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働くことが楽しいって人が思ってる状態を作りたい人

たらこ唇で悩んでいたことあったんですよね、10代、20代、のころかな。彼女から言われて、えー、やだなー、私qbcってたらこ唇なんだなー、言われたことなかったよ、みたいな感じで。
そういうこと気にして気にして気にして気にして気にして、でも30代ころになったらそういうのぜんぜん気にならなくなりましたね。感受性というものが失われていった成果でしょうか。わかりませぬ。
というわけで、そういう小さなくよくよお悩みなんていうものが、30代を過ぎて薄れていくというようなことはよくあることで、それはお仕事の範疇でもそうなんですよね。
仕事っていう場面に出ると、今まで同世代の多かった環境から、上は60代までの世界になりますから、そこで感じたのは、あー私ってそんなに優れた人間ではないんだな、ということですね。で、そういう環境だと、くよくよお悩みが増えるんですよね、人と比べちゃって。同世代だけではなく、上の世代の経験値がぜんぜん違う人と比べちゃってね。
ことほどさように若い者は苦悩懊悩するわけです。ざんねん。
高度な知識社会になった現代では特にそれは顕著なように思うよね。
というところで、仕事、生活、人生について質問するのはChatGPTみたいな人格ないもの相手のほうが楽だと思うんだけど、どうです? AIから教育を受ける時代はディストピアですか? どーなんでしょーね!
ということで無名人インタビューがスタートです!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】

今回ご参加いただいたのは うっちー さんです!


現在:能動的な充実の楽しさっていうのを感じる人を、近しいところから増やして、働く楽しさを感じる人を増やしたい

永田:なにをしている人でしょうか?

うっちー:働くを楽しんでいる人を増やしたいっていうのを思っていまして。
仕事としては学生向けの就職支援をしています。学生さんと面談をしてその方の自己分析をお手伝いして、それぞれの適職を見つけて、ご紹介して、選考の対策を一緒にやって就活終了まで支援していくような仕事をやってて。その過程で、働くことにマイナスイメージを持ってる方が非常に多いっていうことを知りました。

僕自身も実は元々学生のときは働きたくないなと思いながら就活をしてたタイプだったんです。大人を見ていても楽しくなさそうで。とはいえ働かないと生きていけないので、最低限何の為に働くかを明確にする思考になり、結論「安定」だなと。ただ終身雇用が破綻した現代に安定している会社がないなと思ったので、いち早く成長さえできればその後会社がなくなっても生きていけるという一番の安定だろうみたいな考えで、今の会社選んだんです。沈まない船がないから泳ぐ力をつけようみたいな。

なので新卒1年目は全然自分が働くを楽しめてなかったんですが、良い上司に巡り合えていたのでしっかり育ててもらい自分の成長を感じ、その成長が顧客の為になっていく経験をし働くのが楽しいなっていうふうに思えるようになってきたんです。
もともとは「意識低い系」なので、学生さんたちを見ると過去の自分を見ているような感じがすることも多いんです。自分はたまたま上司のおかげで仕事の楽しさに気づけましたけど、みんながそういう人に出会えるかもわからないんで、少しでも自分と出会ったことで働くっていうのを前向きに捉えていいのかなって思ってほしいなと思って、就職支援をやっています。

その延長線上みたいな形で、たまたま縁あって、高校の中でキャリアの授業を1回僕の前任の引継ぎで担当したことがありまして。それがテンプレの履歴書の指導みたいな形だったんですね。

永田:はい。

うっちー:その資料を元に履歴書講座の授業を高校生にしたときに、何もささってないし、ぽかーんってなってるしっていうのを見て、そらそうやなと。自分高校生のときそんなもん考えてなかったし。高校卒業して就職するとしても考えてへんやろなと思ったんで。
授業後、ちょうど教頭先生が話聞いてくださったんで、逆に提案をし返して。授業をこういうカリキュラムに変えた方がいいんじゃないかってことで、自分でカリキュラムを組んで、4分割とか4構成ぐらいにしたらどうですかっていうのを言うと、じゃあやってくださいって言ってもらえたんで、社会人とはみたいなところから、就活の心構えのところからみたいなのを自分で勝手に授業を作って、高校生にお話をするっていう機会をもらいました。

永田:はい。

うっちー:プライベートでは、Twitterとかnoteとかでも、仕事を楽しむための考え方の発信をしています。あとはインスタで、毎日1個歌を投稿してるんですよ。高校生ぐらいからずっと歌うことが趣味でして。
この趣味の面白さと仕事を楽しめるって、似てるなって思っていて、いきなり仕事を楽しもうっていうと、意識高い発信に敬遠する人もいるのかなと思うので。
まずは、趣味を動画視聴やゲームみたいに消費するっていう楽しさじゃなくて、能動的に取り組んで積み上げる楽しさを感じる趣味を自分もやってみたいなっていう人が増えれば、その人たちって多分仕事を楽しめる人とイコールなのかなというのは考えていて。なんでそういう入口からも働くが楽しいに繋がったらいいなと思って活動しています。
(よければ見てみてください)

うっちー on Instagram: "寒い時期に聴きたくなるシリーズ🎧 #僕らをつなぐもの #秦基博 #毎日投稿 #561日目 #ミックスボイス練習中の人と繋がりたい #ミックスボイス練習中 #ミックスボイストレーニング #ミックスボイスの出し方 #ミックスボイス出来ない人と繋がりたい #歌ってみた動画 #歌ってみた#歌ってみた投稿してる人と繋がりたい #歌うの好きな人と繋がりたい#歌うの好きな人と仲良くなりたい#カラオケ好きな人と繋がりたい #カラオケ好きと繋がりたい #歌い手好きと繋がりたい #歌い手 #cover #歌ってみた動画 #音楽好きな人と繋がりたい#ギター弾語り#邦ロック好きな人と繋がりたい #邦ロック好きと繋がりたい #歌上手くなりたい人と繋がりたい  #毎日投稿チャレンジ #ミックスボイス" 39 likes, 0 comments - streanick on October 10, 2023: "寒い時期に聴 www.instagram.com

