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観光案内所をアップデートする

瀬戸内うどんカンパニー株式会社で、共にビジネスプロデュース運営している地域の魅力とあなたを繋ぐ飲食店メディア「hand in hand」をご紹介します。


■はじまり:どのようなことをしたいのか

今回の私たちの課題は「香川県三豊市にある父母ヶ浜海岸へ来てくれる観光客の人が海岸でインスタ写真撮影をして、すぐに高松など他市へ移動してしまい、父母ヶ浜以外の三豊市の魅力を知らずに逃してしまっている点」を改善しよう。

つまり、「父母ヶ浜海岸へ来てくれた観光客が、海岸を起点として三豊市の魅力的な場所・お店へ立ち寄ってもらうドラマ(アクション)を起こす可能性をあげる。きっかけや動機をつくる。それが実現していくと、地域に外貨(外からのお客様のお金)が落ちていき、観光客も地元の魅力を知り体感することができて凄く喜んでもらえる。地元の地域活性へつながる。」

このストーリーに近づくために、何ができるか考えました。


■観光案内所をアップデートする

課題を解決するために「父母ヶ浜海岸に観光案内所を作ればいい!」
シンプルに簡単に考えるとそうなるかもしれませんし、観光案内所も絶対あった方が観光客にとってとても親切です。

しかし、観光案内所は、お客様が自分から遠方から時間をかけて、そこにいく動機、そこにいくドラマはありません。観光客にとっては、観光地に行ったら、観光案内所がたまたまあったから寄る場所かと思います。

観光客にそこにわざわざ行く動機やドラマが必要。
今回は「あのお店で食べたい!(知ってもらう) → ハンドインハンドに食べに行こう(わざわざ行きたいと思ってもらう、ドラマが生まれる。) → こんな美味しいものあったんだね!(実際にお店で食ベる。インスタ映えも楽しんでもらう。)→お土産買っていこう!他のも食べたい!(店を起点として、三豊市のお店へ行動を起こしてもらう)」
このように観光案内所の要素も入った ”飲食店メディア”という新しいコンテンツアイデアを考えました。
既存の観光案内所を、”食べる”というドラマ(動機)をあたえ打ち出す事で、観光案内所をアップデートしていくきっかけとなればいいなと思っています。


■地域の魅力とあなたを繋ぐ飲食店メディア『hand in hand』

地域の魅力とあなたを繋ぐ飲食店メディア『hand in hand (ハンド イン ハンド)』を 2019年4月27日(土)に香川県三豊市の父母ヶ浜海岸にオープンしました。

『hand in hand』は、父母ヶ浜海岸から車や徒歩ですぐに行ける近隣の飲食店や生産者・直売所から食材を仕入れ、地域の魅力がたくさん詰まったフードとドリンクをテイクアウトでご提供します。シェフが食材の魅力を最大限に味わえるようにプロデュースした商品をご用意。地域の生産者と手に手を取って飲食店メディアの取り組みを行っていきます。

お店は、snow peak の住箱を使用しています。素晴らしくかっこいいです。目の前の父母ヶ浜の景観、空気、時間、海、空、光、風、匂い、全てが心地よい。


■父母ヶ浜ついて

父母ヶ浜は、香川県三豊市にある日本のウユニ塩湖とも呼ばれ、その美しい夕陽は「日本の夕陽百選」にも選ばれる話題の海岸です。

干潮時に風がなく水面が波立たなければ、砂浜にできる潮だまり(水たまり)に、天空を映し出す鏡のような光景を見ることができます。さらに夕方の頃には一層美しい光景が広がります。

瀬戸内海の天空の鏡。一度は訪れたい絶景フォトスポットです。
スタッフが夕方に撮影した写真です。すごいです。

■名前の由来

「hand in hand」 という意味は「手に手をとって」「協力して事にあたろう」という意味です。

私たちの想いである三豊市の生産者同志をつなぎ、お客様と生産者をつなぐ。三豊市のアンテナショップとして、観光の中心起点として、手に手をとって、活動していきます。ということを名前でストレートに伝わってほしいと思いました。

普段東京にいる私が、父母ヶ浜を知り、来てみて、感じた時間。ここには、目には見えない、大きな価値があると思いました。hand in hand PAPER No.1 のチラシコピーに、hand in hand をあなたにも感じてほしい、あなたの大切なひとと共有してほしいという、私からの想いも少し込めました。

手に手をとって歩く時間
一緒に美しい夕陽をみれるといいな。一生に残る写真が撮れるといいな。
気になるお店までちょっとだけ歩こう、手をつなぎたいから。

■ここでしか味わえない美味しさのメニュー!地域の魅力が詰まったフードとフレッシュジュース!

