30歳の新卒社会人 パート2
こんにちは、croです。
前回パート1でアメリカ留学から卒業までをお話ししました。
30歳の新卒社会人 パート1
今回は、就職活動から会計事務所入社までをお話しできればと思います。
・アメリカでの就職活動
アメリカで就職を考えなかったのかと思う人もいるかと思います。
留学生にとってもアメリカで就職することはなかなかハードルが高いのが現状です。
留学後アメリカに残る方法としては、
・専攻知識を活かしてアメリカの企業に雇ってもらう
・日本企業のアメリカ法人で雇ってもらう
・アメリカ人と結婚する
起業する等の方法もありますが、学生が現実的に捻出できるような資本金ではなかったと思うので省略します。
卒業後、アメリカにある企業で外国人が働くためには
OPTを取得する必要があります。
Optional Practical Trainingの略称で
アメリカの大学を卒業する際に申請し5万円弱のお金を支払うことで
基本的には取得でき、1年間アメリカで働くことができます。
アメリカにあるアメリカ企業だけでなく日本企業に就職する際にも、取得しなければなりません。
しかし、1年後就職先の企業が更新費用を払って更新する必要があります。
そのため、インターンのような意味合いが強いものになっています。
私の場合、
・卒業時29歳でしたのでインターンのような制度(OPT)を利用する選択肢はなかなかにリスクがあることだったこと
・心理学部は大学院まで卒業して初めて仕事の幅が広がるため、学士の私にとってアメリカ企業が雇ってくれる可能性はほぼ0%(実際、有名コンサル会社等に応募はしてみましたが。。)
この2つのポイントで日本で就職することを選びました。
アメリカで働きたいのなら、しっかり長期を見越して考えるべき
・日本での就職活動
アメリカは卒業シーズンが1年に2回(5月と12月)あります。
日本の卒業シーズンと少しずれています。
私は12月卒業だったので、すでに新卒採用は来期としている企業がほどんどでした。
そのため、1月に帰国した私は初めに中途採用での就職活動を帰国1日後に始めました。
当時はアメリカで飲食店を開きたい(今も…)と考えていたので、
直接的な思考から飲食業界を中心に就職活動してみました。
いつくか受けて全て採用されるわけです。
しかし、採用通知を家族に見せたところ思ったような反応が返ってこない。。
まぁ家族とすれば、「アメリカの大学を卒業して、飲食業界って。。」と思うところだったのでしょう。
あまりに家族に反対されるものだから、
ここは就職の考え方を変えてみようと思いました。
私はアメリカで飲食業をやってみたいが、料理人やウェイターをやりたいわけではない。
会社って、料理人のような技術者もいれば会社運営をする管理者もいるなぁ。。
ならば、会社の経営管理を経験できるような会社にしよう!
日本でくすぶっていたときに簿記の資格を取っているし、
会計の仕事で会社経営をしている会社にしようと思い、
一つの会計事務所に入社します。
会社は星の数ほどあるので急ぐことはない
・会計事務所へ入社
その会計事務所は世界に進出している会計事務所で、
会計を通じてお客様のサポートをしているというような企業でした。
簿記の資格を持っていて、英語も話せるので私としては活躍の場は大いにあると考えての入社でした。(家族にも会計の仕事ならば報告しやすいのでw)
しかし、入社してみると研修はなく朝から晩まで営業電話。。
それでも当時は戦略的に電話をして誰よりも新規のアポイントメントを取っていました。
その甲斐あってか、3週間後会社のトップから2ヶ月後、
インドへの駐在員赴任司令をゲットします。
(ここで気付くべきだったように思います。なぜ、新卒で幹部として海外へ行くのかを。。)
会社の雰囲気などからやばい会社なのは薄々気づいてはいましたが、それでも幹部として海外赴任(インドは最大拠点)できるなんて!と心は踊りました。
・どんな会社経営を任されるのか?
・どうやって結果をだそうか?
・給与はあがるのかな?
インドでの駐在員生活は、ある意味刺激的でした。
(インドに行くと人生観が変わる言いますが、そんなことはなく。。)
赴任前に期待していた上の3つのポイントは、なにもありませんでした。
自分で考えて動けることはほとんどなにもなく、、
前任者不在で会社すら把握していない問題の嵐、、
インドの高い所得税による収入減、、
インドでの生活も
毎月発生する大型クレームを乗り越える日々、
休みなく深夜まで働く環境、
駐在員との最大6人のルームシェア、
(結局、タージマハルに日帰りで行ったのは帰任2週間前)
そんな日々でも新卒社会人は頑張れてしまうのです。
しかし、転機は突然訪れます。
トップから過去の未払法人税を
私のポケットマネーから支払うよう
命じられてしまったのです。
理由は報告していなかったから。
報告どころか私も把握すらしていなかった。。
転職しよう、、
そして、何より法人税は法人が負担しろ!
帰国を決意した瞬間でした。
こうして、私は帰国の意を伝え、転職活動を始めることになります。
頑張ろうと思えば頑張れる
・まとめ&ポイント
・人生設計はしっかりするべき(アメリカ)
・選考で落ちても落ち込まないこと(就職活動)
・人はやろうと覚えばやれる。でも過労死する。(インド赴任)
就職活動って重要です。
生活に直結しますから。
自分がどうありたいのかどうなりたいのかを考えて社会人になるといいと思います。
私は、アメリカで就職できなかったり、インドでとんでもない目にあいましたがいい経験はできたと思います。
ある環境に置かれたときに、
これは自分にとってどんなメリットありそうかな?
と考え、ゴールに向かって行動することが重要なんだと思います。
お読みいただきありがとうございました。
明日は転職活動編です。
またお読みいただければ嬉しいです。
cro
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?