魚柄仁之助の巣ごもりレシピ 第3回

手間はかけずに時間をかけて  第三回 果物を甘~く、長~く楽しむ秘訣 

おうちに篭っているとストレスさんがやってくる
ヒトはストレスに襲われると甘~いものを食べたくなる
これ、自然の摂理だそうですが、だからと言って
チョコやあんパンの爆喰いなんてNGね
そんな時、ちょい干しフルーツはいかがでしょ

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1.ミカンの類(かんきつ類全般)の皮をむいて、ザルに並べます
これを日当たり、風通りの良いところに置いておきます

図1

1~2日で薄皮がパリッパリに乾きますのでパクッと食べてみましょ。
甘味が増しているのが感じられます。
そのまま一週間くらい放置しても傷みません
傷まないどころか、より甘~くなるんです

2.キウイって、たまに酸っぱいものにあたることがあります
でもだいじょうぶっ
皮をむき、1㎝弱の厚さに切ってザルで干しましょ

図2


3.苺は甘くておいしいし、ビタミンもたくさんある
たまの外出で買った苺ですから、10日間くらい食べ続けられたらいいですね
苺を縦に切ってザル干しすれば、丸一日目から、
セミドライ苺を美味しく食べられるのです

図3

これは切ったばかりのいちご写真です。
3~4日経ちますとギュッと縮んでハート形になってきます

キウイやイチゴは数日間干すと水分が抜けて
甘味やウマミが増してきます
そして噛んだ時の歯触りが「グミ」みたいになるのです。

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この他にりんごや柿などの果物も干す事ができ、
乾せば甘さが増すだけでなく、保存食にもなりますから
おうち篭り生活の手仕事に向いております
ただしっ、野鳥には気をつけましょう!
食べに来るのよ~、ことりさん達が。
ことりさんに取られたくなかったら、干し網に入れて干す事ですね

では最後におさらいです

果物のちょい干し、その秘訣は……


・風通りのいいところを選びましょ
・早く干すには日当たりのいいところがおススメ
・ことりさんにとられませぬよう、気を付けて

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 *参考資料:みんなで体験!台所塾より「干し果物」

図4

(イラスト:堀込和佳)

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今回のレシピも営業部のKさんがさっそくレポートしてくれています!

〜「飛鳥新社営業体験談」第3回〜

今回はゴールドキウイで挑戦してみました。

5ミリほどの厚さにカット、
我が家にはちょうどよいザルが無かったため、電子レンジ用の蒸し器で代用します。

体験1

体験2

体験3

ゴミが入らないように蓋をします。
基本は風通しの良い窓のそば、湿度の高い日は冷蔵庫の中で保管し、完成!

体験4

魚柄先生いわく「よくできました!のはなまる印のようになります。」というドライキウイですが、本当にお花のようで可愛らしいです。

「セミドライフルーツ」は、絶妙な加減が自分で調節できるので、グミのようにもっちりした歯触りと、自然な甘さが美味しいおやつになりました。
さらに、キウイの爽やかさが残っており、市販のドライフルーツにはないフレッシュさも同時に味わうことができます!

お天気がよいこの時期、ほかの果物でも試してみたいです。

えー!冷蔵庫の中で干してもいいというのは驚きですね。
セミドライになったフルーツの食感がとても気になります。日頃から栄養不足にならないようにフルーツは積極的にとりいれていきたいですね。
みなさまもぜひ挑戦してみてください!(編集部A)

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魚柄仁之助先生の台所リストラ術をもっと知りたい方は飛鳥新社のページを御覧ください。


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