見出し画像

「非公開求人」ってよく聞くけどそもそも非公開求人って?

どうも、株式会社UP-STREAMです。

最近、テレビCMやネット広告で
転職エージェントについて
掲載が増えてきましたが
度々「非公開求人」という言葉を
目にすることが増えました。

なんとなく聞き流している
この「非公開求人」ですが
実際どのようなもので
選考を受けるメリットとは
どのようなものなのでしょう。

今回の記事では非公開求人について
詳しくご説明し皆様が選考を受けるにあたっての
メリット・デメリットをお話しいたします。

非公開求人とは


非公開求人とは主に求人サイトへ掲載されず
一部特定の求職者のみに共有される
いわば秘密の求人
のようなものです。

企業が一部の求人情報を
非公開にする理由は主に
求職者と企業のマッチングミスの
回避が目的
といわれています。

職業安定法で差別が禁止されているため
年齢や学歴、実務経験年数などの条件を
求人サイトに企業側が書くことはできません。

そのため、企業側は採用条件を設けたとしても
ピンポイントで求職者を集めることに苦労します。

例えばあるIT企業がマーケターを募集したとしましょう。
例として採用条件を下記とします。
・20代~30代の若手人材
・大学卒業以上(MARCHレベル以上)
・無形商材の法人営業経験3年以上
・転職回数3回以下
・外国籍NG

上記条件をそのまま求人サイトの
求人募集ページに書いてしまうと
職業安定法上差別になってしまい
違法と判断されてしまいます。

そのため企業は「マーケター募集!」とだけ
タイトルに記載し応募があった人全員を
選考に進め書類選考し面接を行います。

ですが、求人サイトから応募してくる求職者の
約9割が採用条件を満たしておらず
また、業務内容を詳しく知らない状態で
タイトルと憧れのみで応募してしまう。
そのため、本当に採用したい人材に出会うまでに
果てしない時間を費やしてしまいます。

大手企業というブランド力がある企業や
かっこよさそうな職種・業界、休日、福利厚生
が書かれているだけで自分のビジョンと合わなくても
応募してしまう求職者もいるため
企業の求める求職者よりも条件外の求職者数が
割合的に多くなる傾向にあります。

そこで、工数削減のために
企業は非公開求人を設けました。

求人サイトの企業アカウントから
年齢や実務経験、経験社数などを入力し
求職者をピンポイントで検索することで
採用したい人材にスピード感もって
出会うことができます。
その後、メールや求人サイトのチャット機能から
求職者に直接的に非公開求人を送ります。

また、転職エージェントのみに
非公開求人を共有し、
採用条件に合った求職者がいた際のみに
転職エージェントが非公開求人を共有する。

このように、非公開求人は
条件に合う求職者のみと面接を行い
ミスマッチを防ぐため
に広まりました。

また、他にも社員に知られないようにするため
競合他社に次期事業が見られないようにするた
などなど、細かな理由があり
求人サイトや転職エージェントは企業と
守秘義務契約を締結したうえで
一部求職者のみに紹介する仕組みとなっています。

では、もし求人サイトや転職エージェントから
非公開求人を紹介された場合
どのようなメリット・デメリットがあるか
下記でご紹介します。

非公開求人のメリット

【メリット①】競争倍率が低い


上記でも述べた通り非公開求人は、通常の求人と違って
誰でも求人情報を見れるわけではないです。
企業の求める条件にマッチした人のみが
求人サイトや転職エージェントから紹介してもらい
応募することができます。

そのため、非公開求人は条件とマッチしていない人には
求人情報が公開されないようになってます。

通常の求人情報は誰にでも公開されており
応募が殺到してしまい競争倍率が高くなってしまい
面接を組むまでに時間がかかるうえに
選考ハードルが上がりやすい
のが現状です。

ですが、条件がマッチしている状態であれば
他の求職者よりも有利に選考を進めることができ
採用ハードルも低くなります。

【メリット②】市場価値を測れる


大量採用のために未経験歓迎やスキル学歴不問など
誰にでも当てはまる条件を記載し
求職者の募集をかける企業も多くあります。

その場合、誰にでもできる業務内容なせいで
専門的な知識やスキルを持ってない求職者でも
応募ができるため一見魅力的にも見えます。

ですが、裏を返すと離職率が高いため
誰でもいいから人が欲しいといった
企業も中には多くあります。

「誰でもいいから欲しい」という企業の場合
専門的なスキルや知識がなくても大量採用し
低賃金で誰にでもできる低レベル業務を行わせるため
どれだけ業務を行っても市場価値向上につながりません。