すみません。めちゃ長く喋ってしまいました。。

永田:ありがとうございます。メインの活動はどの活動になるんですか。

うっちー:お金もらって一番長く活動してるので就職支援ですかね。

永田:その就職支援活動で何か最近楽しかったことはありますか。

うっちー:自分の思いが伝わったなっていうふうに感じるところなんですけど。いくつか例があって、一つは就職の支援ということで、入社されたら会社から命じされてる業務範囲としてはもう終わるんですが、その後、相談くれたり、成果だした・昇進した報告をくれる人が一部いて、ちゃんと自分の思いって伝わってるなみたいなのを感じる例があったりとか。

あとは就職活動が終わって、就職するまでの間に、ただ遊ぼうじゃなくて充実するためにも、能力開発に励もうと思いましたっていうふうに、僕の面談を通して思ってくれる学生さんがいたので、それもまた楽しい、嬉しい、みたいに思いましたね。

あと高校生への授業の感想で社会人になることが少し楽しみになったというコメントもとてもうれしかったですね。

永田:そういったうっちーさんの性格について人から何て言われることがありますか。

うっちー:ストイックとか、変とか、頑固とか言われますね。

永田:それは自分自身でもそういうふうに思うんですか?それとも何か他にこういうふうに思ってるっていうのがあったりするんですか。

うっちー:僕も思います。切り取り方なんかなと思うんですけど。よくホリエモンとかも、ほとんどの人間は挑戦しないとか続かないってよく言ってて、ほんとにそうだなと思いまして。自分は自分の意見とか自分の考えに従って、やり通すので、それはそうじゃない人から見たら変やし、頑固に見えるよなって思いながらやってます。素直って「意見がない」意味で使うケースと、「意見はあるが意思をもって他人の意見を受け入れる」ケースがあると思うのですが僕は後者です。成長の為に必要だと思う場面や信頼する人からのアドバイスは意思をもって無条件で受けます。なので自分の意見が薄い人や僕がアドバイス聞かないからするととても頑固者に見えることは理解します。

永田:自分的にはそういった部分が好きだったりするんですか。

うっちー:僕としてはそこが誇りというか、自分のやる意味とか生きる意味になるのでいいなと思ってるんですけど、最近「サービスとしての学生満足度」を考えたら邪魔なんかなっていうふうに思うようにもなってきました。

永田:というのはどういうことなんですか。

うっちー:っていうのも、結局はお客さんである消費者はさっき今言ったような大多数の特にチャレンジしない挑戦しない人たちの方が多いわけで。

僕みたいな考えを、例えば就職先を決める学生さん相手に条件で決めるんじゃなくて、自分の将来象をかなえるための手段になる職場を選んだ方がいいんだよみたいな話をしたときに、これも伝え方によっては、うざいこと言ってくるやつやってなるので。そうするとサービスとして満足しなかったので僕から離れるっていう例が一定数あるのかなとも思ってるところがあって。そこはちょっと難しいところではあるなと思っています。

永田:確かに難しそうですね。

うっちー:そういう反省からもインスタの活動始めてるんですよ。いきなり成長とか意識高いうざい発信じゃなくて、消費者からでも、面白そう楽しそうとか自分もやりたいみたいに思ってもらえるのどこやろ?みたいな個人的な試行錯誤の結果がインスタなんです。毎日一つ歌を投稿しているのですが、その投稿を通して僕が趣味としての歌の成長を楽しんでいる。消費でなく充実を楽しんでいるってところが一人でも多く届けばいいなと。

永田:そういう何かお仕事されてる中で、特に大事にしてる部分ってどういったところになりますか。

うっちー:就職支援に限って言うのであれば、自分の家族にでも言えることしか言わん、ですかね。もちろん民間企業として利益が必要ですが、利益の為に支援をしてしまうとそれってどっかで相手に伝わる・露呈するというか、結局は評判として返ってくるのかなとも思いますし、社会で同じ働く仲間を増やすっていうお仕事なので、自分の損でもあると思うんですね、間違った就職をしちゃうと。そういう意味でも、家族とか、自分に関係ある人だとしても同じアドバイスをするだろうという話しかしていないです。

永田:実際そういうことを言うと学生さんに響きやすかったりするんですか。どういう反応なんですか。

うっちー:それは言わないですね。って言うのも、営業マンがあなたのことだけを考えていますよって言ったら逆に胡散臭いじゃないですか。それを言わずにどう感じてもらうかっていうのが大事なのかなと思うんですけど。

永田:そういう風に感じてもらうために何か工夫していることはあるんですか。

うっちー:二つあって、一つは就活以外のお話もする。これは実際に担当して、良い反応だった子が後輩を紹介してくれて2年に渡ってご支援したことがあったんですけど。2人が僕のどこがいいみたいな話をしてくれてたらしくって、それが就活以外の話を親身に聞いてくれるっていうところだったらしんです。個人的にはそこなん?てなったんですけどね。僕としては心理学勉強したり市況感勉強したりする「情報量が役に立つ」がいいポイントなのかなと思ってたので。それによって就活をガツガツ進めるだけの人じゃないって伝わってんのかなっていうのが、一つ。

あとは言葉になってないネガティブなつぶやきみたいなのをこっちで言ってあげるみたいなところですかね。例えば、残業って大丈夫ですかって言ったら、大丈夫ですって言いますけど、嫌だなって思ってるじゃないですか。そのやだなの方を先に言ってあげるみたいなのを気をつけてます。

