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講師・コンサルタントの集客戦略⑧

本日は講師・コンサルタントの集客シリーズをお届けします。今回のテーマはエージェント登録です。

エージェント登録の流れ

ご存知の通り、研修会社に講師として登録し、講師案件を振ってもらうというパターンです。

講師を募集している研修会社は多いので、研修会社やご自身の住んでるエリアなどで検索して、募集がないかを確認し、履歴書や職務経歴などを送るのが一般的な流れです。

弊社も研修会社として、パートナー講師に協力して頂いておりますし、私自身営業経験も長かったので、今日は研修会社や営業担当がどんな講師なら依頼したくなるかを考えてみます。

講師のアサインは営業が権限を持つ

研修講師を依頼する際の仕組みはエージェントによって違いますが、だいたいの場合、担当営業がアサインに関して大きな権限をもつことが多いです。

大手の研修会社だと、営業と外部講師の間に調整役の担当部署をかますこともありますが、アサインに関しては営業が出した要望を踏まえて出すのが通常なので、アサインされたいのなら営業に好かれるというのが鉄則です。

なぜ多くの営業は外部講師に仕事の依頼をしないのか

営業の立場から言うと、社内に講師がいる場合、極力社内の講師に案件を任せたいなというのが本音です。

もちろん社外講師にはフィーが発生するという経営的な問題や、隣にいつでもいるので手軽に相談できるなどの物理的な問題もあるのですが、実はそんなことは大した理由ではありません。

外部講師に仕事を任せない一番の理由、、、


それは「わかんないから」です。


営業は、パートナー講師がコミュニケーションする機会や登壇を目にする機会がありません。パートナー登録の面接も、大抵の場合、営業が直接するわけではありません。

営業からするとパートナー講師であるあなたは「わかんないことだらけの謎の人」なのです。

「いやいや、履歴書とか職務経歴とか、登壇実績をまとめた資料を提出してるますよ。。」

と思われる講師もいらっしゃるでしょう。もちろんそれらの情報は社内でアクセスして確認できます。

だけど、実はこれらの情報は営業にとってクリティカルに必要な情報ではないのです。営業が本当に知りたいのは

「キャラ」「レベル」「コンテンツ」です。


この講師はどんなキャラで、プレゼンやファシリなどのベーススキルがどんなもんで、どんな得意領域でどんなコンテンツを持っているんだろう、、、が知りたいわけです。

これらは履歴書と職務経歴書では判断しようがないのです。


逆に言うと、「キャラ」「レベル」「コンテンツ」が信頼できる講師は社内講師に次ぐラインナップに加えてもらえるので、間違いなく仕事が来やすくなります。

もし皆さんがエージェントの営業に選ばれたいのであれば、少なくとも上記の3つがわかるような準備が絶対に必要です。


次回さらに詳しく解説します!

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