結局炭火!?干物の美味しい焼き方

美味しい干物を味わうための最後の仕上げ
干物を美味しく焼きましょう!

※干物の焼き方には諸説ありますが、魚作商店はこの焼き方を推しています。
読む時間がない方は結論だけ言います。炭火で焼くのが一番美味しい!
コンロ、フライパンでも美味しく焼けるので気になる方は最後まで読んでください。

しっかり解凍する

魚作商店では干物は解凍してから焼いていただくことを推奨しています。時間はかかりますが、冷蔵庫、氷水解凍がおすすめです。
冷蔵庫、氷水に真空パックのままつけて放置!
ここでしっかり解凍しないと、中まで火が通らない可能性があります。炭火で焼くなら解凍は必須です。

炭火で焼く

炭火は高火力!遠赤外線!燻煙!といった効果があります。
・高火力
安定した状態で約500℃、うちわであおぐと約1000℃まで温度が上がります。よく言われている「強火の遠火」は炭火の火力が強いので距離が近いと焼きむらができてしまいます。適切な距離を設けることで均一に焼き上がります。
温度が高いので干物を冷凍したままだと、中まで火が通りません。炭火で焼くときはしっかり解凍してください。
毎回炭をおこすのは大変ですが、仕上がりが全然違うのでおすすめです。
・遠赤外線
遠赤外線は電磁波なので、空気の流れに影響されません。
火や空気の熱は風によって真っ直ぐ干物に届かないこともありますが、遠赤外線は真っ直ぐ進みます。物体に到達した遠赤外線が干物を加熱し、表面を一気に焼いてうま味を逃しません。表面はパリッと、中はジューシーに仕上がります。
・燻煙
干物の脂が炭火に落ちて煙が出ます。この煙が干物にいい香りをまとわせて、炭火独特の食欲をそそる香りになります。

焼き方
干物を焼く前に網をしっかり余熱してください。魚が網にくっつく原因になります。
干物を解凍して網が温まったら、いよいよ干物を焼きます。
身から焼き、ほんのり焦げ目がつくまで焼きます。焼き色がついてきたら、ひっくり返します。
皮は焦げやすいので、注意してください。
特にみりん干しはよく注意してください。本当にすぐ焦げます。思ってる5倍くらい早いです。皮を焼き始めたらずっと見ていてください。本当にすぐ焦げます。
軽く焦げ目がついたら出来上がり。


休日やBBQをする時に美味しい干物を焼いて贅沢な時間を過ごしてください。

グリルで焼く

干物を解凍して、余熱をしっかりして網を温めます。
火力は中火で身から焼いていき、焦げ目がついたら皮面を焼きます。炭火と同じように皮面は焦げやすいので注意してください。

冷凍したままの干物を焼くのであれば、火力は弱火にして徐々に溶かす感じで焼いてください。

フライパンで焼く

干物を解凍して、フライパンをしっかり余熱します。
フライパンにオーブンシートかクッキングシートを敷き、その上に干物を置きます。シートを使うことで魚の余分な脂を吸収したり、フライパンに干物がひっつきにくくなります。

焼くときにフタをするとふっくら焼き上がります。

焼き方は上の方法を参考にして、焼き時間を調整してください。焼く時間、火加減で焦げ目やふっくら具合が変わってきます。

美味しい干物をお召し上がりください!

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