永田:言ってあげることによって、相手の反応はどういうふうになっていくんですか。

うっちー:それって言ってもいいんやってなるのと、わかってくれてるんやってなるみたいなことがあります。

永田:そういう営業スタイルっていうのは、最初からそういうスタイルだったのか、それとも何か、変わったのかでいくとどういう感じで今のスタイルになったんですか。

うっちー:考えたことなかった。徐々にかもしれないですね。先ほど言ったような、成長した方がいいですよみたいな、正論丸出しスタイルだったと思うんです僕は。学生さんの就職支援を始めた最初は、お恥ずかしながら、学生が離れてしまうケースが多かったんですよ。こいつもう嫌やってなったんだと思うんですけど。これどうしたらいいんやろうと試行錯誤する中で、自分が就活生時に何を悩んでたのかの感情を思い出すようにしたり、あとは自分がサービス受ける側とか立場が上の人と話す際に、この人の言うことを聞きたくないぞってなる瞬間に、なぜ自分は嫌だと思ったのか?を考えるようにしました。すると俺これやってもうてるわみたいなのをちゃんと振り返るようにしてるというか。
そうなった結果、表面上の言葉のキャッチボールじゃなくて、こっちの大事にしてるものをくみ取って大事にしてくれる人には喋る気になるし、言うことを聞くしってなってるなっていうことを改めて自分で気づいたので、それをやろうとしてるって感じですかね。

永田:はい。

うっちー:それこそさっき言ったように僕頑固なんで、相手から「言い聞かせようとする意図」みたいなものが見えたら絶対聞かないんすよ、たぶん。この人これ言い聞かせようとしてるぞってなった瞬間もう閉じるんで心が。そのおかげで、これをやらないようにしようという見本みたいなのが自分の中にある感じがします。

永田:そういったスタイルを確立することによって、成績も伸びていくものなんですか。

うっちー:それはそうですね。

永田:最近逆になんか失敗だったなとか、悲しかったとか、そういうことってあったりしますか。

うっちー:正論は嫌われる反対で、甘い言葉に流れる現状を止める手立てがまだみつからない。ってところですね。同じような就職支援サービスで仕事のキラキラしている面だけを学生に伝えてる方が恐らくいて、学生は社会を知らない中で、正しいことと耳聞こえがいい話が並べば、耳聞こえのいいほうに流れちゃうっていうのが、最近の悲しいところで、これをどうしたもんかなっていうのはちょっとまだ答えが出てないなと思います。実際新卒が3年で3割辞めてしまうみたいのが変わってませんし。

永田:そういう学生さんに対して何か、うっちーさんはどういうふうに思ってらっしゃるんですか。

うっちー:学生にどうこうは思わないですかね。社会の側に間違ってるところがあるなって思います。SNSで1億総ジャーナリストといわれたりすると思うんですけど、消費者の声が大きくなりすぎてるのが邪魔なんかなって思うところがあって。
例えば、残業代を支払わない会社がおかしいみたいな声があったときに、おかしいのはおかしいですけど、企業を糾弾する声が大きくなりすぎてるなと思っていて。っていうのも1時間働いたらお金がポンってでてくるんじゃなくて、売上が出るからお金が生まれるじゃないですか。そしたら残業してるから払ってっておかしいっちゃあおかしいと思うんですよね。
定時あがりの売上200万の営業マンAと毎日2時間残業して売り上げ200万の営業マンBがいたらBが儲かってしまう。

スポーツチームとかに例えたらすぐわかると思うんですけど、練習量が多い人が一番お金もらうみたいになってて、いや試合で結果出した人じゃないですかってなるんですよ。
でも、そういう文句とか不平不満とかを言う人の方が声でかくて、すぐ企業やサービス提供者側が糾弾されるので、消費者の声を変に意識しすぎないといけない時代になっていて、それをSNSのネイティブである今のZ世代って、その大きくなりすぎた消費者の声が当たり前みたいに育ってきちゃってるんで、そうなるよなって思います。

永田:そうなるよなっていうのは、変えていきたいっていうふうに思ったりするんですか。

うっちー:そうです。それが「働くを楽しむ人を増やす」のポイントなんです。
今の社会で育っちゃうと、しんどいことは嫌だし、すぐに正解が欲しいし結果が欲しいし、みたいなのが生まれて当然やなと思うので。ではなくて、消費じゃなくて、能動的な充実の楽しさっていうのを感じる人を、近しいところから増やしていきたいなというふうに思っているところに繋がってますかね。残業の話にしても、例えば甲子園常連校チームの練習時間が長いって事実があったとして、批判の声って仕事ほどは出ないと思うのです。それは甲子園で勝ちたい、そのために上手くなりたい!て個々人が思えているので長い練習時間を選択しているからだと思うんですね。

過去:音楽もサッカーも全部そうなんですけど、最初苦手で悔しいっていうところから始めることが多くて。今の会社もそこが合ってたところがあるのかなと。好きなのは音楽だけですね。

永田:うっちーさんって子供のときはどんな子だったんですか。

うっちー:半々って感じでしたかね。ゲームがめっちゃ好きだったんで、何も生み出さないただただ時間消費する時間と、あとはサッカーと体操をやってたんすけど、積み上げの努力をするっていうものとの半々って感じでした。優先順位がついてなくて、同じぐらい楽しい、どっちかというと消費の方がちょっと上に来ちゃってるかなぐらいの子供でしたかね。

永田:消費の方が上に来ちゃってるっていうのはどういう感じなんですか。

うっちー:サッカーの練習とかじゃなくて、今日は何もないゲームができるみたいな日の方が、嬉しい楽しい、今日もゲームできるわっていう楽しさを、そっちの方が上やって思ってましたね。