しかし、前職で実務経験を積み
スキルアップのために転職を行う求職者からすると
誰にでもできる仕事内容で大量募集をかけている企業の中に
自分の希望する仕事があるかというと
微妙なラインになります。

そこで、非公開求人のオファーをもらうことで
自分の実務経験やスキル、知識を
求めている企業と出会うことができ
転職エージェント経由だと年収も先に提示されるため
自身の市場価値を客観的に測ることができます。

【メリット③】求人ミスマッチ防止


通常の公開求人を求人サイトから見ていくとき
希望条件に合う求人がない場合
何となく消去法で求人を選ぶ人も多いのが
多くの求職者の転職活動の現状です。

「実務経験で身に着けたスキルをいかしたい」
「経験をもとに年収をあげていきたい」
といった思があったとしても
求人サイト上だと実際に上記をなし得られる求人は
数が少なく何かしらを妥協しながら
選考に進むことになってしまいます。

ですが、非公開求人だとここがかなり違います。
一定以上のスキルや経験がある人材を求めていたりと
ある程度企業側の条件とデータ上の求職者情報が
マッチした際のみに公開される
ため
求めている求人情報をピンポイントで
得ることができます。

そのため、消去法で選ぶことはせずに
希望条件に沿った企業を求人サイトや
転職エージェントが提示してくれるため
企業選びのわずらわしさから解放されるのも
非公開求人の良さといえるでしょう。


このように非公開求人には
本気で転職活動をしてる求職者が
転職活動を有利に進められるメリットが多くあります。

ですが、非公開求人を使うデメリットも存在ます。
下記で非公開求人のデメリットをご紹介します。

非公開求人のデメリット

【デメリット①】面接対策が難しい


非公開求人を受ける際に得られる情報は
転職エージェントから共有された求人票と
企業のホームページ情報のみです。

通常の公開求人の場合、
求人サイトの求人情報に加え
募集ポジションごとの社員インタビューや
面接情報サイトから実際の面接内容などを
得ることができるため
面接対策を徹底して行い面接に挑めます。

ですが、非公開求人の場合だと
働き方や条件に関しては
転職エージェントから詳しく知れますが
面接対策に難があります。

そのため、非公開求人の選考時は
以前面接を受けた方が聞かれたことなど
面接対策で役立つ情報を
転職エージェントから聞き
活用していくことが重要
です。

【デメリット②】業務レベルが高い

条件に合う求職者を
ピンポイントで採用するということは
一部の市場価値の高い人材にしか
こなせないといった業務が多いのも
非公開求人ならではの特徴
です。

そのため、企業側からは
高度なスキルや技術、経験をいかして
業務に取り組んでくれることを
期待されるため求められる業務レベルは
自然と高くなります。

ですが、その分給与も高く
キャリアアップスピードも速いなど
目先ではなく長期的な部分で見た際に
メリットは多くはなります。

レベルの高い仕事に抵抗があったり
今後のスキルアップよりも目先の安定性を
選ぶ場合は非公開求人の選考が
デメリットとなる場合もあります。

【デメリット③】募集期間が短い


非公開求人を長期にわたって
求職者に紹介し続けていると
どこかしらで非公開求人の求人情報が
外部に漏れる恐れも出てきます。

そういった情報漏洩を防ぐために
非公開求人は短期間で募集を止め
企業側は求人募集終了を
転職エージェントにつたえます。

もし転職エージェントから
非公開求人を紹介され応募するか否かを
何日も悩んで考えたのち選考することにし
エージェントにその旨を伝えたところ
募集枠が終了しており受けられないことが
多々あります。

このように非公開求人を受ける際は
求人公開期間が短いことを考慮し
自身に合っている求人の場合は
すぐに行動を起こしましょう。

まとめ

非公開求人にも通常公開求人にも
魅力的で素敵な求人は多くありますが
入社後のミスマッチのせいでギャップを感じ
職歴を傷つけないようにするためにも
自己分析を徹底的に行い過去と未来を見据え
「どうなりたいか」から落とし込んだ
長期的な視点を持つことが大事
です。

そのうえで「どうなりたいか」と
過去に得たスキルや技術、経験を
もとに正しい求人選定を
行っていきましょう。

弊社にご相談くだされば
本当に今転職するべきなのか、
今転職するメリット・デメリットについて
親身になってサポート致します。

いつでもお気軽に
ご連絡ください!


いいなと思ったら応援しよう!