見出し画像

無名人インタビュー:生きづらいから自分で居場所を作った人

「生きづらい」はもはやバズワード。この無名人インタビューではあまたの生きづらいパーソンと、そして真逆の人生イージーモードパーソンと出会ってきました。いやまあイージーモードって言っちゃいかんかな。その人はその人の中で闘争してるのですから。
で、今回ご参加いただきました、いな さんは自分の居場所をガッと作ってしまったタイプです。
以前受けたインタビューでは優等生扱いされたのでモニュっとしたんですよねと応募時に言われていたので(ほんとはそんなこと書いてないけど!)よりいっそうもにゅもにゅするようにインタビューしちゃいました!
もにゅめいた気持ちで読んでいただければ私も安心して天国に行くことができますわ。

今回ご参加いただいたのは いな さんです!

lit.link

qbc:どんなインタビューにしていきましょうか?

大石怜奈:そうですね……わたし現在大学4年生なんですけど、壮絶な3.5年間を送ったので、そこらへんから掘り下げるのがよいのかな、と思っています。

qbc:今、何をされている方なんでしょうか?

大石怜奈:学業以外だと、大学の友人0人・自殺未遂して半期休学後、大学にサークルを設立しました!
サークルは「生きづらさに注目した居場所サークル」で、立正大学LINKといいます。

qbc:どうして自殺をしようとしたんですかね?

大石怜奈:わたし、そもそも小学生のときにいじめられたのをきっかけに中学受験して、偏差値70の女子校に進学したら、そこでも友人関係でごたごたして不登校になって、進学校やめて通信制高校卒業して、そのあと別の短期大学も通えなくて辞めて……って、精神疾患にずっと苦しめられていたんです。
19歳までに自分が死ぬって勝手に思い込んでて、20歳まで生きられたんだなってびっくりしちゃって。今の大学に進学したの20歳のときなんですけど。
それで、東京都の1万人規模の大学に進学したら友人だってきっとできるって勝手に期待しちゃって、でも本当にできなくて。ガイダンスの隣の席の子に「高校の部活何だった?」とか聞かれても「高校は通信で部活ないし、そもそも2年前に卒業してるし……」とか、話すことなんにもなくって。
友人ができないまま、入ったサークルで「ひとりだけ20歳だから」と、1年生なのに初めての領域の大会責任者を任せられて。そのまま精神疾患が悪化して、発達障害もあんまり理解されてなくて。気が付いたら倒れていました。

qbc:私も2浪でしたよ。

大石怜奈:うちの父もです! 父が2浪してるからわたしにも2浪させてくれたんです!

qbc:なるほどねえ。

大石怜奈:それで、気がついたら倒れていて。精神病棟で医療保護入院をしました。スマホ持ち込み禁止、外出禁止、面会禁止、点滴でした。
まあ「いつもの精神病院に戻っただけ」でしたけどね!

qbc:それまでも入院経験がある?

大石怜奈:わたし人生で5回入院してまして……大学1年生のこれが、5回中3回目です
もともと通信制高校生時代にも、死にたかったり自傷行為しすぎたりで、入院経験があります。

qbc:でその大学時代に入院した時にそれから数年間入院した感じですか?

大石怜奈:いや、大学1年生(20歳)のときの入院は2ヶ月程度です。親と医者に9月に復学させられました。
医療保護入院(退院請求ができない)から任意入院(本人の意思で退院可能)になってしばらくして、医者にLGBT当事者である情報をバラされてしまって、病院が心休まらなくなって、退院をお願いしたのを覚えてます。

qbc:私、インタビュー前にあまり深くプロフィールを読まないようにしてるんですけど、LGBT当事者で発達障害もあるんでしたっけ?

大石怜奈:はい、発達障害当事者かつLGBT当事者です!
他にも元不登校とかヤングケアラーとか、実はいっぱいあります。親が障害を持っていて、気遣う場面が多いんです。

qbc:なるほど。サークルを作ったきっかけはなんだったのでしょうか?

大石怜奈:大学に友人がいなくて居場所がないから「居場所ないから作ろう」って思って、そのまま頑張り始めました!
大学で初めて少し仲良くなったサークルの代表と交際して技を盗んだり、初めてLINE交換して生きづらさをカミングアウトした人を説得して会計にしたりしました。
運がよすぎる。

qbc:運がよすぎるというか、結構パワフルに動かれたっていうふうに思ったんですけども。
それはどういう感覚で行動したんですかね。背水の陣みたいなせっぱつまった気持ち?