フードメニューは、香川県西部山中にある緑ヶ丘牧場のおいしい空気・飼料・水で少数の頭数だけをストレスの少ない環境で育てた旨身に甘さがあり肉質は柔らかく美味しい食感を味わえるブランド“讃玄豚”を使った「讃岐の玄人集団がつくったこだわり讃玄豚のカツサンド」

香川県観音市の伊吹島のいりこ粉末といりこ出汁がたっぷり染みた「伊吹島の濃厚いりこうどんサンド」

低カロリー・低コレストロール・低脂質・高タンパクとトップバランスの浪越養鶏場“父母ヶ浜・Sたまご”をたっぷり使った「父母ヶ浜の夕陽のようなたまごサンド」

瀬戸内の温暖な気候の中で太陽の光をいっぱい浴びて育った、果汁があふれる甘さと香りが口いっぱいに広がる“さぬきひめ”をクリームホイップにのせた「さぬきひめのいちごとふわふわ瀬戸内クリームサンド」など。

パンは三豊市で自然や風土・文化・四季を感じる居場所づくりと、心豊かに 衣・食・住を愉しむことのできる「暮らしのパン 日々」など、地元のコッペパンを使用しました。


ドリンクは、地域の農家産直の果物と野菜を、新鮮なままフルーツジュースと野菜ジュースにして、「三豊のボイセンベリー」「さぬきひめのいちご」「曽保(そほ)のみかん」「産直ほうれん草」「産直キャベツ」など。

「三豊のボイセンベリー」はブラックベリーとラズベリーの掛け合わせた木いちごの仲間で健康果実として今注目されています。目にいいといわれるアントシアニンや葉酸・食物繊維・ミネラル類などが豊富に含まれバランスよくビタミン類を摂取するのに適したフルーツです。

メニュー内容は、季節の旬な食材を使ったものに色々と変わっていきます。美味しいものを美味しいときに。今は、瀬戸内レモンスカッシュのさっぱり系が人気です。美味しく召し上がれ。
もちろん、アルコールもあります。
自家製の瀬戸内レモンサワー、瀬戸内ハイボールは海と夕陽をみながら最高すぎて、なんとも表現が難しいくらいです。ほろ酔いながら、自然の空気に身をゆだねてみてください。

■食材/パートナー店舗情報(一部です)

hand in hand で食べた後には、ぜひそれぞれのお店に行ってみてください。
美味しいものがまだまだたくさんあります。今後、ご紹介できる店舗も増やしていきます。

A:いりこ/渡海屋(三豊市仁尾町仁尾丁1446-3) tel: 0875-82-3864
B:パン/伊藤製パン所(三豊市仁尾町仁尾丁347)  tel: 0875-82-2240
C:父母ヶ浜・Sたまご/浪越養鶏場(三豊市仁尾町仁尾乙2490-5) tel:0875-84-7720
D:曽保のみかん/みかんの里(三豊市仁尾町仁尾甲1206-1) tel:0875-82-4924
E:讃玄豚/ミートピアサヌキ(三豊市高瀬町新名475-1) tel:0875-72-3101
F:パン/暮らしの森(三豊市豊中町本山甲853-6) tel:0875-23-6711
G:ボイセンベリー/道の駅 たからだの里さいた(三豊市財田町財田上180番地6)tel:0875-67-3883

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■地域の魅力とあなたを繋ぐ飲食店メディアとは? -観光活性化モデル-

地域の魅力とあなたを繋ぐ飲食店メディア『hand in hand』は、通常の飲食店ではなく、観光の中心拠点としてのメディアの役割も果たす飲食店となります。地域の生産者、飲食店、直売所などの特産品やこだわり食材を仕入れ、オリジナル商品開発をして『hand in hand』で販売しています。

お客様には『hand in hand』来店をきっかけとして、地域の魅力を知って頂ける場となっています。お客様は、知って、食べて、お気に入りの魅力を発見し、店舗から近隣にある、それぞれの「お店」へ足を運んでもらえるように取り組んでいきます。

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■メディアに取材掲載されました

また、後日まとめますので、そちらをみてくださいね。
お店のことをどのように取材して頂けて、掲載されているのか。私たちの想いが伝わっていくのか。多くの皆さんに知ってもらうために、メディアの皆様の応援やお力は強力なパワーとなり重要です。

★★7月4日追記です★★

■店舗情報

店名:『hand in hand(ハンド イン ハンド)』
住所:三豊市仁尾町仁尾乙203番地3(父母ヶ浜海岸)
営業時間:11時〜19時 (※売り切れ次第終了)
定休日:不定休
Instagram:@handinhand_net

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『hand in hand』は3人で立ち上げた飲食店型メディアという新しい飲食店型コンテンツです。始まったばかりですので、ビジョンを実現するために、これから成長していきます。

父母ヶ浜と共に、三豊市と共に、地元の生産者・企業と共に、地元の方々と共に、想いを伝えていけるブランドにしていきたいと思います。


皆様からのサポートは、新たな企画アイデアをアップデートし、新たな価値を提供する取り組みに活用させて頂きます。