永田:当時はそうだったけど、今振り返ってみるとそこはやっぱりちょっと違うのかなっていう感じなんですか。

うっちー:そうなんです。それが高校生ぐらいになると、夜中起きてたりすることが増えるというか、中学生くらいまではちゃんと寝てたんですけど、高校生なったら夜遊んだりとかもあるじゃないですか。夜起きたりとかって考えると、そこにゲームが入ってくるんです。その結果、虚しくなったんですよ。ゲームをクリアしたりとか、あとはやりこみ要素、アイテムをこんだけ集めたら特別なエンディングがあるみたいなのがあったりするじゃないですか。
より心が充実するのかっていうと、時間を無駄にしたっていう感覚になったんです。現実に戻ったら眠気しか残ってないし、何か明日から自分に使える能力が何もないぞみたいなことになったときに、この時間って何なんやろみたいな思いになったんですよ。
その瞬間からもうゲームええわってなって、それ以降、スポーツもそうですけど、さっき言った軽音、音楽をやるようになったりとか、自分の中に何か積み上がるものの方が、やった後の気分がいいっていうことに、明確に意識するようになりました

永田:ゲームはスパッとやめられたんですか。

うっちー:そうですね。気分が良くないってなったからやと思います。

永田:逆にそのタイミングだと、どういうことをしてたときに気分が良かったですか。

うっちー:サッカーもそうだし、音楽のこともそうだし、徐々に徐々に前に進んでる感覚があるものは気分が良かったです。

永田:だんだんその気分の良さが高まってきたんですか。

うっちー:そうですそうです。

永田:その積み上げが楽しいぞって気づいたタイミングとか、何かあったりするんですか。

うっちー:高校生から大学生ぐらいかもしれないですね。サッカーだったりとか、中学生までは、積み上げること自体っていうよりかは周りの評価とか順位みたいなのをめっちゃ気にしていたんですよ。
成績とかも、自慢というか別にそんなすごいことじゃないですけど、クラスの中でも上位やったりとか、オール5近く取ったりみたいなのために頑張るっていう他者評価のためにみたいな感じだったんですけど。

多分音楽は今でもインスタ投稿してるみたいなんですけどめちゃくちゃ上手いとかじゃないんですよね。声も聞いていただいてるとおり低くて、初めてカラオケ行った時とかはサビに行くまでにもう音域足りひんみたいな感じだったんで。
それがちょっとずつ上手くなっていくっていうのが、他者と比較したら全然負けてるんですけど、自分の昨日より今日の方が進んでるが楽しいなを明確に順位とか関係なく、積み上げるが楽しいは、音楽からかもしんないです。

永田:ちなみに音楽っていうのは何がきっかけで始められたんですか。

うっちー:それは中学のときに、声が出ないぞって気づいたのが、カラオケに誘われて行って、みんなってうまいんや、オレ下手くそなんやと気付き、それが悔しいぞって思って、練習するようになったんです。
そのときはまだ他の人と比較してっていうモチベーションやったんですけど、それが中学卒業するぐらいには、友達関係くらいの中で言うと、音楽をめっちゃやってるって人いなかったんで、友達の中でいうとたぶんうまい部類に入れるようになってきたんですね。

高校入ってから、音楽好きやっていうのがあったんで、軽音の部活はなかったんですけど、友達とバンド組もうかみたいな話になって、歌が上手い勘違いをしてたんで、ボーカルやる
ことになりました。
永田:音楽の影響があって、そういう思考になっていったんですか、

うっちー:そうですね。今思ったらそうだなと思いました。

永田:そういう活動やってて他人からはどういう人って言われてたんですか。

うっちー:音楽の活動については特に何も言われてないかな。

永田:学生時代、性格的なところとか、友達とか親とかから何かこういう人だねとか言われてたんですか。

うっちー:さっきの頑固とかっていうのは、多分社会人になってからめっちゃ言われるようになったんですけど。ストイックだの、ずっと何かしらチャレンジしてるみたいなのは、高校とか音楽のときぐらい、大学生ぐらいからですかね。そういう場面を見てるかもしれないです。

永田:うっちーさんのどういった部分が他人の目から見てストイックに映ってたんだろうなってご自身では思われますか。

うっちー:音楽だけでいうと、ナチュラルうまい人じゃないっていうのが、みんなに知れてるからかな。特に、歌ってなったら、初めから上手い人っているじゃないですか。結構大学の軽音サークルぐらいのボーカルだと、そういう人の方が多いんですよ。その中で、頑張ってくっついていってるみたいなところとかなのかな。それこそ他人の評価じゃなくなってから気にしなくなったので、どこについて思ってくれてんやろう。

社会人になってからでいうと、それはすごくわかるんですよ。
一番早くに会社行きますし、一番遅く残ってるしみたいな感じだったんです。

音楽もサッカーも全部そうなんですけど、最初苦手で悔しいっていうところから始めることが多くて。今の会社もそこが合ってたところがあるのかなと思うんですね。
学生と喋ったりする仕事をするんですけど、もともと実は結構人見知りの性格だったので、大学生まで。なので社会人1年目は成績が全く鳴かず飛ばずで、悔しいし、自分自身が他の人に劣ってるなってわかってしまったん。取り返すしかないが、器用なタイプではないので時間を投下するしかないなと思って、誰よりも早く来るし、遅くも残るしみたいな、これはわかりやすく見えるところで。
その当時の上司に一番今も感謝してるんですけど、その上司が僕のことを他のとこで紹介したりするときに、今でもよく好き好んで話してくれてるのが、終電出社エピソードっていうのがありまして。
仕事が溜まりに溜まって終わらないってなったときに、早朝じゃなくて、終電で出社してそのままやればいいんだっていう技を編み出してしまったんですけど。

永田:どういうことですか。

うっちー:前の日の夜からもう始めるっていう。祝日が火曜とかにあって、水曜から仕事が始まるみたいなときに、火曜の夜から出勤したんです。

永田:すごいですね。それで退社はいつになるんですか。

うっちー:そのまま次の日に働いたんです。それが上司にウケて、お前おもろいなっていうエピソードとかで、ストイックみたいに思ってもらってますかね今は。

永田:悔しかった部分からスタートっていうのは、サッカーも最初はあんまりうまくなかったところからのスタートなんですか。

うっちー:そうです。他のスポーツはできたからこそ悔しかったんやと思うんですけど。リレーとかも出たりするタイプだったので、別に運動ができひんとかはなかったんですけど、サッカーは、ドリブルしたらペンギンって言われたりして、下手くそやったんですよね。そうしたらうまいやつをやればいいんですけど、逆にできひんやつがある、なんでやねん、みたいなのが嫌で。
そう考えたら、カラオケで声でえへんくて練習するみたいなのも一緒やなと。