大石怜奈:あっ、背水の陣はありました。あと1回でも休学や留年をしたら、新卒が25歳になっちゃう背水の陣!
でも、それよりも、ほんとうにたまたま、近くにあった資源をうまく使えすぎたんです。
たまたま仲良くなった子が生きづらいのを隠して生きていたり、わたしを口説いてきた人は、当時の友人いなくてネガティブすぎるわたしを口説くこと自体が生きづらさだったり。

qbc:なるほど。プロフィール確認みたいになっちゃうんですけど、今具体的にやられてる活動はどんなものがあるのでしょう?

大石怜奈:生きづらさに注目した居場所サークル「立正大学LINK」設立者と、オンライン授業期間も雑談を行うことを目的とした立正生用のDiscordサーバー「Riscord」、休学や生きづらさを抱えた学生の分かち合いの場をつくる「学生団体YouthLINK」が主な活動って感じです!
あとは正反対の親友とツイキャスしてる程度……?

qbc:正反対っていうのは性格が正反対という意味です。

大石怜奈:そうですね、生い立ちや性格が正反対で!

いなさんのやっていることまとめはこちら!

qbc:いなさんって、子供の頃ってどんな子どもだったんですかね?

大石怜奈:う~ん……4歳の頃に、母が脳卒中で倒れて障害者になって、4歳から長女の役割をにしなきゃいけなくて、とってもしっかりしていました。
面倒を見れる大人がいないから「怜奈ちゃんこれ渡しておくと黙ってるもんねいい子だね」って、学習ドリル渡されてて。
退院後に母がリハビリのために学習ドリルを頑張ることになったら、わたし間違えて自分用だと思っちゃって、解いちゃって、母と10年不仲でした。
母が妹ばっかりかわいがるんです!!!

qbc:妹さんは何歳差?

大石怜奈:2つ差です。わたしと全然違うタイプの性格です。

qbc:いなさんは、どんな発達障害なんですか?

大石怜奈:自閉症スペクトラムです! 社会的コミュニケーションが苦手だったり、こだわりが強かったり、感覚過敏があったりします。
「ポイントカードはお持ちですか?」に「はい、持ってます!」って言うだけで、出さなきゃなのを理解するのは遅い~みたいな。

qbc:いつ頃診断されたんですかね、それは?

大石怜奈:診断は19のときです。
ちなみに、わたしの母はわたしの障害をあんまり理解できてないらしいです。言語障害とかなっちゃったからかなあ。

qbc:自分の性別に対する感覚が、マイノリティだって感じたタイミングを知りたいです。

大石怜奈:性的指向(好きになる相手)について気付いたのは12歳、性自認(自分はこうだ)について気付いたのは21歳です!
「え!?みんな異性しか好きにならん!? 変なのー!!」ってなりました。

qbc:それに気づいた時にどう思いました? 周囲への違和感? それともびっくりしすぎて驚きが中心だったのかな?

大石怜奈:「好きなタイプは優しい人」っていうとき、隠れた部分に「男性」とかあるんだな!? わたしないよ!?……ってびっくりして、ドッキリみたいだなって思いました。
なんのために女子校受験したと思ってんだー!はやく言えよー! って!!

qbc:めちゃくちゃ面白いですね。じゃあ、女子校に行くっていうのは、もう最高な環境に行くんだなって気持ちだったんですか? 好きな同性を見つけ放題だって。

大石怜奈:はい、彼女をつくる目的もあって女子校に行きました。行ってから気付いてショックでした。

qbc:私が詳しくなくってすみません、プロフィールに書いてある、LGBT(X・P)ていうのは、どういう意味ですか?

大石怜奈:Xジェンダーは「自分のこと男性とも女性とも思ってないよ」、パンセクシュアル(P)は「好きになる相手は男性でも女性でもそうじゃなくてもよくて、性別関係ないよ」です

qbc:どういう感じなんです? 選択肢が普通の人の倍で良いという感覚と、社会的マイノリティであること、どっちが自分にとってメリットが多い?

大石怜奈:わたしは恋愛対象に性別を問わない代わりに、相手の性格をめっちゃ重視するんです。わたしIQ120あるんですけど、わたしの好きなタイプ賢い人なんです。だから、性別ひとつしか愛せないと恋愛できないからって、神様が性別問わなくさせてくれたんじゃないかなって思ってます。
あっ、今の彼氏最強ですよ!

qbc:今の彼氏はどんな人なんですか?

