就活対策!「自分が分からない」と悩まないために-自己分析の方法6選!
〇はじめに
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■今回の記事の対象
就職活動を始めようと思っている大学2.3年生
■この記事を読み終わったら分かること
自己分析をやる目的・種類・やり方
就職活動を始めてすぐの人はこのような悩みを抱えているのではないでしょうか。
もし就職活動の概観から理解したいと言う人がいたら、こちらの記事を読み進めてみて下さいね!
自己分析の基本
まず最初に自己分析の基本的な部分を「なぜ行う必要があるのか」「いつ行えばいいのか」「どこをゴールに行えばいいのか」という3つの観点から解説していきます。
「なぜ行う必要があるのか」については、「自分がどの企業にいきたいのかを認知し、適切に企業の人にその想いを伝え、内定を獲得できるようにするため」です。星の数ほどある企業を見ていく中で、自分が本当にやりたいことがわからなくなったり、どのような職場を好んでいるのか不明瞭になったりすることは多々あります。きちんと自分の軸を持って就職活動を行わなければ、相対的にこちらの企業の方が良いという決め方となり、自分の就職活動に満足しにくくなってしまうのです。だからこそ、就職活動を始める最初に自己分析をしっかり行っていくことは重要です。
それでは、具体的にはいつ頃取り組むのが良いのでしょうか。
率直に言うと、自己分析は「就職活動を行っている間いつも」または「日常的」に行っていく必要があると考えています。なぜなら、就職活動はライフイベントの1つにすぎず、私たちは大なり小なり「選択」と「決断」をして生活していると考えるからです。だから、できる人は、ある程度日常的に自己分析を行う習慣を身につけるのがいいと思います。
ただ、就活においては、おおよそどの時期にやっておけば間に合うと言う時期が決まっています。それが上述した資料に示すようなタイミングで、まとめると下のようになります。
◯選考時期の早い外資系の企業・・・2年生の2月〜3年生の5月末
◯早期内定を獲得したい・・・3年生の4月〜7月末
◯一般的な日系企業・・・3年生の7月〜11月上旬
自己分析は一朝一夕で終えることができないものです。ある程度長い時間かけて試行錯誤して行う必要があります。継続して取り組むことで、本当に自分にとって良い自己分析を行うことができます。
それでは自己分析のゴールはなんでしょうか。
私たちは自己分析のゴールを「納得感を得ること」と考えています。自分の選択の起点を理解し、明確な納得感を持って決断することができるようになれば、自己分析を終えて大丈夫です。それが自分にとっての絶対的な指針となり、自分の決断に責任を持てるようになるからです。絶対的な指針を持っているので、他の人になんて言われようと揺らぐこともありません。自己分析で納得感を得られれば、自分の人生に自信を持って生きることができるようになります。
ただ、「納得感を得る」と言っても少しわかりづらいかもしれません。そのため、就活では「就活前」「就活中」「就活後」で以下に示す3つができるようになることをゴールとしましょう。
まず、「就活前」の自己分析では、「選択」ができるようになりましょう。自分がどの業界に興味があり、どの業界には興味がないのか。その業界の中でもどの企業に興味があり、どの企業に興味がないのか。このような分別を明確な理由を持ってできるようになれば、この部分は大丈夫です。具体的には、「自分が将来的にどんなことをしていきたいのか」や「自分が大切にしている価値観」などを考えていくと良いでしょう。
次に、「就活中」の自己分析では、「主張」ができるようになりましょう。ESにきちんと自分の想いを乗せて書くためや面接官に自分の考えをきちんと伝えるためには、自分の中で確信を持った言葉で表現することが重要です。自信がなさそうに話していたり、不明瞭な回答をしてしまったりすると、しっかりと相手に伝わることがなく、そこで落ちてしまいます。自分の言葉で、自信を持って考えを主張できるようになれば、この部分は大丈夫となります。
最後に、「就活後」の自己分析では、「決断」ができるようになりましょう。きちんと自己分析を行い、就活前に「選択」ができ、就活中に「主張」ができたら、ほぼ確実に複数内定を獲得することができます。なぜなら、「選択と集中」をして就職活動を行えており、他の人が割くエネルギーよりも多くのエネルギーを志望企業に割けているからです。そのような中で、最後自分が行く1社を決めるのが、この決断のプロセスとなります。最終的にいく1社を決めることは、「最終的に行かない複数の企業を決める」ということです。自分が入社しない複数の企業を、自己分析の軸を当てはめて「この理由でこの企業には就職しない」ということが明確に言えるようになれば、この部分の自己分析は大丈夫です。
これらをしっかり行うことで、自分の進む進路に絶対的な自信を持つことができ、清々しい気持ちで就職活動を終えることができます。
ここまでかなり論理的に自己分析を通してできるようにならなければいけないことを解説してきましたが、「直感的にこっち」というのも重要な要素です。この部分については、それぞれの感性となるので、解説することは難しいですが、自身の直感については大事にして考えていきましょう。
さて、ここからは、「自己分析を行うポイント3つ」や「実践自己分析7選」、そして、「実際にあった質問集」の解説を行っていきます。それぞれの項目について、かなり詳しくやり方などを紹介していくので、是非読み進めてみてください。さらに、簡単な自己分析ワークシートも用意しました。自己分析の項目がわからないという人は活用してくださいね。