永田:他にもそういう経験って似たようなものがあったりするんですか。

うっちー:ありますよ。英語もそうです。大学で英語の学科だったんですけど、小中高ぐらいの勉強で、英語だけ、あんまり身についてないなと思ってたんです。成績が著しく悪かったとかはないですけど、点数がぶれたりすることも割とある教科みたいな感じだったんです。他ほど強烈な悔しさじゃなかったですが。受験勉強ぐらいで今までなんとなくの理解だたのが「掴んだ」感覚がありました。それからすごく楽しいってなって。それをそのまま英語学科を選ぶきっかけにしてしまいました。

永田:そこまで好きになるものなんですね。

うっちー:なので本当にできるようになるっていうところに飢えてるんやと思います。

永田:例えばサッカーとか英語もそれ自体は好きなんですか。

うっちー:別にです。好きなのはたぶん音楽だけです。サッカー自体好きじゃないんで、ウイイレも1個も持ってないですし、試合とかも見ないですし、選手はほとんどわかんないです。

うっちー:本当にできるっていうことが大事だし、英語もできるっていうのが大事なんで、海外のドラマ好きだったりとか、海外のファッションとか海外に行きたがるっていう人が多いじゃないですか。ですけど、あんまりそういうのに興味ないんですよ。

永田:実際力を入れたらできるようになるものなんですか。

うっちー:そうだと思っています。社会人なるまでのときは、変な自信がついてしまったみたいな、英語も大学の間にTOEIC865取れたんで、たぶん一定のレベルにできる人だって勝手に自分のことを思っちゃってましたね。

永田:逆に、最初苦手で頑張ったけど出来なかったこととかあったりするんですか。それとも全部ある程度のレベルまでいけるものなんですか。

うっちー:記憶を抹消してしまってるのかもしれないんですけど、絶対やるぞって思ったのそんぐらいなんですよね。

永田:進路とかってどういうふうに決められてたんですか。

うっちー:大学は英語っていうのと、共通して高校と大学は、自分のレベル感の手を伸ばしたらいけそうなところの範囲で選ぶって感じですかね。それぐらいしか考えてなかったです。

永田:就職活動っていうのはどんな感じだったんですか。

うっちー:就職は適当でした。働きたくない「意識低い系」で一生安定できるところみたいなのを考えて最初はやってたんです。でもその甘い考え且つ人見知りってねやっぱり受からないんですよ。
結果に落ち込んで、何で働きたくないのになんでこんなことやらなあかんねんみたいなことを考えて。その結果、逆に自己分析が進んだんですけど、せっかくだし幸せのためにやってるってことやんなとなったときに、幸せって何やったっけみたいなことを考えると、僕は物欲があんまりないんですよね。一般に幸せとされているものに、これまた興味がないんです。大きな家に住むとかいい車とか。高いものと高いご飯みたいなのに全く興味がなくて。

って考えたら、日常が平和に続いてたら、別に幸せなんじゃないかなって思ったんですね。じゃあこれを守るためにやらないといけないぞっていうのと、あとは就活で、親に対しての感謝みたいな同時に育ってきていて、そんな大変なものを乗り越えて育ててきてくれたんやなとか思った時に、その日常の安定の中に、将来家族ができるとしたら、自分の資金力のせいで子供の未来を狭めないっていうのが最低条件に明確になったんですね。

すると改めて就活の安定志向っていうのが一歩進んで、当時の就活時期から+10年ぐらいで結婚するとして、その子供が大学生になるって考えたら30年後ぐらいを見据えて、潰れませんの保証がある選択肢なんてなくないかって、そのとき思い始めて、その結果、安定志向のためには、自分が雇われる能力を持ってるっていうのが安定なんじゃないかって考えるようになり。

根っこが安定志向ですけど、求めるのは成長できる環境ってなって。それが今の会社に繋がったんです。だから別に最後まで働きたくないしそんなに頑張りたいと思ってないんですけど。安定のためにはそれせんとあかんなっていう納得感が自分でできたんで、しゃあなし、しんどいとこ受けたみたいな感じです。

永田:それってもう全部ご自身で考えたんですか。

うっちー:もう頑固なんで、誰かに言われてもそうならない。自分で考えたことです。

永田:その軸で就活したんですか?

うっちー:最初はしてなくて後からかわったんです。実はその悩んだで先ほど済ませた間にギリギリのとこで1個だけ内定もらってたんですよ。就活なんてもうやめたってなるギリギリのところで。それって、今から思ったら何にも考えてないし、安定とか全然そういうことにも当てはまってない、企業様から内定もらっていて。こういう言い方すると選択肢が悪いみたいになりますが要は僕が全然考えてなかったんです。
でも就活が嫌すぎてそこで就活をやめちゃった。その後さっき話したことを考えてたんですよ。それで就活を再開して最初に受けたのがうちでした。その軸が出来上がったんで、もう外さないというか、実際に説明会で確かめられて、そのまま進んだんで、ここにしようってなりました。

永田:今の会社は就活のときに成長できそうだなと思って?

