見出し画像

9月20日の手紙 「鵼の碑」読了と作り置きおかず

拝啓

京極夏彦「鵼の碑」を読了しました。
感想を書きたいのですがまだまとまらず、
その余韻に浸っています。

以前ならもっと早く読めたと思うのですが、
今回は読破に時間がかかりました。
グイグイ飲み込むように読むことが出来なくなっています。読了したものの、ちゃんと読めたというよりは斜め読みをしたような気がします。
せめてもう一度読んでから感想を書いた方が良さそうです。
とにかく、作中のお馴染みのメンバーが活躍していて、ほっとしました。
しかも、お馴染みのメンバーではありますが「進化」というか「成長」というか、「変化」があるように感じました。作中の時間の流れと現実の時間の流れは違うものの、彼らも時間の流れの中にいるのです。
京極夏彦先生の筆力を感じます。
この辺りをきちんと言葉にするのにはもう少し時間がかかりそうです。
読み直さないといけません。

余韻に浸りながら、作り置きのおかずを作りました。
1週間分の作り置きなどというものは性に合わないので、少しだけ心の余裕、時間の余裕がある時にだけ2、3品作っているだけです。
数日で食べ切れる量を、アルコール消毒したタッパーに入れます。
1日で食べ切ることもあります。大体は数日もち、あまり美味しくないとしばらく残ります。おかずが1品もしくは2品あるとあとは味噌汁を作って、ご飯があると、相当立派なご飯になりますから楽なことこの上ありません。

よく作る作り置きおかずは
①今井真美さんの焼き豚

オーブン調理で味付けも、ものすごく簡単なのにものすごく美味しいです。
豚肉の塊が安く手に入ったら何も考えず作っておくのが良い一品です。
タレに漬け込んでおくと割と日持ちがします。
食べる直前に魚焼きグリルで温めて食べます。
たけのこなどを共にグリルで焼くとおおごちそうになります。

②大豆のサラダ
これは学生時代に教わった大豆の水煮を使ったサラダ。そのうちレシピを書きます。

③切り干し大根のサラダ
切り干し大根といえば甘く煮るものだと思っている方が多いですが、
サラダにするとパリパリしていて美味しいです。
ネットを検索すればいくらでもレシピは出てきます。

③夏野菜の焼き浸し
夏の間は毎週のように作りました。夏野菜を焼いて、めんつゆを薄めたものにつけたものです。
冷やしうどんなどともよく合います。ズッキーニやパプリカ、ピーマンが安く手に入る頃に作るのがおすすめです。
きゅうりを入れても美味しいです。きゅうりは加熱した方が美味しかったりします。

④ポテトサラダ
我が家にはホットクックがあるのですが、ホットクックでポテトサラダを作ると、驚くほど美味しいです。じゃがいもやにんじんを少量の水で加熱するので、ジャガイモがホクホクしていて水っぽくありません。
玉子入りポテトサラダは、玉子も同時に茹でられるのでとても簡単です。
オンラインレシピをダウンロードして調理が可能なはずです。
パンに乗せても美味しいです。
応用してカボチャサラダもつくれます。

⑤こんにゃくの甘辛煮
こちらもホットクックを利用して調理すると、味が染みて、市販品よりも美味しくなります。
手綱こんにゃくでやっていたのですが、手綱にするのが面倒なので最近は玉こんにゃくでやっています。
鰹節を一振りしておくとさらに美味しい気がします。
メニュー番号39です。
こんにゃくは面倒くさがらずに、下茹で推奨です。
お弁当に入れても美味しいです。

⑥にんじんしりしり、キャロットラペ
にんじんが苦手なのに、なぜか作ってしまう2品。一緒にあげたのは、にんじんを切る過程は同じだからです。とりあえず、にんじんを取り出して洗い、スライサーで千切りにするところまでは同じです。
夏なら、キャロットラペ、心の余裕とたまごがあれば、にんじんしりしりにします。

こうやってつらつらと上げていくと作り置きも結構品数があることに驚きます。
夕飯作りを何とか楽にしようとする試行錯誤が感じられます。
今日作ったのは、ここにあげたこんにゃくの甘辛煮と初めて作った茄子と豚肉の甘酢炒めです。
初めてのレシピは失敗することも多いので絶対に失敗しない定番作り置きおかずと共に作るのがおすすめです。
「鵼の碑」のことを思いながら、作り置きおかずを作るなんて我ながら、小市民的だなぁと思います。
榎木津探偵が知ったらさぞかし、げんなりしてお怒りのことでしょう。
粉砕されてしまうかもしれません。

でも、大人ですからね、生活をなんとか回しながら、小説を楽しむので良いと思っています。何より、生活があってこそ、本を購入できて、読めるのですから。

もう少し「鵼の碑」の世界に行ってきます。
それでは


気に入ったら、サポートお願いします。いただいたサポートは、書籍費に使わせていただきます。