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普段日の目の当たらない、大学スポーツを支える熱いスタッフに"spotlight"を当てた記事を投稿していきます。

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スポットライトとは?

大学スポーツには大きな可能性があります。  アメリカでは大学が大規模スタジアムを所有する程、大学スポーツへの注目度は高く、その経済効果もプロに引けを取りません。しかし、日本の大学スポーツは駅伝を除き、注目度が非常に低いのが現状です。高校サッカー選手権や甲子園に見られるように、学生スポーツの中心地は高校にあります。    私たちは、日本の学生スポーツに求められていることは、中継実況の内容から推測して、「青春ドラマ」であると考えます。確かにその点、大学スポーツは高校スポーツ

    • リーグ最終節直前特別企画!! BOSS対談

           Spotlight  特別対談企画!!    佐藤健さん ×   中野雄二さん 中央大学学友会サッカー部総監督    流通経済大学サッカー部監督 ○自己紹介―お二人の関係性を教えてくだい。 中野さん:理事長と技術委員長は両輪で、連携が取れないと連盟はうまく機能しません。その点でも健さんの尽力で多くの指導者をまとめて頂き、また技術委員会が連盟の柱として実務全体をまとめてくださっています。 当時は今とは比較ならないほど上下の関係が厳しく、4年生は神のような存在で、他

      • 同期だからできるぶっちゃけトーク【國學院久我山高校】

        Spotlight 第2回対談 −同期だからできるぶっちゃけトーク【國學院久我山高校】− 山本航生 × 加納直樹 × 山本献 × 熊澤維吹  中央大学学友会サッカー部   慶應義塾体育会ソッカー部 ◯お互いの印象について ー他己紹介をお願いします。 (熊澤維吹について) 加納:(熊澤)維吹は久我山の高校のときは、クラスが違ったけど、何だろうな一言でいうと変人、いや変わったヤツ。(豊田)歩くんと仲が良かった。 熊澤:俺だけクラス違うし、カテゴリーが違ったからあんま

        • 高校サッカー選手権優勝を経験した彼らの今

          Spotlight 第1回対談 −高校サッカー選手権優勝を経験した彼らの今−  中谷颯辰    ×        加納大 (早稲田大学・4年・DF)   (中央大学・3年・FW) ◯お互いの印象について −他己紹介をお願いします。 中谷:初めて大を見たのは、ぼくが中学3年生の時です。静岡学園高校と練習試合をした際に、彼は中学2年生ながら高校1年生のトップチームに出ていました。プレーは正直その時が一番衝撃的で、高校1年生チームの中でも一番ヤバいなって印象がありました。後

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        スポットライトとは?

          ピッチに立たない強み ~マネージャーが「勝利」のためにできることは何か?~

          「マネージャー=雑用」この歪な常識が日本の学生スポーツ界には疑われることなく罷り通っている。しかしこの”違和感”に問題意識を覚え、行動を起こしたマネージャーがいる。静岡大学サッカー部マネージャーの増田美奈さんである。よって第9回となる今回は旧来のマネージャーの枠組みを超え、チームの勝利の為に活動する増田さんの活動とその想いに迫っていく。 念願のサッカー部で待ち受けていた現実  念願の大学サッカー部には「チームに貢献したい」という大きな期待と希望を持って入部した。しかし、実

          ピッチに立たない強み ~マネージャーが「勝利」のためにできることは何か?~

          色のある人生を送る

           「人がチャレンジできる場所を広げる」「スポーツの価値を高める」 7年間の海外生活を経て今年帰国し、中央大学でこの二つの夢を追う男がいる。今年から中央大学サッカー部の指導者に就任した高橋龍之介コーチである。したがって第8回となる今回は就任から約半年、壮大な夢を掲げ今も常に熱く選手とぶつかり続けている高橋コーチのその原動力に迫っていく。 夢を持ったきっかけ(大学生活〜海外生活)  プロサッカー選手という目標のために中大サッカー部に入部したが、2年次の終わりにアキレス腱を断裂