うっちー:そうです。今でも覚えてるんすけど、最初の説明会のときに喋ってた人が30歳ぐらいだったんですけど、今まで出会った人の中で一番かっこいい30歳やなと思って。根拠とかっていうよりかは気持ちですけど、この会社ならなれそうだなって。

永田:どの部分が具体的にかっこよかったんですか。

うっちー:説明会のプレゼンする姿と中身のどちらもですかね。当時の僕の印象なんですけど、プレゼン資料を読み上げてるみたいな説明が多いなと思って、それいる?みたいな。つまらないし、そこに想いもないって思っちゃうんですよね。なんですけど、その方は多分自分で全部内容作ってるからやと思うんすけど、ほとんど資料見てないぐらいで喋っていて、1個1個の話がちゃんと自分で考えて、しかも、その資料を作るためには多分10ぐらいを考えて3にまとめてるぐらいの資料なんやろうなっていう。なんぼでも喋ることが出てきはるんで、僕からすると30歳ってそんなにベテランやと思わない年齢なんですけど、もう自分の考えも確立して、納得感のある内容ができてて、こうなりたいなって思える人でしたかね。

永田:実際入社されてみて、それに近づけたというか、何か成長した実感とかっていうのは、結構あるものなんですか。

うっちー:成長した実感はありますけど、その人がレベル100だとしたら、まだ3,40ぐらいにしかなってないなと思います。

永田:なんでその点数なんですか。

うっちー:それは先ほど言った売り上げの規模感みたいな話で、その方って1年で1人で1億円を売り上げた賞取ったりしてたんですよね。今はもうやめて、自分で会社やってはるんですが。

それで言うと僕は考えとか世の中に発信したいこととか、意義・目的みたいなところの成長は負けずにやってるような自負があるんですけど、一方で、お金になってんのかみたいなところで言うと、話せる成果に乏しいなと。

だからこそ今回もこの無名人インタビューに依頼したのは実は初対面の社外の方、それも全然違う業界の方から客観的に見たときにどう見えるんやろうなっていうふうに思って応募させていただいてるとこもあるんですよね。まだまだやり残していることがあるので自己評価としてはそんなに高くないです。

未来:充実するのって楽しい。同じ思いで、同じ活動をしてくれるような後継者が作れたら続いていくじゃないですか。

永田:今後、例えば5年10年後とか見たときに、どういうイメージをお持ちなんですか。

うっちー:今後は二つの軸を持たないといけないなと思っていて。お金にはならないが考えを深めてきたみたいなところに関しては、意味がなかったとは全く思っていなくて、今でも周りの方や、大学までの友達の方から相談されたりとか、最近はSNS通じて相談したいという方もちらほら出てきて、お話したら、刺激や気付きを感じてくださる方が多くて、だからやっぱり意味はあるなと思ってるんですね。
なので、二つの軸の一つは、今お金になってないところを、お金にというか、社会に還元できる形に変えられたら、こっちを増やしていけると思うんですよ。お金になる活動ができたらっていうのが一つの軸と。

もう一つは、今までやってこなかった、お金になる、自分軸を出さずに求められることをやるっていうことだと思うんですけど。売り上げとして。お客様が求めているものっていうのも提供する。会社の中ではやらないといけないのかなっていう二つの軸を持っています。

永田:達成するとどうなりそうですか。

うっちー:達成ができれば、今お金になってないって言ってる方を金に換え、その量を増やし、そっちメインの専業みたいな人になりたいなと思います。

具体的には、元々、将来的にどっかで本出したいなって思ってたんですけど、Kindleやったらいつでもできるっていうことを最近知りまして。これやってみようと思って。
noteとか毎週1回記事投稿してるんですけど、ゴール地点そこなんすよ。一度だしてみようっていう。別にそれでいきなりめちゃくちゃベストセラー出してやるみたいなことは思ってませんが。

それこそ、就活生とか1年目2年目のまだくすぶってるビジネスマンに、ちょっとでも仕事楽しいと思ってもらいたいが目的で書いてるんで。そうしたらたぶん例えば2000円とか3000円とかってなったら、読書習慣がない若手が買うわけないんで、500円ぐらいとか全然いいかなと思いますし。その年代に届けられるようなものを書きたいなと思っています。
ただどこの誰ですか?の状態だと届かないと思うので、そのために今、TwitterとNoteの発信で、ターゲットの若者達の目に触れる機会を増やそうと思っています。

永田:本を出そうというきっかけが何かあったんですか。

うっちー:きっかけは、社会人の3年目ぐらいですかね。僕の会社の事業部で将来自分のありたい姿をシートに明文化するものを書いていて。これはマネジメントしやすくするために会社でツールとして作っているもので、別に起業とかでもいいし、転職するでもいいんですけど、将来の目標から逆算したら今の仕事で何をやるべきかみたいなシートになってるんすよ。

そのときぐらいから僕は仕事楽しいと感じていて働くを楽しむ人を増やしたいっていうのがあったんですよ。そのときは、サザエさん症候群をなくしたいみたいなこと言ってたんすけど。月曜日が嫌だみたいな人ってもったいないなって思って、それをなくすみたいなことを言ってたんですけど、僕の考えの進化と共にちょっとずつ変えてきています。

で、その働くを楽しむ人を増やすためにどうしたらいいかなって思う道のりの中の選択肢のを考える中で、沢山の人に触れる情報としての本出すという選択肢がでてきたんです。

永田:元々の安定の生活を求めてるっていうのは今も?未来もやっぱ欲しいんですか。

うっちー:安定。食いっぱぐれるみたいなことは今でも怖いなと思いますし、そのために頑張らなあかんの最低ラインがあるのが今も間違いないです。
なんですけど、今は最低ラインになったっていうのが変化ポイントで、昔は安定するという最低ラインがもうゴール地点でその上であればどこでもいいよってのが昔で。今はその向こう側に、こういうことも達成したいっていうのが付け加わったみたいな感じですかね。

