右脳

右っかわの、脳。本の話をしてみたり、音楽の話をしてみたり、したいと思っています。htt…

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右っかわの、脳。本の話をしてみたり、音楽の話をしてみたり、したいと思っています。http://booklog.jp/users/unou-3

マガジン

  • 時には映画の話を。

  • 音楽をめぐる冒険。

  • 書評入門。

記事一覧

名建築の門をくぐって #001揚輝荘

ドラマ「名建築で昼食を」が素晴らしい。 東京都内の名建築をめぐりながらその設計の妙を味わいつつランチも楽しむという贅沢な時間の過ごし方を提案してくれる。 それだ…

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3年前
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時には映画の話を#002「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」

日本版の予告動画のリンクを貼ろうと思ったんだけど、とにかく「女性」「結婚」がフィーチャーされてて、男の僕が見てもこの映画のテーマはそれだけに絞られていない、む…

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4年前
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時には映画の話を 「イエスマン」

ジム・キャリー主演のコメディ映画。 ストレス発散にはやっぱりコメディ映画。Huluで配信されていたのでずっとマイリストに入れながら、見ていなかった。 ジム・キャリー…

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9年前

MINI 偏愛

自分の人生において、偏愛していると胸を張って言えるものがある。MINIだ。 車やモータースポーツが好きなこと考えると、偏愛とはいえないかもしれない。しかし、このMINI…

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9年前
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音楽をめぐる冒険 #008 Rock 'N' Roll Star/Oasis

言わずとしれた、モンスターバンド。泣く子も黙るギャラガー兄弟のお通りでぃ。 そのふてぶてしさと喧嘩っ早さで世界最強のチンピラに成り上がったリアムと、口の悪さでタ…

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9年前
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2015/05/23 千畳敷カール・陣馬形山

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9年前
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2014/06/14 八島ヶ原湿原

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9年前

音楽をめぐる冒険 #007 Hard to Say No/The Strypes

我が第二の故郷、アイルランド(学生の時留学した)出身のバンド、The Strypes。 まず、若い。まだ全員未成年(多分)。それでいてこの渋さを体得しているのは革命的。もちろ…

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9年前
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音楽をめぐる冒険 #006 Knock Yourself Out/Jon Brion

数々の映画音楽を手掛けるプロデューサー、Jon Brion。この曲はI Heart Huckabeesのサントラから。 映画音楽として、映画世界を確かに彩りつつしかしこのあふれんばかりの…

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9年前

マグナース!アイリッシュサイダー!アイルランド留学時代の思い出の一品ですね。

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9年前

音楽をめぐる冒険 #005 Last Autumn/tricolor

和製アイリッシュバンド、tricolor。 トラッドなアイリッシュもオリジナル曲も、ちゃと、と言ったらおかしいかもしれないけど、ちゃんとアイリッシュしてて、チーフタンズ…

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9年前
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音楽をめぐる冒険 #004 Seven/Blake Mills

いつも私の涙を誘うのは、レコードの7曲目。 ってその歌い出しだけで、物語を感じる。村上春樹作詞かっていうくらい。 文学的な詞だと思います。アメリカ文学を感じる。 …

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9年前
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音楽をめぐる冒険 #003 塚本浩哉/Anothe Great Day to Be Alive

くるり電波で岸田繁さんが紹介していた塚本浩哉さん。アメリカ在住のギタリスト。 アルバム"Places"は、朝聞いてよし、昼聞いてよし、夜聞いてよし。心が休まる。 荒涼と…

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9年前

本人に、意欲がなければ人は育たじ。

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9年前

音楽をめぐる冒険 #002 Fruit Bats/Tony The Tripper

「ここではないどこか」って言葉、自分にはしっくりこない言葉だったけれど、この曲を聞いて心に浮かんだ風景が、「ここではないどこか」だなって感じられた一曲。(うまく…

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9年前

書評だけじゃ間が空きすぎるし、好きな音楽の話を気まぐれにしてみよう。

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9年前
名建築の門をくぐって #001揚輝荘

名建築の門をくぐって #001揚輝荘

ドラマ「名建築で昼食を」が素晴らしい。

東京都内の名建築をめぐりながらその設計の妙を味わいつつランチも楽しむという贅沢な時間の過ごし方を提案してくれる。

それだけでなく、建物のガイドを受けている時と台本に則った演技をしているときの境目がない自然な演技をする池田エライザに脱帽する。

東京都庭園美術館、山の上ホテル、武相荘…このドラマが輝きを放つ一方、都内に住まない自分の心の中に一抹のモヤり…こ

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時には映画の話を#002「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」



日本版の予告動画のリンクを貼ろうと思ったんだけど、とにかく「女性」「結婚」がフィーチャーされてて、男の僕が見てもこの映画のテーマはそれだけに絞られていない、むしろもっと普遍的なものだと思ったから、やめた。

