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就活対策!5分で面接の全容を解説!

〇はじめに

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■今回の記事の対象

就職活動を始めようと思っている大学2.3年生

■この記事を読み終わったら分かること

・就職活動の面接でどのような点が見られているのか
・面接のそれぞれのポイント

もし就職活動の概観から理解したいと言う人がいたら、こちらの記事を読み進めてみて下さいね!

1.就職活動の面接の基本(企業は何を見ているのか)

就職活動の面接について、2022年卒で就職活動を行った経験を活かしつつ、企業側の目線も踏まえて解説していきます。一口に面接といっても、面接の段階によっても異なりますし、志望する企業によっても大きく異なってくるので、一概に全てに当てはまるわけではありませんが、基本的なものについて紹介します。

まず、外観として、多くの企業では、大体1~3回面接があることが多いです。そして、それぞれの面接の位置付けは、次のようになっていると思います。

◯1次面接:実力を見る
◯2次面接:実力と志望度を見る
◯最終面接:志望度を見る

大体多くの企業はこのように見ていると感じました。そのため、コンサルティング企業や広告業界などは、1次面接として、ケース面接やグループディスカッションを設けて、そちらでの振る舞いを見ているのではないかと思います。グルディスの突破については、こちらのページを参考にしてみてください。

では、実力を見ているといっても、具体的にどのようなことを見ているのでしょうか。

2. 「実力」を示すとは?

面接で自分の実力を示すとはどのようなことなのでしょうか。昨年、多くの面接を行い、見られていると感じたポイントについて以下説明していきます。

 2-1. コミュニケーション能力

やはり、企業が面接で見ている点としては、このコミュニケーション能力を見ていると思います。例えば、「きちんと問いかけられた質問に答えられているか」や「こちらの意図を汲み取ることができているか」などがこれに該当します。

よくあるミスとしては、大学生活様々なことに取り組んできて、聞かれたこと以上にそのことについて話してしまう場合や、自分のことをアピールをしたいという気持ちが出過ぎて、聞かれたこととは違う話をしてしまうなどがあります。ただ、聞かれたこと以上のお話をしても企業の人は、逆にコミュニケーション能力が低いと判断し、面接に通りにくくなってしまうので注意しましょう。

また、コミュニケーションとは、「双方向のもの」であるということを意識しましょう。面接といっても、一方向にアピールするものと捉えず、相手との会話を楽しむくらいのつもりでやった方が上手くいく可能性があります。

 2-2.論理的思考力

コミュニケーション能力にも通じる部分はありますが、「論理的思考力」は就職活動を行っていく上で、必要不可欠な力となります。きちんと相手の聞きたいことに対して、流れを組み立て、わかりやすく伝えられるようにしていきましょう。

論理的思考を実践するためには、以下のことを意識するといいでしょう。

1. 構造化
2. 結論1st
3. ナンバリング

構造化は、頭の中に浮かんでくるトピックについて、その関係性を話す前に考えることで、できるようになっていきます。例えば、2つのことを話したい時に、その2つの関係性が、対比の構造になっているのか、因果関係になっているのか、それとも並列関係なのかによって、話し方は変化します。これを考えるポイントとしては、話し始める前に考える」ことと「接続詞をしっかり使うこと」の2つです。特に2つ目の接続詞を使うことに関しては、意識しながら話すことで、相手にも話と話の関係性について明確に伝えることができるので、非常におすすめです。

結論1stは、相手が聞いたことについて、最初にその答えを述べるということです。具体的には、「なぜ〇〇を志望していますか」と聞かれたら、「〇〇だからです」と答えるか、「〇〇を〇〇を志望している理由は□点ある」といったように回答します。こうすることで、相手の聞きたいことに明確に答えることができるので、しっかりとコミュニケーションを行うことができます。よくない例としては、「なぜ〇〇を志望していますか」と言われて、「大学生活〜〜を経験してきました。そして、これを大事にしています。だから、御社をしています。」と答えるやり方です。これでは、結論が最後に来ており、「結局うちを志望している理由は何だ?」ということを考えながら、面接官が話を聞くことになってしまいます。しっかりと、「まずは相手の質問に答える」ことを意識して回答しましょう。

ナンバリングは、いくつか話したいことがある時に先にその数を提示するやり方です。これを行うことで、多少話す内容が多くなっても、論理的に相手に話を伝えることができます。例えば、「学生時代に頑張ったことは何ですか」と聞かれた際に、頑張ったことが複数ある場合には、「学生時代には、2点のことを頑張りました」や「学生時代は、〇〇と□□の2点に力を入れていましたなどと回答するといいでしょう。一方で、「学生時代に頑張ったことは何ですか」という質問に対し、「学生時代は、〜〜に取り組んでいました。他にも、〇〇も行いました。そして、□□もやりました」と答えると、「結局何を頑張ったの?」となってしまう可能性があります。ナンバリングは、用いることで、絶大な力を発揮します。上手に使いこなせるようになりましょう。

3. 「志望度」を示すとは?