永田:今の最高値はどこなんですか。

うっちー:今の最高値はですね。なんだろな。今の最高値は働くことが楽しいって一般人が思ってる状態を作るが最高値なんですけど。って言うのが今は働くことのが苦行だしできる限り短いことの方がいいみたいなことが前提になっちゃってると思うんですよ。だからさっきの残業の話とかもそうなると思ってて。
高校野球で例えば強いチームとかに練習時間が長いっていう文句言う人いますかねって。
これって仕事が苦行前提になってるから、そんなことなるんやと思うんですね。でも好き好んで野球の練習みたいにやってる人っていると思いまして、僕もそうなんすけど。労働時間が長いことが嫌だって思ってなかったですし。ただ、別に終電出社を勧めたいわけではもちろんないですし、そのべらぼうに長い時間働くことだけがいいとは思ってないんです。ただ、その時間を楽しいって思う人が増えてほしいな。なんでこれが最高値なんですけど、さすがにそんな考えの変化を社会に動かすって難しいなと思うんで、後継者みたいな人を作って死にたいと思っています。同じ思いで、同じ活動をしてくれるような後継者が作れたら続いていくじゃないですかと思っていて。
そういう意味では僕吉田松陰さんがすごい好きなんですよ。吉田松陰さんって30歳で死んでるんですよね。

永田:そうなんですか。

うっちー:そう。めっちゃ若くて死んでるのに偉人として教科書出てくるじゃないですか。松下村塾をやったっていうのも有名ですが、あれって2年ぐらいしかやってないんですよ。なのに、そこで学んだ人から20人ぐらい明治の役人が出てるんですよ。

永田:はい。すげえ。

うっちー:これこれやなって思ってます今。

永田:20人ぐらい後継者作ってって感じなんですか。

うっちー:そうです。既に吉田松陰さんで言ったらもう死んでる年に入っちゃってるんで。遅れてますが、死ぬまでに後継者をつくるのがゴールですかね。

永田:はいはい。今、後継者を作るために。それこそ情報発信とかってそういうことですか。

うっちー:そういう繋がりができたらいいなと思ってます。

永田:はい。結構そこは増やしていけそうですか。

うっちー:できるんじゃなかろうかなと思ってるんですけど、まだちょっとSNS上の攻め方がわかってないなって感じがします。やっとちょっとずつこうやったらいいのかが見えてきたところなんで、これからかなって思ってますけど。
できるかなと思っているのが、今週1のnote更新も実はそんなに苦ではなくて。今20週目(10月初旬時点)かなとかなんですが、実は3年ぐらい同じようなこと継続してるんです。会社の中で週に1回、週報としてメールでチームメンバーに送るっていうのがグループマネージャーの人多分全員がやってるんですよ。

マネージャーによって色が違くてメインは成績とかの共有、成績と、問題点とかがあったらその課題とかを改善するみたいなのをチームは認識統一するみたいなことが一番目的でやっているので、数字の話だけみたいな人もいるし、ちょっと小話みたいなのって人もいるし、けどその小話、僕がたぶん一番力入れている。なんで、ちょくちょく事業部長とかに取り上げられたり、そこを推してもらって。今日書いたやつめっちゃ良かったみたいなことを紹介してもらったりとか、そういうのがあったんですけど。それを2019かな?この201089から週1でずっとやってるんですよ。

なので昔のやつを比べたらだいぶ。たぶんそれによって考えが深まったりとか、週1回それやらないといけないんで、インプットし続けないといけないなったのがめっちゃ大きかったなと思って。おかげですごい考えも深まったような感覚が自分ではあるんで。それをやってきた中で、その社内でその考えに共感してくれるっていう人が、一定数増えてきたんですよ。そういう人ができるってことは、それ社外にも作れへんかな。で今、外に向けてるんですけど。

永田:なるほど。もしも、その就活とかが何か割とその最初の段階でうまくいってたら、今頃なんかどういう人生なってたなとかってイメージあります。

うっちー:そんなに変わらんかなと思っていまして。というのが就活でうまくいったとしても、そのとき僕の考え方とか人格とかのレベル感で行ったら、そのままうまくいったが考えられなくって。だから頓挫してると思うんですね。ってなったら、それが早かったか遅かっただけの話かなと思っています。

永田:なるほど。でも就活がうまくいってもどっかのタイミング頓挫して。

うっちー:ちなみに僕の就活はうまくいかなかったわけですけど、これも僕のレベル感とかから考えたら上手くいってしまったんやと思っていまして。その後、考えが改まったら1個目で受かったみたいなのは、うまくいってしまったんやと思うんですよね。だから社会に出てから苦労したんやと思ってます。

永田:結構苦労されたんですか。

うっちー:さっき1年目泣かず飛ばすっていう話したんですけど、僕の今日の話で、常に1人の話ばっかりやったと思うんですね。自分を考えを深めたりとか、自分のスキルを上げたりっていうことばっかりをやってきているので、どうしても他と協力してみたいなとかどうも、たぶん苦手なんですよね。

永田:それで苦労したって感じなんですか。

うっちー:はい。それが今でも苦手って思ってますけど、だからこそ営業的なことで成果が出なかったんやろうなと思ってます。

永田:それがだんだんうまくいったっていうことなんですか。協力ができるようなっていったんですか。

うっちー:今でも協力より1人の方がやりやすいなって思っちゃうのは正直ありますけが、営業的なポジションにいる間は、その相手が何を求めているのに着目してます。
入社当初は法人対法人で、今は大学生という個人がメインなんですけど。いずれにしても、相手の思考みたいなのを気にする目線はついたんじゃないかなと思います。

永田:その目線でどうやって見つけたんですか。

うっちー:最初の方に話した学生さんが離れていった話があったと思うんですけど。NO言われるとか、成果が出ない買ってもらえない、選んでもらえないっていう経験から、これって何でなんやろうみたいなのを繰り返すことですかね。

永田:それでだんだんうまくいくようになってっていう感じですか。

うっちー:そうです。それで、説得とか、言い聞かされたりとか、情報で動くんじゃなくて結局やりたいと思ったことしかやらない生き物が人間なんだなって思うんで。この人何をやりたい・やりたくないって思う人なんだろうは、ずっと考えますかね。そういう営業的なポジションで喋るときは。