大石怜奈:実は……さっきの話で出てきた、大学1年生のわたしを口説いたサークルの代表なんです。わたしが大学で表彰された日の帰りに会って、復縁しました。

qbc:どういうところが最強ですか?

大石怜奈:サブリーダー適正が高いです。Riscordを一緒に運営しているんですけど、わたしが問題だと思った点をすっと周りに掛け合っておいてくれたりとか。わたしが言われて嫌な言葉を覚えておいて言わないだけじゃなくて、周りにも言わせないように共通の友人に連絡してたり。あと、わたし聴覚過敏で騒がしいお店とかしんどいんですけど、それを知っててお店を選んでくれたり、店員さんにこっそり言ってBGMの音量下げてもらったりしてくれます。
わ~! ってなっちゃったわたしの対処もめっちゃうまくて、尊敬しかないです……

qbc:大石さんは自分何をしてる時が1番楽しいですか? 企画したりとか、何か自分のやりたいことをやっているときが1番楽しいタイプ? Riscordとかネーミングセンスもあるし。
要するに、いたずらっこですか? って質問です。

大石怜奈:わたし、誰かの役に立ってる!と思うことはめっちゃ好きです。でも、それと同じくらい、いたずらして気をひいちゃうのも好きな気がしてます。ガキっぽさはありそう。
年下彼氏に年下だと思われて接される部分ありますし。

qbc:今、自分の性的な部分だとか、生きづらさとか、周りとズレって解消されてきてるんですかね? お話聞いていて、社会の中に自分のポジションを作れたじゃん! て。

大石怜奈:結局、ギャップは埋まりませんでした。でも、自分のポジションを作る方が、馴染むより楽だと気が付きました。
自己紹介スキルを上げたり、得意な部分を伸ばしたり、苦手なことを把握して説明してお願いしたりしてる感じ、でしょうか。

qbc:では今度は、未来についてお伺いします。未来について、どんなことをイメージしていますか?

大石怜奈:まだまだいつ死んでもおかしくないな、と思っている部分は少しだけ、ほんとうに少しだけあるんですけど。
社会問題を解決したい企業に入社して頑張りたいなあとか、結婚するときわたしの名字そのままにしたい~結婚式はウエディングドレスもタキシードも着る~とか。あと、いつか、著者になりたいです。

qbc:社会問題って、SDGsのこと?

大石怜奈:多様性のあふれる環境を作りたいです。発達障害でもLGBTでも、学歴とか生育環境とかほんとうに様々な人が弾かれることなく生きられる社会がいいです。
わたしもともと、親や医者から、バイトが限界だろうって言われてたんで!

qbc:なるほど多様性。そうか。なんでもさ、ギャップを埋めようとするから厄介になるんだと思うんだよね。さあ同一化しようって考え方がまずい。
もう、違うもんは違うって認めちゃったほうがいいんだよね。だから、お互いを邪魔しないやり方で一緒に生きていこう、共生しようって。
それを、いなさんは個人で実践したんだと思うんですよね。

大石怜奈:みんなと一緒にはなれないけど、みんなと同じ大学に通っていて、社会に生きているんですよね。大学とかバイトとかって、同じことができるようにならないといけない場面もたくさんありますけど。
でも、わたしは出来る出来ないの差がすっごい激しくて、それに診断名がついて。同じ役割は無理でも、同じ社会で生きる必要はまぁあって、そのとき何ならできるのかなってずっと探しています。
ほんとうにたまたま、親が誕生日とかクリスマスとかきちんと楽しませることができないから、わたしが誕生日会やクリスマス会をやってた幼少期が、こうして生きたってだけなのかな。不思議な立ち位置です。

qbc:たまたまの家庭環境が手伝ってイベント運営に慣れてるのか。人生、何が役に立つかわからないね。
自分のこと、いなさんはどんな人だと思っていますか? 欲望が強いタイプだと思いますか?
私、いなさんのことを、何としてでも自分のイメージを実現させてやろうみたいなパワーを持ってる人なんじゃないかと思っていて。つまり、妥協しようって思うのか戦うぞって身構えるのか、どっちか?

