金髪のフリーランスディレクターに出会って美容ブランドを作り直すことになった、旅するビジネスマンの話【UPEPO秘話vol.3】
こんにちは。美容オイルや雑貨などを扱う、ナチュラルセレクトショップ「UPEPO」のチーフバイヤー・小林邦宏です。
このnoteでは、ブランドの制作秘話やプロデューサーの旅の思い出話など、UPEPOの裏話をざっくばらんにお話していきます。「公式noteなのに、こんなにぶっちゃけ話をしてもいいの?」と皆さんに思っていただけるような記事を更新していきますので、ぜひフォローしてお待ちください。
さて、ブランドプロデューサー・ALLYさんによるぶっちゃけ裏話からスタートしたUPEPO秘話シリーズ。第三弾の今回は、僕から「ALLYさんと出会ってUPEPOを作ることになった経緯」についてお話したいと思います。ALLYさん視点でのお話は第一弾のnoteでお話されていますが、今回は僕の視点です。
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UPEPOのはじまりは今から約2年前。TABIPPO.Incが運営するWEBメディア『TABIPPO.NET 』のコラムシリーズ、『旅と花』でALLYさんとご一緒したことでした。
月に1回の世界一周をしながら、世界各地で出会った草花や現地の人々について連載するこの企画で、僕がアバウトに書いた文章を丁寧できれいな世界観にまとめてくれたのがALLYさんです(笑)。
この程度ならよくある出会いの話ですよね。しかし、真のぶっちゃけストーリーはここから始まります。
警戒センサーが大作動。金髪のフリーランスディレクターとの出会い
旅と花のコラムがスタートして半年くらい経ったころ。ALLYさんから「この連載の他にも、なにかご一緒できる仕事はありませんかね?」と問い合わせを受けました。
正直に申し上げると、僕が最初に抱いたのは多大なる警戒心です(笑)。
_「もちろん『旅と花』の連載で、しっかりと編集してもらったし、やり取りもスムーズだったけれど、『その他の仕事も』とアプローチをいただいて、本当に裏がないかな。大丈夫かな…?」とそんな感じです(笑)。
手前味噌ではありますが、月に1回世界一周をしながら世界の各地でビジネスを手掛け、人種も文化も異なる海千山千の人々と出会ってきたことによる”警戒センサー”が作動したのだと思います(笑) 。特に先方からオファーが来るときは「なにか怪しいことがあるのではないか?」と疑う信条があったというのも、僕が不安を感じた理由です。
それに当時のTABIPPOさんのコラムは、コロナ禍ということもあってリモートで進められていました。リアルに対面したことのない金髪のねーちゃんは僕にとって怖くもあったのです。そんな僕らの出会い…。
ドキドキがワクワクに。このねーちゃん、おもろいかも!
しかし、お仕事をご一緒した仲です。コラムを書く仕事をしてから「はじめまして」というのも変な感じではありましたすが、「まあ、一度くらい会ってみるか…」と緊張しながらもお会いしてみることにしました。
ドキドキしながらミーティングはスタートしたのですが、コーヒーを飲みながらALLYさんができることや一緒に進められそうな事業について話していると、僕の警戒心はワクワクに変わっていきました。出てくるアイデアや興味をもってくれた経緯の話を聞いていて、素直にピンときたのです。
「この人は単なる“金髪のねーちゃん”ではなくて(笑)、ワクワクするアイデアを持っているに違いない!これは、なにかおもしろいことができるかもしれない!」
まずはUPEPOの前身ブランドである「精油とわたし」のディレクションからお仕事がスタートしたのですが、数か月後、ALLYさんは予想通りワクワクするようなアイデアを僕に持ち込んできたのです。
「小林さん!もう、新しいブランドを作りましょうよ!」
出会ってほんの数ヶ月が経ったころ。ALLYさんに上記のようなことを言われました。驚く一方で「やはり、ぶっとんだアイデアを持ってきたか…(笑)!」と内心微笑みながら思ったことを覚えています。
冷静に考えてみてください。
僕は依頼主で、ALLYさんは仕事をもらった側です。
普通なら、もらった範囲だけで考えて、今までのやり方を活かす程度でできることを探すことでしょう。ですが、彼女は「この仕事、ちょっと今のままでは微妙な気がするから、解体して新しいブランドを作り直しましょう。もっと良いものを届けられるので!」と、たった数か月でやり直しを提案してきたのです(笑)。
↑ALLYさんがリブランディングを提案した経緯についてはこちらの記事をご覧ください
「それは、めちゃくちゃおもしろいかも…!!!」
僕は元々飽きっぽくて新しいことにチャレンジしなくては生きていけない体質。世界一周をしながら現地で感じるワクワクが仕事のモチベーションな小林邦宏のワクワクアンテナに、ALLYさんの発言は非常に引っかかりました。
そんなこんなで、「精油とわたし」のリブランディングを始めることになりました。世界中を飛び回っていたわけでもないコロナ禍で経験した東京での出会いから、ワクワクする仕事が生まれたのは本当にありがたいことです。
UPEPOでの経験で得た教訓
こうして誕生した「UPEPO」
最後に、改めて僕の感じた教訓をお伝えすると…
といったところでしょうか。おじさんの世界観に包まれた45歳が、若い人とワクワクし続けられる仕事ができるということは、とっても刺激的で幸せなことです。
この先のUPEPOも、いままでの45年の人生では知り得なかったワクワクで包まれています。どんなアプローチをするのか?どんな商品を発売していくのか?これから先の展開も益々楽しみです。
ということで、これからもどうぞよろしくお願いします。
次回のアップも乞うご期待!
ちなみに、僕が海外でUPEPOの商品探しをしている様子は、僕のYouTubeチャンネルでもアップしています。ぜひチェックしてみてくださいね。以上、小林邦宏でした。
UPEPOのルームスプレー「ANY WHERE DOOR(ドコデモドア)」
UPEPOが現在販売しているイチオシ商品がこちらのルームスプレーです。
『ドコデモドア』が届けたいのは
「あの日、あの国で感じた心」。
香りにはなにかを思い出させる効果があるとUPEPOは考えています。
この商品は、世界各地を巡るバイヤー・小林が実際に現地で感じた香りと心情をリンクさせて作られています。例えば今回ご用意した『リセット』は、訪問先のインドで、市街地の喧騒から離れたアジアンスパで香ったレモングラスと静かな雰囲気。『クリエイション』は地中海を訪れて仕事をしていたときに見た夕日の情景とベルガモットの香りや、その瞬間に溢れ出したクリエイティビティがリンクしたもの。
使われている原材料も「現地から仕入れたもの」にこだわっており、リセットはインド産のレモングラス、クリエイションはイタリア産のベルガモットを使用しています。オーガニック製品ですので、赤ちゃんのいるご家庭でも使用可能です!
現地で感じた香りと感情を、現地から仕入れた材料によって感じることができるルームスプレー。ここまで身近に世界を感じられる商品は、早々ないのではないでしょうか。
作業に集中したいときから寝る前のリラックスタイムまで、さまざまなシーンの切り替えに使えるドコデモドアシリーズ。コロナ禍で思うように旅に出ることができない今だからこそ、香りによって旅に行った気分をよりリアルに感じてみませんか?
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こちらのnoteでは、ブランドの制作秘話やプロデューサーの旅の思い出話など、UPEPOの裏話をざっくばらんにお話しています。公式サイトやSNS、小林さんのYouTubeでも、「生産者・消費者・私たち(UPEPO)の全員でしあわせのかたちを共有し、循環させる」をモットーに様々な情報を発信しておりますので、ぜひ覗いてみてください👀
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