魚作商店

創業大正9年、三重県熊野市にある干物屋です。自家製みりんだれ、海洋深層水の塩でつくった…

魚作商店

創業大正9年、三重県熊野市にある干物屋です。自家製みりんだれ、海洋深層水の塩でつくった干物は魚本来の旨味を引き出します。さんまの丸干しがおすすめです。

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三重県熊野市新鹿町で干物を製造している魚作商店です

創業大正9年、天秤棒1丁で始めた初代。 魚作商店のみりん干しの味を確立させた現社長の二代目。 そして私で三代目になります竹内誠一です。 自然豊かな三重県熊野市新鹿町で、新鮮さと風味にこだわった干物を製造しています。 魚作商店の隣には新鹿海水浴場があります。 水質が遊泳場の中でも最高評価の水質AAにランクされており、夏場にはたくさんの海水浴客で賑わいます。環境省の選定する「日本の水浴場88選」、「快水浴場」に三重県で選ばれたのは志摩の御座白浜と新鹿の2つだけです。 自然豊か

    • 新商品「塩味がしっかりする無添加減塩干物」

      知り合いから「最近塩分が気になって干物を控えている」とききました。健康上の理由で干物を食べられないのは、もったいないと思い「塩味がしっかりする無添加減塩干物」を開発しました。 塩分の摂りすぎでどんな悪いことが起こるのかについてほとんど知識がなかったので調べてみたところ、塩分1日の推奨摂取量がかなり少ないことを知りました。現代人の食生活は塩分過剰が問題となっています。塩分過剰により高血圧、腎機能の物低下、胃がんなどのリスクがあります。日本人の食事摂取基準2020年版による

      • 結局炭火!?干物の美味しい焼き方

        美味しい干物を味わうための最後の仕上げ 干物を美味しく焼きましょう! ※干物の焼き方には諸説ありますが、魚作商店はこの焼き方を推しています。 読む時間がない方は結論だけ言います。炭火で焼くのが一番美味しい! コンロ、フライパンでも美味しく焼けるので気になる方は最後まで読んでください。 しっかり解凍する 魚作商店では干物は解凍してから焼いていただくことを推奨しています。時間はかかりますが、冷蔵庫、氷水解凍がおすすめです。 冷蔵庫、氷水に真空パックのままつけて放置! ここで

        • 品質が劣化しにくい干物の保存方法

          干物は生物なのでお手元の干物は早めにお召し上がりください! そうは言っても、余ってしまうことがよくあります。 干物は鮮魚より賞味期限は長いですが、保存のコツがあります。保存方法を間違うとすぐに品質が劣化してしまうので、美味しい干物を食べるための保存方法をご紹介します。 干物の賞味期限 干物の賞味期限は一般的に冷蔵保存で3日間、冷凍庫で1ヶ月くらいです。商品の食品表示を確認していただいた方がいいですが、だいたいそれくらいです。 間違った方法で保存すると、賞味期限より早く品質

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        三重県熊野市新鹿町で干物を製造している魚作商店です

          干物屋が教える干物の解凍

          どうも魚作商店です。 お客様からよく、干物はどうやって解凍したらいいか質問をいただきます。 できるだけ美味しく召し上がっていただきたいので、干物はどうやって解凍すればいいのか。 干物屋のおすすめの解凍方法を紹介します! 解凍すると品質が落ちるのはなぜか 解凍するときに品質が落ちるのはドリップが発生するからです。 ドリップは冷凍した食品を解凍したときに出る水分です。ドリップは食品の持つ、うま味成分、タンパク質、栄養、水分が含まれていて、ドリップが出る量が多いほど品質が低下し

          干物屋が教える干物の解凍

          熊野のサンマ丸干し

          サンマ丸干し サンマを丸ごと塩漬けし、そのまま干して仕上げるのが熊野が生んだ伝統ある「サンマ丸干し」です。 熊野灘で獲れるサンマは脂が少なく、風土、気候が丸干しづくりに適していたことが、熊野地方で丸干しづくりが盛んになったと考えられています。 丸干しは開き干しやみりん干しと違い、素材に刃物を入れないため素材の旨味が外に逃げ出さないので素材の味を丸ごと味わえます。 丸干し製法は干物で最も難しい製法です。塩漬けにして、そのまま干すだけなので誰にでもできますが、素材選びと塩加減が

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          魚作商店の秘伝のみりん干し

          魚作商店自慢のみりん干し。 甘辛い秘伝のみりんダレが素材の旨みを引き立てて、お口いっぱいに干物の旨みが広がります。 お客様にも大変ご好評いただいてるみりん干し、その秘密の一部を公開します。 魚作商店みりん干しの歴史 1920年に創業した初代から試行錯誤してきたみりん干しの味。 1977年に加工場の建設と設備を導入。ボイラを導入し、独自調合のみりんダレの探求は加速します。 1989年に現在のみりんダレが確立されました。今も調合割合は変わっていません。当店自慢のみりんダレです

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