大石怜奈:いや……承認欲求が強い人って気はしちゃいます。悪い意味です。社会を変えるなら目立ちたいな~っていう振る舞い方……アイドルとお笑い芸人のダブルみたいな部分の性格……直らないまま23歳児になってますね……
でも完璧主義者ではあります。もともと課してる目標がとっても高いのに気付いてなくて、やる気ないバイトでバイトリーダーにすぐなっちゃった経験があります。

qbc:承認欲求って、ただ目立ちたいってだけだと、みんなからうとまれて無視されるだけじゃん。だから、みんなが良いと思うことを取り込む必要が出てくる。承認欲求を継続的に満たす必要があるときは、自分も目立ちつつ、みんなにもメリットがあることを考えなくちゃいけない。
だから、承認欲求は全然悪い欲求じゃないと思うんですね。それが空回りしたら悪いけどね。みんなのメリットにならないのに認められたいだけで何かするとかさ。
でも正しく発揮された承認要求は、自分も満たされて、かつみんなにも求められるものを与えることができる。
サークルを作ったり、自分も満足し、他人も満足させる企画をしたいなさんは、だから子どもじゃないと思うんだよね。いたずらっ子の要素があるけど本質は他人の面倒の見られる大人。しかも企画にすこし遊びの要素をねじこみする悪巧みしてる大人ね。自分も満足、みんなも満足の作れる大人。私はそう思ってるんですよ。

大石怜奈:でも、なんでしょう……いくら頑張っても満たされてないと思ってしまう完璧主義な部分は承認欲求においては問題で、周りから見えている割には全く満たされてないんです。もっと妥協してくれ!大石!とはめっちゃ思います。
あー、身近な友人とか恋人は「絶対生きづらいよなあ」ってわたしのこと言ってます。えへへ。

qbc:自分のことを他人が全員理解するなんてあり得ないよ。友達とか恋人とか、そういう人に理解されればいいと思いますよ。
完璧主義て、満たされ切れないよね。絶対満たされるわけがない。「著者になりたい」って話がそれだと思う。本を書く書こう残そうって、ものすごく欲望深いと思ってるんですよね。だってそれは死んでからも理解されようと思ってるし、しかも表面的な理解だけじゃなくて、自分の深い部分までわかってほしいっていう、ものすごい欲求だと思う。
それは、どう思う? どういう本を書きたいの?

大石怜奈:今はどういう本を書きたいかは決まってなくて、でも著者になりたいんです。小説なら文章を書くプロ、専門書なら専門分野のプロって感じで、何かひとつを極めたら本を書く機会がありそうじゃないですか。
そういう意味で、いつか著者になりたいって言ってます。わたしの父の知り合いが「教師以外で先生って呼ばれる職に就きたい。医者とか弁護士とか」って言ってたのに近いかもしれません。
あと……本が好きで好きで。不登校児の友人って、本でしたから。過去のわたしみたいな子の友人になりたいのもあります。

qbc:あ、お父さんと仲がいい?

大石怜奈:はい、どちらかといえば父と仲が良いです。高校生の時は一緒にメイドカフェに通っていました

qbc:どこのメイドカフェ?

大石怜奈:秋葉原のあっとほぉ~むです! 当時の秋葉原はパパ活が問題視されていたせいで、実の父の会員証の裏に「れいにゃんのパパ」って推しが書いてくれました。
あと、萌え萌えじゃんけん優勝したことあります!
海外メディアが取材に来てた時にたまたまめっちゃ勝ったせいで、ねこみみつけて「がんばるにゃ」って言ってた映像をアジアのメディアが持ってるはず……

qbc:いなさんは、負けず嫌いですか?

大石怜奈:あっ、負けず嫌いです。

qbc:今、人生で1番幸せな時期ですか?

大石怜奈:はい、2020年から現在にかけて、人生で一番幸せな時期です。
通学が大嫌いだったわたしが、通学できなくなった社会で活躍してて、びっくりします。

qbc:今、陰キャの輝くチャンスが増えた時代ですよね。
それで、このインタビューでは、もしもの未来の質問もしているんです。今、何が欠けていたら今の状態になれなかったと思いますか? あのときにあれをしてなかったら、まだ生きづらいと思ってただろうなとか。何がきっかけで変わったんだろうというか。

大石怜奈:もしも大学1年生でサバイバルゲームサークルに興味を持っていなかったら、今の彼氏と出会わなかったら、昔のまま考えきらないと行動できない生きづらさを抱えていたと思います。

qbc:いちおうね、サバゲ起因? 彼氏起因?