志望度を示すのはその企業に対する熱量を示すということです。

これにおいて重要なことは、

1. 自分のやっていきたいことと企業のやっていることをきちんと重ね合わせる(→志望動機を明確にする)
2. 話している際に熱量を乗せて話す

の2つかと思います。

どちらをやるにしても、「自分に対する理解」と「その企業に対する理解」の2つが必要不可欠になってくるので、その部分について深くできていることが前提となります。

自己分析のやり方についてはこちらのページを参考にしてみてください。

また、これは最終面接で特にですが、「会社に入社して何をしたいのか」「どう活躍したいのか」を必ず明確にしておき、「第一志望である」ということが常に伝わるようにしましょう。

就職活動は受験とは違い、明確に実力があったとしても、志望度が低ければ落ちるということが往々にしてあります。なぜなら、企業もどうせうちに来ないと思っている人に内定を出すのは無駄な行為となるからです。だからこそ、例え自分の中で「抑え」の企業だったとしても、しっかりと第一志望の人と同じくらい準備する必要があるのです。

ここまで、面接の回数とそれぞれで見られている点について解説してきましたが、次はじゃあそれぞれの面接はどのような流れで行われるのかについて紹介していきます。

4. 面接の流れ

もちろん、企業や選考の段階によって、面接時間ややり方などは異なりますが、1つのオーソドックスなパターンとして、30分の面接で紹介していきます。30分の面接だとした場合、多くの面接は、次のようになっています。

1. 序盤(5分程度):自己紹介、アイスブレイク
2. 中盤(20分程度):志望動機、過去の深掘り
3. 終盤(5分程度):逆質問、最後に何か

もし1時間の面接だった場合、それぞれを2倍すればいいでしょう。大体の面接の構造は上記の通りです。では、具体的にどのようなことを話すのか。

 4-1. 序盤(5分程度):自己紹介、アイスブレイク

自己紹介は、普通に自己紹介を行えばいいのですが、この自己紹介は可能な限りしっかりやった方がいいでしょう。多くの場合、「〇〇大学の□□と申します。〜〜をやってきました。よろしくお願いします」などと端的に終わることが多いですが、これはあまり良くないと思います。

なぜなら、自己紹介の特性を考えたときに「自分のことを伝える」ということが重要であり、企業の人も可能な限りその人について知りたいはずであるからです。短い時間の中で、しっかりとその人について知ることは容易ではありません。だからこそ、自己紹介はしっかりやっていいのです。大体、1~2分くらいやってしまいましょう。そして以下のようなことを参考として話しましょう。

・名前
・所属
・将来の夢(やっていきたいこと)
・自分の強み
・強みを活かしてやってきたこと
・学問としてやったこと
・課外活動としてやってきたこと
・面接への意気込み(よろしくお願いします)

これだけの内容を含めれば、アイスブレイクの時間はこの自己紹介に対して、簡単に質問があり、中盤へと進んでいきます。

 4-2. 中盤(20分程度):志望動機、過去の深掘り

自己紹介で流れを掴んだら、そのテンションのまま、この中盤へと入っていきます。ここが1番のメインとなるので、当然しっかりとした準備が必要です。ただ、ここでの内容は事前にとにかくこしらえておきましょう。当日は考えて話すのではなく、考えてきたことを発表する場くらいにしておくことが大事です。

具体的には下のような質問について様々な観点から考えておきます。

<志望動機について>
・業界の志望動機(なぜメーカーなのか、商社なのか)
・企業の志望動機(なぜその企業なのか)
(・その企業のなぜその職種なのか)
・その企業でやっていきたいことは何か
・活躍するためにどのようなことが重要だと考えているか
・その業界・企業がやっている活動で関心ごとはあるか
<自己分析の深掘り>
・学生時代頑張ったことは何か
・どうしてそれを頑張ったのか
・ワクワクする瞬間は何か
・挫折した経験とそれをどのように乗り越えたか
・自分の強み/弱みは何か
・チームの中でどのような役割を担うことが多いか

上記に示したのは1例に過ぎませんが、しっかりと準備しておくことで、落ち着いて、面接に望むことができます。

 4-3. 終盤(5分程度):逆質問、最後に何か

逆質問については、3~4個は用意しておきましょう。

また、その種類についてもテイストの違うものを用意しておくといいでしょおう。例えば、「学生時代にやっておいた方がいいことは何ですか」というのと、「入社までに準備すべきことは何ですか」は似たような質問ですね。だから、別の「〇〇さんの経験で印象に残っているのことは何ですか」など、違うテイストのものを聞くといいでしょう。

また、「最後に何かありますか」と言われたら、必ず何かは答えましょう。「特にありません」は良くないです。最後にもう1度抱負を述べて、その企業への志望度をアピールするといいでしょう。

5. まとめ

いかがでしたでしょうか。面接の外観についてここまで解説してきました。最初の方はうまくいかないことが多いかもしれませんが、PDCAをしっかり回し、準備を怠らずにやることで、必ず突破できるようになります。

諦めずに最後までやりきり、必ず第1志望の企業に入ることができるようにしていきましょう。Uni.News運営一同、常に応援しています。

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