2019年11月の記事一覧
“唯一、ぜったい”のお守りをくれたあなた
「別にいいじゃん。何がどうなっても、うちは若菜のこと好きやし」
中3の春に友人に言われたこの一言は、臆病なわたしを照らす小さな、それでいて確かな灯りだ。
*
幼少期から、人見知りのない子どもだった。幼稚園に入ったばかりの頃は、別れ際に大泣きして困らせたと母から聞いているけれど、乳幼児期に人見知りが激しくて困ったとは聞いたことがない。
基本的に、人が好きだ。今の仕事にも活きていて、とある人に
「別にいいじゃん。何がどうなっても、うちは若菜のこと好きやし」
中3の春に友人に言われたこの一言は、臆病なわたしを照らす小さな、それでいて確かな灯りだ。
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幼少期から、人見知りのない子どもだった。幼稚園に入ったばかりの頃は、別れ際に大泣きして困らせたと母から聞いているけれど、乳幼児期に人見知りが激しくて困ったとは聞いたことがない。
基本的に、人が好きだ。今の仕事にも活きていて、とある人に