大石怜奈:彼氏はサバイバルゲームサークルの代表だったんです!
なので、サバゲーに興味なったら彼氏に会ってなかったんですけど、まあ彼氏にどこかで会えていなかったらの方ですね

qbc :彼氏のほうが重要なのはわかってるんだけど、一応聞きたくて、サバゲーはなんで興味を持ったんですか?

大石怜奈:自分じゃ絶対やらないことをやったら、なんか面白いのかなって思っただけです。あんなに銃が重くてびっくりしました。もうしません。

qbc:なるほど。どっちかって言うと、彼氏と出会ったというか、彼氏がいなさんのことを好きになっちゃったってことがトリガーですよね。
口説かれちゃったんでしょう?

大石怜奈:口説かれたといいますか……当時を振り返ると、彼いわく「誰かがコミュニケーションを取らなかったら、このままわたしが大学辞めちゃうんじゃないかな」って思って、面倒を見て通学させようと思ったらしいです。昔はそこまで好きなわけではなかった、と。

qbc:いなさんは彼氏のどこが好きになった? いつから?

大石怜奈:自傷行為をしてしまって「どうしたら自傷行為やめられるんだろう」って悩み続けるわたしに「自傷行為できなくなるくらい忙しくするという選択肢もある」って言われたのをずっと覚えています。その考え方が、わたしの人生を変えました。
問題を直接解決しなくても、楽になることができるんだって、知りました。

qbc:さっき彼の性格はサポートタイプって言ってたけどさ、彼っていくつだったの? そのセリフ言ったとき。

大石怜奈:そのセリフ言った彼、当時18歳ですよ……すっごくないですか……? 彼はその大人っぽさを「成長期が早かったせい」って言ってます。うそだあ。
彼氏めちゃめちゃ単位落としてるのに!!

qbc:彼氏は何が好きなの?

大石怜奈:彼氏は……サバゲ―とポケモンが好きそうです。あとわたしの面倒を見ること?達観してて省エネに生きられるタイプなので、わたしと交際していると出来事いっぱいで楽しそうです。
現在わたし23歳、彼氏21歳です。彼氏が2つ下で、わたしの妹と同い年!

qbc:このインタビュー、暗い話に終始するか楽しい話になるかのどっちかだと思ってたんだけど、楽しいほうに振れたね。今、きっと、ほんと、いなさんは楽しいんだもんね。

大石怜奈:昔と比べればなおさら、今は結構楽しいです。もちろん暗い話はできるけど、昔は暗くても今は楽しめるんだぞって言いたいってのもあるんだと思います。「昔わたしのこといじめてた人、見てる~?」みたいな。

qbc:やっぱり人間って生きるって欲求のある生き物なんだなあって思います。
最後に言い残したことがありましたら、お伺いします。

大石怜奈:卒業論文のテーマを「居場所」にする予定で、居場所づくりを行う団体の設立者さんや代表さんにヒアリングをしたいです。もしもこれを見てくださった設立者さん、代表さんがいらっしゃいましたら、わたしのTwitterなどにご連絡いただきたいです! 2022年1月末くらいまで!
子ども食堂や当時者会の運営はもちろん、居心地を良くしたいバーのマスターとかでもいいかなって!

qbc:ありがとうございました!

大石怜奈:ありがとうございます!

いなさんのTwitterはこちら!




あとがき

あなたはこのインタビューを読んで、どう思われましたか? 考えたこと感じたことを、ぜひコメント欄に残していってね。爪痕を残していってね!
ほむほむほむ。ほむほむほむ。ということでいかがでしたでしょうか。いやーパワフルな人だったなと思いました。自分の特性を活かして自分の居場所を作る。
とにかく根幹にあるのは投企なのかなと思いました。企てを投げることへの好奇心というか執着というか。精神を病む人は現実を見すぎて理想と現実のギャップにさいなまれますが、いなさんは典型的なそういうタイプなのかなと。きつい現実が強いイメージを呼び起こし、胸踊らす企画の実現で現実を征服してゆく。
とまれいずれにしろ、投企に燃えるも現実を耐え忍ぶのも疲れることに変わりはないので時々ゆっくり休むのを忘れないでくださいねと思いました。
なーにを! 私ったら! 偉そうに!
次回、完結します! とゆうかさせます!
というか、同性好きで女子高行くとか、めっちゃパワフルだよねやっぱりって思います。発想が天才。

マガジンで過去インタビューも読めますよ!

インタビュー参加募集!

この記事が参加している募集

#自己紹介

230,124件

いただいたサポートは無名人インタビューの活動に使用します!!