して、顔合わせが終わるころには一緒に働く話になっていました。

個人開発の経験はたくさんあるけどビジネスとしての開発経験がない。入社時は少し不安だった。

 プログラミングは好きで、学生時代から個人開発を行っていました。しかし新卒で入社した先がテレビ局だったこともあり、社内向けのツールは作っていましたが、ビジネスとしてエンジニアとして働いた経験がなかったんです。入社当時はそこを不安に思っていました。しかしその不安は割とすぐに取り払うことができました。入社時から即戦力としてプロジェクトに入る一方で、CTOの小西さんが研修に時間を割いてくれたんです。毎日1時間、多い時は2時間ほど私の疑問を解決するための時間を作ってくれて、わかりやすく教えていただいて。あっという間に滞りなく業務を行うことができるようになりました。

アップストリームに入ってよかったと感じるのは開発に集中できる環境があること

 私は開発が好きなので、なるべく開発に集中した環境で仕事したいと思っているのですがアップストリームは比較的それを実現してくれる環境がありますね。仕様書がない時も「何を実現したいか」が明確に存在しているので、それだったらこうすれば良いというイメージが湧きやすいんです。開発規模の大きいプロジェクトも多いのに、その環境があるってすごいなって感じます。多くのプロジェクトがあるので、もちろん中にはそうではないプロジェクトも0ではないですが…。逆に上流からかかわりたくて、本人にその素養がある人にはエンジニアでもディレクターのような動きをする席が与えてもらえる。適材適所って言ってしまえば簡単ですが、それを実現できるってすごいことだなって思います。

エンジニアとして絶えずに新しい知識をインプットできることが魅力

 アップストリームって新規の案件が多いんです。だからこそアップストリームに入社してから、たくさんのインプットをしているなと感じています。新規の案件が多い分、初めてのことに触れる機会がたくさんあります。これはアップストリームにいる限りこの先も続くと思っているし、そこが楽しみな部分でもありますね。たくさんの知識と触れ合える分、エンジニアとして成長できているなっていう実感があります。

だからこそもっとアップストリームでたくさんのプロジェクトにかかわって、新しい知識を吸収し続けることのできるエンジニアになっていきたいと感じています。

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