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第23・第24回・25回の合同開催では、優勝社以外の6社からも、「電力のHTTの推進」の実現に向けた高度な提案が行われました!

■エントリーNo.2 サウスオブマーケット合同会社

持ち運べる発電所
サウスオブマーケット合同会社が提案したのは、防災備蓄品としての役割を果たすポータブル電源「MONTEK X1000」です。従来製品はコード類やソーラーパネルを別個で持ち運ぶ必要がありましたが、本体に収納できる携帯性が最大の特徴。避難所や電力インフラがない場所で補助電力として活躍し、゛持ち運べる゛発電所として注目されています。また、アタッシュケースタイプのため縦積みも可能。保管時の省スペース化にも役立ちます。

■エントリーNo.3 株式会社EVモーターズ・ジャパン

独自のインバーターを導入することで、消費電力を抑制できるEV
株式会社EVモーターズ・ジャパンは、独自のインバーターを導入することで、消費電力を抑制できるEV車両を展開しています。100万分の1秒でトルクを補正するため、加減速時にも無駄な電力ピークが生じず、スムーズなモーター制御を実現します。こうした技術によって、電力消費量は30%削減できます。また、バスのバッテリーをリユースして非常時には動く蓄電池とするなど、エネルギーマネジメント事業をワンストップで提供します。

■エントリーNo.4 株式会社フォーステック

ソーラーパネルを組み込んだIoTスマートごみ箱
株式会社フォーステックが展開しているのは、IoTスマートごみ箱「SmaGO(スマゴ)」です。容器の上部に敷設されたソーラーパネルで発電・蓄電を行います。作られた電力によって投入されたごみを約5分の1に圧縮するほか、通信機能によってリアルタイムでごみの蓄積状況を管理・分析。これにより、回収作業の効率化につながります。都内に500台を設置した場合、年間56万キロワットの電力削減に相当すると試算しています。

■エントリーNo.5 フォロフライ株式会社

家庭が使用しない時間帯に物流車両を充電
フォロフライ株式会社が提案したのは、電力のひっ迫を解決する低電費EVと、スマートインフラサービスです。物流車両が運行終了後に充電を開始すると、家庭がたくさん使う時間帯にかち合って、電力はひっ迫します。これに対し同社のスマート充電では、家庭が使用しない時間帯に充電を分散します。また、効率的な運行ルート・運行管理を踏まえ、必要な車両にだけ充電して、バッテリー劣化を低減するシステムも導入しています。

■エントリーNo.7 株式会社Ridge-i

在室人数に合わせた次世代型の空調管理システム
株式会社Ridge-i(リッジアイ)は、在室人数に合わせた次世代型の空調管理システムを提供します。商業施設やオフィスでは、人が少ない時でも余分な外気を取り入れるため、空気が無駄に出ていくエネルギーロスが発生します。この空調管理システムでは、エネルギー需要を予測するAIと、エリア別の室温が最適になるように制御する最適制御AIを組み合わせ、在室者数に合わせて最適な外気を導入。冷暖房熱源の消費電力を減らします。

■エントリーNo.8 株式会社G&ECO

路面舗装型の太陽光パネル
株式会社G&ECOは、「太陽光発電は屋根だけじゃない」をアピールしました。一つのソリューションが、路面舗装型の太陽光パネル「ワットウェイ」。厚さはわずか6ミリで、大規模な土木工事を必要とせずに、既存の駐車場と歩道、自転車専用道路などに接着して使います。フェンスなどに設置する太陽光パネルは、表面だけではなく裏面からも光を受けて発電します。こうした技術を活用し、駅のプラットホームへの敷設などを提案しています。


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