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モラトリアムなんだと言っていた

倫理の先生が……

高校時代に選択教科のなかで、文系選択を選んでいた。その中のひとつに「倫理」があって、
割と嫌いではない授業のひとつだった。


倫理というのは歴史上の偉人の話とか宗教、哲学を古代から近代までの思想を学んだりする授業で、人としてみたいなことを学ぶ感じだと思う。


同じ授業を受けていた同級生はアリストテレスとかプラトンとかに感銘を受けていたような記憶がある。


教科書以外にさまざまな脱線した話の中で、
大学進学について話していたことがあった。

中学卒業で社会へ飛び出す人、高校卒業の人、それより先に進む人など色々な考えがあって、
その先の進路を検討するといいが、先生はモラトリアムとして、大学進学を選んだと。


高校時代はやりたいこともあんまりなくて、
とりあえず大学行って、その間で考えよう!みたいな感じで、大学の講義などを受けているうちに人に教える仕事をしよう→教師だ!となったと話していた。


確かにみんながみんな、やりたいことを見つけて、進学するとは言いきれないし、四年間のモラトリアムのために、進学するなんて人も少なくないはずです。


そこで、大学進学の理由を考えてみた。

・ 将来の視野の広げるため
・ やりたいことを見つけるため
・ 交友関係、人脈を広げるため
・ 専門的な知識のまめ

などなどが考えられる。
そこの結果として、得られることは実際問題として人それぞれだと思っている。


結局は本人のやる気次第なのだ。
親としてはお金もかかることだけど、子供の将来のために~とかやりたいことがあるなら~みたいな感じではあるかもしれない。


ただ、本当にやりたいことがあるなら、
大学に行かない取れない資格などがない限りはなんとでもなるのではだろうか。 

という考えにたどり着いたとして、
このモラトリアムの答えはなんなのか。


個人的に考えるその答えは、
将来への選択肢を増やすためなのではないかということです。

時間を自由に使える、人脈を作れる環境にある、さまざまな知識を得ることが出来るなどを
総合的に判断した結論は、「A」・「B」の2択を
「C」を増やしたり、「D」「E」……と選択肢を増やすことで、生きる術を見つめる時間。

それがボクが出した答えです。

ご清覧ありがとうございました。
request by Alan smithee


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