          色のある人生を送る

          中央大学野球部を陰ながら支えるリーダー

          1930年に創部して以降、数多くのプロ野球選手を輩出してきた大学屈指の強豪校野球部、中央大学。しかしそんな強豪校であって大学サッカー同様、高校に比べてメディア露出が少なく、注目度も低い。それでも、そこに熱い想いを持って大学4年間をかける人間がいる。高校生よりも自由度が増し誘惑が多い大学生であるにも関わらず、日の目があたらないところで泥臭く努力をし続けている。私は大学スポーツで選手として活動しているからこそ、そのような人の魅力や凄さに気づき、より多くの人に知ってもらいと考えてい

          中央大学野球部を陰ながら支えるリーダー

          一瞬の最高の喜びを求めて

           1月2日、3日に行われる箱根駅伝は日本のお正月の風物詩である。そんな大学スポーツの花形競技である駅伝において、テレビに映る選手は汗も美しく見えるほど輝いて見えるが、その裏には1年間を通して泥臭く選手を支え続けるマネージャーの存在がある。 そこで『スポットライト』第6回は、今年箱根駅伝で6位の結果を残し2年後の第100回大会で優勝を目指す白地に赤の「C」伝統の中央大学で、マネージャーとして陰ながら選手を支える河野鼓太郎さんに取材を行なった。 男マネの役割 中央大学駅伝部に

          一瞬の最高の喜びを求めて

          選手を辞めた選択に後悔をしない生き方をする

          コンダクターが決まるまでの流れ 関西学院サッカー部には「コンダクター制度」がある。コンダクター制度とは、2年から3年に上がるタイミングで数人の選手が学生スタッフに転向する制度である。ピッチ内では練習のサポートや試合前アップ、ピッチ外では事務作業をこなす。   コンダクターを決めるにあたり3~4人が選手を辞める決断を下さなければならないが、皆サッカーを続けたいという想いを持っている。したがって、コンダクターを決める学年ミーティングは皆が腹を割って話す必要がある。しかし、今年の

          選手を辞めた選択に後悔をしない生き方をする

          チームのために選手を辞める

          コンダクターとは?  関西学院サッカー部には「コンダクター制度」がある。コンダクター制度とは、2年から3年に上がるタイミングで数人の選手が学生スタッフに転向する制度である。  仕事の内容は主に、練習のサポートや試合前アップ、主務などである。池谷さんは今年、4軍チームの監督を務め、上記の仕事に加え、チームの戦術や練習メニュー、試合のメンバーを考えることや、選手のマネジメントも行う。  コンダクターの他の学生スタッフとは異なる点は、2年間選手としてチームに所属していることであ

          チームのために選手を辞める

          可能性を作る

          3月下旬、中央大学多摩キャンパスサッカーグラウンドにて、「八王子オレンジサッカーフェスタ」が開催された。八王子市内にキャンパスを構える大学によるサッカーの大会である。第1回はコロナ禍ということもあり中央大学と拓殖大学の一試合のみで行われた。しかし、多くの街の人に大学サッカーを楽しんでもらいたいという想いから「学生サッカーは街とともに」をテーマに掲げ、八王子市をホームとする少年団、大和田SC、南大沢FC、シルクロードSC、鑓水SCの4チームも招き大会は開催された。 大会主催責

          可能性を作る

          夢を追えなくなっても、夢を創ることならできる

          これまでの人生  「自慢だった脚が言うことを聞かなくなって、無力な気持ちになりました。」と話す持田さんは、高校の時に事故に遭い、脊髄を損傷して車椅子生活になった。4歳の頃から11年間続けた大好きだったサッカーも、ある日突然できなくなってしまった。 それから、なかなか前を向くことができず、ひどく落ち込む日々も続いた。そんな時、沈んだ気持ちを救ってくれたのは、一緒にサッカーをしてきた仲間と、病室のテレビで流れていたサッカー中継だった。仲間のお見舞いと、テレビでのサッカー観戦が前

          夢を追えなくなっても、夢を創ることならできる

          挑戦し続ける

          今年から中央大学サッカー部の監督に就任した、宮沢正史(43歳)は今なお、成長を求めて挑戦し続けている。 選手を支えるスタッフに“スポットライト“を当てる、本企画「Spotlight」の第一回は、今年から中央大学サッカー部の監督に就任した宮沢正史さんについて取り上げる。 指導者としての軸 43歳になった今も、宮沢監督は夢の途中だ。Jリーグで15年活躍した宮沢監督は今、指導者として「プロのトップチームの監督になる」という夢を掲げ挑戦し続けている。 新たな夢を追うため、37

          挑戦し続ける