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2024年5月9日 自分で自分の世話を焼けるのが大人


昨日、今日とえらく冷え込んでいます。
涼しいではなく、「寒い」「冷えてる」がぴったりです。
気温を見ると、10度前後。
体感ではその数字より、さらに下のような…。
その上、冷たい風が吹いています。
さして強い訳ではありませんが、冷たい風なので、首や頬にあたると、身体がきゅっと縮こまるようです。
天気は曇りです。陽光も少しばかり差し込んでいますが、明るい五月晴れというものではありません。
雲がたくさん浮かんでいますが、この風なら上空では、雲が流れていっていることでしょう。
上空の雲が移動して仕舞えばもっと明るくなるかもしれません。

これは身体を労った方が良い日だ、と感じます。
生きていると段々とわかってくる、ライフハックです。
こういう日に、適当に過ごすと、風邪を引いたり、めまいが出たりします。
おそらく、身体も物体のひとつではあるので(有機体ではありますが)、急な温度変化は、良くないのです。
急に暑くなるのも辛いものですが、急に冷え込むのは、感染症の危険もあり、より注意すべきなのです。

さて、できるだけの対応をしましょう。、
まずは服装です。
数日前の薄着をそのままにしておいては、体調不良の原因です。
1枚多く、インナーを着る、1枚多く、アウターを羽織る必要があります。
湿度もあるようなので、あまり分厚いものだと、蒸れますから、軽い素材で発熱素材ではない方が良いと判断します。
念のため、貼るカイロも持参することにしました。
使うとは思いませんが念のため。こういう時は念のためが大事です。

水筒に入れたお茶は常温です。
温かいお茶にしておいた方がよかったかもしれません。
ただ、朝の飲み物はお湯、白湯にしておきました。
温かい飲み物を少し飲んでおくことで、ずいぶんお腹が温まったのです。
人類が液体を温められるようになった時、
ひどく感動しただろうなどと思います。
冷え込んだ中で、温かい飲み物を飲むと、かなりホッとします。
生理的な効果より、気持ちに影響するのかもしれません。

寝具を半分、夏物に変えてしまったことは失敗だったかもしれないと
白湯のあたたかさを味わいながら思います。
しかし、明日あたりには、また夏日になるような気もするので
完全に冬物にしてしまうのは危険です。
パジャマにTシャツを追加することで凌ぐことにしましょう。

そして大事なのは食事です。
冷たいもの、常温のものでなく、
温かい食べ物、特に汁物を
メニューに取り入れた方が良さそうです。
昨日は友人と外食したのですが
「もつ鍋」を食べました。温かいスープが本当に美味しかったです。
ぐつぐつ煮える湯気も食事のおいしさの一部だと感じました。
今晩も温かい食べもの、そして消化に良いものを食べようと思います。

1日の最後には、湯船にお湯をはり、入浴剤を入れてしっかりつかりました。
入浴は、効果大です。
行儀は悪いのですが、最近は、湯船の蓋を半分だけしめ、
雑誌を読むことがお気に入りです。
何もないところで、湯船に浸かり続けるということができない性分なのですが
雑誌を半分ほど読むと決めておくと
10分ほどはお湯に浸かることができます。
あまり難しい本だと真剣になってしまうのと
本を濡らすのが忍びなく
最終的には簡単に捨てられる雑誌がちょうど良いようです。
特に、日頃は読まないタイプの本、
女性誌、しかも資産形成特集など読むのが
過度に集中することがなくてよい感じています。
面白すぎる本は、風呂から上がるのがかえって難しくなってしまうので
「そんなことある?」と軽く呆れながら突っ込めるくらいがよいのです。

あとは、よく眠ることでしょうか。
こういう急な気温変化がある時に、12時を回ってから寝るのは危険です。
よく眠っていて体力があるから、気温変化に何とか対応できる訳です。
いまいちと思う日こそ、早めに寝るのが大事です。

気温の変化であれやこれやと自分の世話を焼くのは
面倒ではあります。
どうせなら、どんな環境下でも生きられる最強生物に
生まれたかったです。
しかし、これこそが人間の営みというものかも、とも思うのです。
少しでも心地よく、
そして何より生き延びられるようにやっていく生活というもの、
今、この瞬間、ありとあらゆる場所で営まれている生活に
思いを馳せます。
生活は面倒臭く、生活は地道です。
華やかでも派手でも爽快感もないものです。
でもそれを自分の手で自分に施せるようになったことは
誇ってもいいことなのかも、と思うのです。
自分で自分の世話をできるようになったということは
真実、大人になったということかもしれません。
ずいぶん、遅いですけれども。


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