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ライフハック

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やや繊細な人間が、人生何とかやっていく方法を見つけようと奮闘して書いている記事です。 生活って大変、少しでもうまく乗り切る方法を求めて。
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#エッセイ

9月7日の手紙 仕事着の選び方

拝啓 今朝はグッと気温が下がりました。 まだご陽気に、半袖を着用していますが、 近々、長袖に衣替えしないとダメそうです。 でもその日はいつなのでしょう。 今日ではなさそうでした。 衣替え、ちゃんとやりますか? 学生の頃は、制服の移行があったので、 しっかり 衣替えをしていたおぼえがあるのですが、 大人になってからは、 衣装ボックスに、それぞれ冬用、夏用の服を入れてあるので、そこからさらに移動させたりはしません。 シワになりやすいものはハンガーラックにかけてありますから

9月16日の手紙 X(Twitter)依存を考える

拝啓 夏に完全逆戻りの1日でした。 明るくも厳しい日差しです。 ジリジリと暑く、蝉の声が聞こえないのが、妙な感じです。 昼過ぎになってから干した洗濯物も、瞬く間に乾いてしまい、熱を蓄えるほどです。 日のあるうちは、外に出るのは危険な気がしたので、クーラーの効いた自室でごろごろしていました。 この時間に、「鵼の碑」を読めばよかったのですが、ひたすら流れゆくX(Twitter)を眺めてしまいます。 不景気で不穏で希望のない雑多な情報が、怒りや嘲りとともに奔流となって目の前を流

9月21日の手紙 睡眠について

拝啓 まだ半袖を着ています。 そうすると、腕がすーすーします。 しかし、少し歩くだけで汗をかきます。 インナーまで湿るほどです。 原因は湿度です。 長袖シャツを導入したところで、すぐ汗まみれになるのは目に見えています。 どうしてこんなに難儀な気候なのでしょう。 気温は少し下がっているが、異常に高い湿度があるので、不快指数は変わらないどころか高まっています。 とにかく不快な天候です。 その上、薄鼠色の雲が空を覆っています。 全然楽しくない天気です。 楽しみといえば、昨日作った

9月27日の手紙 失敗について

拝啓 今日はひどく肩がこる日です。 寝違えたのかもしれず首も痛く、スムーズに上を見上げられません。 大人ですからこう言う事態には何度も遭遇しており、あらゆることを試したことがあります。 鍼治療、マッサージ、カイロプラクティック、ロキソニンテープ、電気マッサージ機、漢方薬などです。 どれも効きますが、1番 番効くのは、運動です。 納得いかないが不動の一位です。 もっと効くものがありそうですが、ないのです。一番嫌なものが最も効くと言う事は、人生の中ではよくあり、運動についても

10月2日の手紙 嫌われた時は、まずは落ち着け、茶でも飲め

拝啓 「人に嫌われたくない」「できれば好かれたい」と数年前まではまだ強烈に思っていた気がします。 ようやっとそう言う気持ちが薄くなってきました。 淡く、水彩絵の具が滲んだような秋の夕暮れくらいには、薄くなってきたと感じます。 以前は、ハワイの朝日くらい、そういう気持ちが鮮烈でした。日々、燃え上がっていたと、今なら言えます。 そして、その気持ちの分、「嫌われた」とか「好かれてない」ということを感じ取っていたと思うのです。 そういうことが完全になくなったわけでも、他人がどうで

10月4日の手紙 仕事は人生ではない

拝啓 今日は、予想外の仕事があり、気忙しい1日でした。 起きてしまったことを出来るだけ良い方向に向かわせるためにどうするかを考えて、動いていかねばなりません。 元はと言えば、億劫がって、説明や仕事のつめが甘かったためにそうなったのです。責任がないわけではありません。 朝の段階では、予想外の仕事のことを考えてかなり憂鬱な状態でした。 そう言えば、ここには 料理の失敗の話だとか 肩こりからの失敗の話とか とにかく、失敗の話ばかり書いていますね。 「どれだけ日々失敗している

10月7日の手紙 10代の私へ

拝啓 10代の私へ 今思い返すと、10代の頃、1番怖かったことは、大人になってどうやって生きていけばいいのだろうということだった。 ここで言う「生きていく」は、ただ「生き物として生き残る」という意味ではなく、「糊口をしのげるようになる=生きるためにお金を稼げるようになる」とか、「世の中の仕組みや人間と渡り合う」という意味である。でもあんたの年頃にはそこまで言語化できていなかった。 だから今のあんたは、とにかく、「大人になってどうやって生きていけばいいのだろう」と思って、焦っ

10月29日の手紙 混ぜるな欲望

拝啓 日常生活の人間関係でこじれていることの多くは、自分の欲望と他人の状態や他人の言動を混ぜているからなのではないか、とふいに思いつきました。 ただの思いつきではありますが、わりといい線をいっているような気がします。 ちなみに、これは欲望を否定しているということではありません。むしろ、欲望の重要性を鑑みて、そう考えています。 例えば、ある人が心の底では「ちやほやされたい」と欲望している(思っている)が、自分では気づいていないとします。すると、学校や職場で「ちやほやされ