品質が劣化しにくい干物の保存方法

干物は生物なのでお手元の干物は早めにお召し上がりください!
そうは言っても、余ってしまうことがよくあります。
干物は鮮魚より賞味期限は長いですが、保存のコツがあります。保存方法を間違うとすぐに品質が劣化してしまうので、美味しい干物を食べるための保存方法をご紹介します。

干物の賞味期限

干物の賞味期限は一般的に冷蔵保存で3日間、冷凍庫で1ヶ月くらいです。商品の食品表示を確認していただいた方がいいですが、だいたいそれくらいです。
間違った方法で保存すると、賞味期限より早く品質が劣化する可能性があります。干物は保存してると品質が落ちていくので、早めにお召し上がりください。

品質が劣化するのはなぜか

原因の1つ目は微生物や細菌が増加して発生する腐敗やカビです。微生物や細菌は温度、水分、栄養分があることが繁殖条件となっています。
今では浸透しましたが、カレーは冷蔵庫で保存すること。二日目のカレーは美味しいですが、そのまま常温に置いておくと食中毒の原因になる菌が繁殖しやすくなります。
干物は通常、冷蔵庫や冷凍庫で保存しますが常温(約15℃〜30℃)で放置してしまうと、食中毒の原因になる菌が繁殖しやすくなります。

2つ目は酸素と反応することで干物が変質してしまう酸化です。脂質や香り成分が酸化しやすく味、風味が劣化してしまいます。また空気に触れることで乾燥し、水分が抜ける原因にもなります。

品質を保つ保存方法

品質が劣化する原因は主に微生物、細菌の繁殖と酸化、乾燥にあります。これらを対策するための保存方法をご紹介します。

その日や次の日に食べるのであれば冷蔵、それ以外は冷凍庫に入れてください。これで微生物、細菌の繁殖はある程度抑えられます。

酸化、乾燥の対策として真空パックを使うお店も増えています。当店でご注文いただいた場合は、ほとんどの商品を真空パックでお届けしています。お召し上がりになるまで真空パックから取り出さずに、冷蔵庫、冷凍庫に入れてください。
真空パックじゃない時や、真空パックから取り出してもう一度保存するときはラップに巻いて空気に触れさせないようにして、冷蔵庫か冷凍庫へ入れてください。

ちょっとしたことで品質の劣化はゆるやかにできるので、ぜひやってみてください。

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