商業的成功は映画製作の一つの正解だと思うけど、この売り出し方はちょっと賛同できない。

御託はいいとして、とにかくこの映画は素晴らしかった。

画面の美しさ、カメラワーク、美しいBGM、映

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時には映画の話を 「イエスマン」

ジム・キャリー主演のコメディ映画。

ストレス発散にはやっぱりコメディ映画。Huluで配信されていたのでずっとマイリストに入れながら、見ていなかった。

ジム・キャリー主演でコメディ、ったら外さないだろうと全幅の信頼を寄せつつ鑑賞。

期待を裏切らない!感想はもう、サイコーとしか言いようがない。

親友の誘いにも、家でDVD見たいがために言い訳つけて断っちゃうような男が、人に(ムリヤリ)連れて行か
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MINI 偏愛

MINI 偏愛

自分の人生において、偏愛していると胸を張って言えるものがある。MINIだ。

車やモータースポーツが好きなこと考えると、偏愛とはいえないかもしれない。しかし、このMINIを売っちゃって他のクルマに乗ることなんか考えられないという点から、偏愛しているといえると思う。

MINIに乗り始めたのは、19歳。そう、免許をとってはじめに乗り始めた車がすでにMINIだった。免許を取って、さあお年玉貯金とバイト

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音楽をめぐる冒険 #008 Rock 'N' Roll Star/Oasis

言わずとしれた、モンスターバンド。泣く子も黙るギャラガー兄弟のお通りでぃ。

そのふてぶてしさと喧嘩っ早さで世界最強のチンピラに成り上がったリアムと、口の悪さでタブロイドにネタを提供し続けるノエル。兄弟喧嘩でバンド解散してしまうしょうもなさが、「俺達やりたいようにやってるぜ」と言わんばかりで好き。

今更語る必要もないくらいに地位と人気を得てる彼らの音楽に救われる人は数多いのではないだろうか。何を
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音楽をめぐる冒険 #007 Hard to Say No/The Strypes

我が第二の故郷、アイルランド(学生の時留学した)出身のバンド、The Strypes。

まず、若い。まだ全員未成年(多分)。それでいてこの渋さを体得しているのは革命的。もちろん技術的にも文句なんてつけさせねーぜってくらいうまい。R&B、ブルース、ロックンロール。どこにカテゴライズしたらいいか悩む、懐かしさと新鮮さを同居させるサウンドはやっぱり革命的。

Noel Gallagherがファンを公言
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音楽をめぐる冒険 #006 Knock Yourself Out/Jon Brion

数々の映画音楽を手掛けるプロデューサー、Jon Brion。この曲はI Heart Huckabeesのサントラから。

映画音楽として、映画世界を確かに彩りつつしかしこのあふれんばかりのポップセンス。映画見たことないのにすっかりこの曲に魅せられています。

Meaninglessというアルバムがリリースされ、映画というバックグラウンドを持たない彼の音楽を存分に楽しめる一作になっています。

なっ
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マグナース!アイリッシュサイダー!アイルランド留学時代の思い出の一品ですね。

音楽をめぐる冒険 #005 Last Autumn/tricolor

和製アイリッシュバンド、tricolor。

トラッドなアイリッシュもオリジナル曲も、ちゃと、と言ったらおかしいかもしれないけど、ちゃんとアイリッシュしてて、チーフタンズやルナサやカレン・アッシュブルック好きな僕も楽しめました。

それでいてオリジナル曲はやっぱり日本人にわかりやすいキャッチーさがあって、アイリッシュの入り口にもいいのではないでしょうか。

最新アルバム「旅にまつわる物語」は、遥か
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音楽をめぐる冒険 #004 Seven/Blake Mills

いつも私の涙を誘うのは、レコードの7曲目。

ってその歌い出しだけで、物語を感じる。村上春樹作詞かっていうくらい。
文学的な詞だと思います。アメリカ文学を感じる。

曲調もゆったりしていながらドラマチックで読書の供にとても良い。

Blake Millsも、くるり電波で紹介されていた。確か、プロデューサーだけど自身もギタリスト、っていう人を紹介していた時のうちの一人だった。

Jon Brionと
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音楽をめぐる冒険 #003 塚本浩哉/Anothe Great Day to Be Alive

くるり電波で岸田繁さんが紹介していた塚本浩哉さん。アメリカ在住のギタリスト。

アルバム"Places"は、朝聞いてよし、昼聞いてよし、夜聞いてよし。心が休まる。

荒涼とした大地、連なる山々、波立つ海原と、心に浮かぶ情景は自然、あるいは地球。広々として、穏やか。あたたかで、鮮やか。

ギターの音色が優しく綺麗に響きます。

本人に、意欲がなければ人は育たじ。

音楽をめぐる冒険 #002 Fruit Bats/Tony The Tripper

「ここではないどこか」って言葉、自分にはしっくりこない言葉だったけれど、この曲を聞いて心に浮かんだ風景が、「ここではないどこか」だなって感じられた一曲。(うまく言葉にできなくてもどかしい)

アルバム「Tripper」の一曲目。よく通るギターサウンドと、軽やかなメロディーと、ハイトーンのボーカルが空まで突き抜けていく。ジャケットの草原も美しい。アルバム全体を通して旅や冒険や自然を想起させてくれる、
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書評だけじゃ間が空きすぎるし、好きな音楽の話を気まぐれにしてみよう。