永田:逆に趣味とか、それこそ音楽活動で何か今後していきたいとかってあったりするんですか。

うっちー:充実するのって楽しい、僕で言ったらゲームとか消費する活動が面白くなくて充実が楽しいねってなった例でそれを感じてもらえるっていうのが今のやってるところの目的なんですけど。
あおtあんまり言ってない裏の目的としては、せっかくサッカーと違って歌は普通に好きで、純粋に上手くなりたいと思っているものなので、歌手とかそんな大それたことは思ってないですが、結婚式なり何か誰か自分の大事な人とかが集まってるような場面で、歌う場面がどっかで欲しいなっては思ってますね。それで泣いてくれてたりすると、嬉しいですよね、みたいなのを密かに思ってますね。

永田:何か実現できそうです。

うっちー:まだその道のりは長そうです。

永田:今まではあんまり人前で披露するとかではなかったですか。

うっちー:大学で軽音サークルに大学で入ったんで、人前というか内輪のライブみたいなのはしてましたし、今でもそのときの仲間と、インスタ上でライブしたりとかはします。
それやったりとか、あとは毎日投稿してるんで、フォロワーの人は聞いてくれてる人がいるんやと思いますけど。

でも僕自身が音楽が好きやからこそ、聞き手の耳と聞き手の目線って考えたときに、やっぱり改善点まだまだいっぱいあるしっていうのは自分で思っちゃうんで、なんでそれはまだ感動レベルではないことを自分で知ってしまっているので、もっとうまくなりたいなって思ってますね純粋に。

永田:いいですね。楽しそうです。毎日投稿って結構難しいと思うんです。

うっちー:そうですね。やってみて思いました。そうそう、そんな気分じゃないとかそんなどころじゃないみたいな日いっぱいありますし。

永田:それでも毎日投稿してってモチベーションどっから沸いてきてるんですか。

うっちー:それによって上手くなったとか成長したって思ったからですね。その工夫自体が充実してて楽しい。最初は毎日投稿が目的じゃなくて、それこそ社内の週報で仕事じゃなくて、充実っていうのも楽しいよの例を示すために週報にインスタの進捗を載せることにしたんですよ。
これやってます、年内でフォロワー5000人を目指します、みたいなこと書いて。そのためにやらなあかんっていう状況ができちゃったんです。
その後でフォロワーを増やすためにやったんですけど、毎日投稿を。で5000人行けたんですよ。

いった後はフォロワーの数に意味ないなって思うようになって。よくインフルエンサーの方でも、1万人2万人のフォロワーがいようが、イベントやっても誰もこうへんみたいなことが起きるって言ったりするんですが、それをすごく感じたんすよ。フォロワーは沢山いるが自分がインスタライブをやっても全然とどまってくれへんなと。そうなったらフォロワー数はファン数ではない、質が大事なんやなのを考えるようになりながら。なんでフォロワーはもう増やさないので5000からそんな増えてなくって、一方で毎日投稿する中でちゃんとうまくなったなっていうのを感じたんで、今はうまくなるためだけに続けるって感じですね、今は。

永田:最後に何か言い残したことってあります。読者向けでも何か自分に対する独り言的な感じでも感想でも何でもOKなんすけど。

うっちー:むしろいろんな形でインタビューされてると思うんですけど、どう思いましたか。

永田:最初に言っておくと、僕実は今回2回目でしてインタビューが。僕の感想でいくとそもそも話がすごい聞きやすい。めちゃくちゃ聞きやすくて、聞き心地が良かったというか。
それぞれの活動に何か全部筋が通っているというか、1本の軸があって、それこそ趣味でも仕事でも繋がる部分が1本あるというか今までの活動とか振り返って。未来のイメージとかもその軸の延長線上にあるって感じがして。
僕は振り返ると何かと散らかっちゃうことがあるんすよね。内田さんの聞いているとそれぞれが繋がってきてて、すごいなっていうふうに思ったっす。感想になっちゃいますけど。

繋がってて、あと安定志向を求めて逆にチャレンジというか成長していくって、そこって対立してる項目だと思ってたんです。安定と挑戦とかって。成長とかって対立してるイメージだったんすけど、そこがそんな対立してるわけでもないんだなっていうふうにめっちゃ思ったっす。

うっちー:そこは本当に安定のために現状維持みたいなしてる人って、あんまり危機感がないんやなって思っちゃうものがあって。これから人口も減っていきますってなったら、シンプルにどの事業も売り上げが下がるはずですし、あとはChatGPTみたいな新しいテクノロジーができてくれば、人ができる部分がちっちゃくなるわけで。今までと変わらない人は給与下がると思うんですよ。っていう危機感があると安定志向っていうのは、安定のために自分を変えるみたいになるのかなって思いますね。
なので、学生さんでも安定志向なので、安定している会社に行きたいですみたいな人はめちゃくちゃ多いんですけど。

それも社会のせいだとは思っていますが、社会の意見がそうなんで、そうなっちゃう。それに毒されてるんやと思いますけど。それってよく考えたら本当にそう思いますかって。実際にでも学生さんに僕の話とか、安定ってこうじゃないかなって思うんやけどどうかなみたいな話をしていくと、意外と七、八割ぐらいは確かにそうかもしれへんみたいな感じの気づきをどっかで得てくれるんすよ。なのでやっぱり社会のせいやなって思います。

永田:最後に、読者の方向けなどのメッセージはありますか。

うっちー:趣味のところもそうですけども、これを読んだ方が僕も何か挑戦するとか、この趣味、もう1回やってみようかなみたいに、ちょっとでも思ってくれたら嬉しいなと思いますし、ついでにフォローしてくださったら嬉しいなと思いますね。

永田:本日インタビューありがとうございました。

うっちー:こちらこそありがとうございました。
【インタビュー:永田】
【編集:さりあ】

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