就職活動を絶対に成功させたい人は必読です!以下を行うことで、自己についての深い理解が促進され、自分の言葉で、自信を持って主張し、決断することができるようになるでしょう。
自己分析のポイント3つ
自己分析を行っていく上で、非常に重要なポイント3つについて解説していきます。
1点目は、「逃げずにやり切る」ということです。自己分析のやり方については様々ありますが、とにかくこれが重要です。前述しましたが、自己分析にはそれなりに時間がかかります。そのため、多くの人が後回しにしがちです。しかしながら、そのように後回しにすることで、就活途中や就活後の自分の首を絞めることとなります。自分の過去と向き合うことや今後の未来をどのように生きたいか考えることは容易なことではないかもしれません。それでも、自分の人生を自らの足で歩んでいくためにも、逃げずにやり切るようにしましょう。
2点目は、「なんで?を考える」ことです。「過去にこういうことがあった」ということや「こういうことをしていきたい」ということに対して、「なんで?」と問いを立て、その思考や行動の起点を見つけるようにしていきましょう。そうすることによって、自分の思考や行動がどのように起こっているのか理解でき、確信を持って表現できるようになります。また、迷いもなくなっていき、選択・決断のスピードが早くなるでしょう。
3点目は、「点ではなく、線で考える」ということです。就活で使える自己分析を行うためには、1問1答で考えてはいけません。例えば、「自分の大切にしている価値観」について考えたときには、それと付随した「経験」や「なぜそれを大切にしようと思ったのか(起点)」、「大切にしている他の価値観」などを一緒に考えましょう。これらの点が実際の面接では一緒に聞かれる可能性が高いからです。つまり、自己分析を行っていく中で出てきた1つ1つの観点それぞれのつながりについて考えていくことが重要です。
実践自己分析6選+おまけ1選
ここからは自己分析のやり方を7つ紹介していきます。それぞれを時間とおすすめ度の2つの観点から考え、記載しています。自分の状況に合わせて取り組んでみて下さいね。
自己分析にあまり時間が取れないという人は、1.日記をつける / 3.他人と対話する / 5.テストを受験してみる を行ってみましょう。この3つを行うだけでも、自分について、おおよそのイメージを掴むことができるでしょう。
ただ、前述したように、きちんと納得感を得るためには、根本に迫っていく必要があります。そのためには、ある程度の時間は必要です。まとまった時間が確保できるときには、2.モチベーショングラフを作る / 4.過去の出来事を振り返る / 6.ワークシートで内省する を行いましょう。これらに取り組むことで、深い自己理解に繋がり、確信度を高めることができます。
ここからは、それぞれのやり方についてさらに詳しい解説を行っていきます。
次に「モチベーショングラフを作る」について解説していきます。自己分析 やり方と検索すると大抵出てくるやり方ですが、これはただ時系列にモチベーションの波を書けばいいと言うわけではありません。モチベーションの高い時期と低い時期の共通点を導き出すことが重要なのです。そうすることによって、自分のモチベーションが上がる要因と下がる要因を理解でき、今後の人生で自分が充実するための要素を導き出すことができます。写真上では、スプレッドシート上で数値を打ち込む形で行っていますが、紙やノートに記載してやっていってもいいでしょう。
4点目は「過去の出来事を振り返る」です。自分の価値観がどのようにできてきたかを考えるためには、この方法が最適です。過去にあった印象的だったことを思い出し、それに対して、「どう感じたか」や「なぜその行動を取ったのか」を深ぼっていきましょう。特にこのタイミングでポイントにも上げた「なぜ?を問いまくる」が重要です。それを通して、きちんと自分のルーツに迫っていくことができるからです。実際に面接でも、「そのような価値観を持ち始めたきっかけは何ですか?」などと根本について聞かれる質問が多々あります。しっかりと深ぼることで、これらの質問に自信を持って答えらるようになります。
6点目は「ワークシートで内省する」です。ワークシートでの内省は、「目的をきちんと定めてから行う」ことが重要です。有名なワークシートを含んだ本に「絶対内定20××」がありますが、実際に見たところ、ESや面接で使わないような質問も数多くありました。実際に使いそうな部分だけを埋めるように目的を持って取り組みましょう。
最後におまけて7つ目を紹介したいと思います。
おまけで紹介する7つ目の方法は、「自分の心が落ち着く場所(海や公園など)でぼーっとする」です。今まで紹介してきた内容はかなりしっかり考える系でしたが、自然を見ながらぼーっとすることで、ふとした時にたくさんの考えが出てきて、普段は気づかないことに気づくきっかけになります。家でこん詰めて考えるのが苦しくなったときには、リフレッシュがてら、自然のあるところで、ぼんやり考えてみるのもいいでしょう。
最後に実際にあった質問について紹介していきます。
まとめ
ここまで、自己分析の基本から、ポイント3つ、実践的なやり方7選、そして、実際にあった質問集と自己分析について様々な観点から解説してきました。自己分析は、就活において、また、人生において、最も重要なことです。この記事を読んでくれた皆さんがその重要性を理解し、逃げずに最後まで自己分析に取り組んでくれることを心から願っています。
そして、希望の就職先へと入社し、今後の就労の人生を可能な限り充実したものになることを応援しています。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
☆その他
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