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2010年に活動を開始した演劇団体。各地のまちを舞台に、ラジオや冊子など様々なメディア…

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2010年に活動を開始した演劇団体。各地のまちを舞台に、ラジオや冊子など様々なメディアを組み合わせながら演劇作品を製作している。 [メンバー]阿部健一、齋藤優衣、新藤秀将、高橋由佳 https://www.uni-theatre.com/

マガジン

  • 「すみだ川ラジオ倶楽部」副読本

    • 7本

    2022年の「隅田川 森羅万象 墨に夢」参加企画として公開した新作ラジオ演劇「すみだ川ラジオ倶楽部 川を流れる七不思議編」。 その作品背景やプロセスを公開する、作品の副読本かつ活動記録のマガジンです。

  • unikki

    • 32本

    uniのnoteです メンバーが好きなことをいろいろ書きます

  • ちょいとそこまでプロジェクト❷練馬区・高松編

    • 29本

    ちょいとそこまでプロジェクトとは 地域での取材や歴史をもとに、その土地に根ざした演劇作品をつくるプロジェクトです。 2014年に練馬区・江古田にて第一弾「ナイス・エイジ」を上演。第二弾は、「練馬区・高松編」としてプロジェクト開始。その歩みを記してゆきます。この記録はプロジェクトメンバーにより編集されています。 ◯プロジェクトメンバー/阿部健一、齋藤優衣、新藤秀将、谷陽歩(以上演劇活性化団体uni)、高橋由佳(俳優)、矢部祥太(俳優)、塩田将也(劇作・演出家)により現在プロジェクトおよび演劇作品を製作中。時間をかけて製作するなかでメンバーは随時増えてゆきます。《助成:練馬区環境まちづくり公社 練馬区まちづくり活動助成 羽ばたき部門》

最近の記事

「ラジオ倶楽部」ができるまで(魚田まさや・阿部健一対談|後半)

お待たせしました!魚田×阿部の対談、後半はいよいよ「すみだ川ラジオ倶楽部 川を流れる七不思議編」に迫っていきます。 それぞれの視点で創作過程をたどりながら、音声演劇のつくり方や風景・まちとの関係、いま考えるこれからのことを話しました。 副読本の締めくくりとして、ぜひご覧ください。 (収録:2022年12月14日 会場:北條工務店となり)  対談の前半はこちら ◆  ◆  ◆ 新しい土地、新しい方法魚田 そもそもなぜ墨田区で作品をつくろうと思ったんですか? 阿部 すみゆ

    • 教室からまち、まちからラジオへ(魚田まさや・阿部健一対談|前半)

      「すみだ川ラジオ倶楽部」作者の魚田まさやさんは、ひとつ前のラジオ演劇「今日のたかまつ アーカイブス」に取り組んだ練馬区・高松での活動から、相談相手として伴走していました。 12月なかば、そんな魚田さんとuniの阿部でふりかえり対談を実施!大ボリュームの対談を、前半・後半に分けてお送りします。 前半ではどうしてuniがラジオ演劇に至ったのかを、魚田さんの質問に答えるかたちで紐解きました。 「すみだ川ラジオ倶楽部」までたどり着かず!今作の話は後半でお届けします。 (収録:2022

      • 音源編集備忘録

        「すみだ川ラジオ倶楽部」は録音したものをそのまま公開しているわけではなく、音源編集、いわゆるDAWソフトでの作業を行ったうえで作品として公開をしています。その作業は「今日のたかまつ アーカイブス」に引き続き、演出の阿部が担当しました。 音源編集のバックグラウンドを持たないため、やりたいことに合わせて都度方法を調べつつ作業するという進め方で、まだまだ未熟なところがありますが、今後の自分のためにも今回具体的にどのような順番で音源を仕上げていったのか記録をしたいと思います。 声の

        • ベンチをつくるなかで考えたこと(ベンチ設計・施工:木村七音流より)

          作品の舞台となった7つのスポットはすべてベンチなど、座れる環境を提案しています。そのうち2ヶ所は既存のベンチがないため、オリジナルのベンチをつくって設置するという計画を立てました。 ベンチの設計を担当したのは、若手建築家の木村七音流さんと下田悠太さん。 中心になって設計した木村さんが作業のなかで考えたことを教えてもらいました。設計意図を知った上で実物を見ると、きっとまた違った味わいがあるはずです。 (阿部) 墨田区役所うるおい広場のベンチ 短期間の設置で、割と広い広場の端

        「ラジオ倶楽部」ができるまで(魚田まさや・阿部健一対談|後半)

        • 教室からまち、まちからラジオへ(魚田まさや・阿部健一対談|前半)

        • 音源編集備忘録

        • ベンチをつくるなかで考えたこと(ベンチ設計・施工:木村七音流より)

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        • 「すみだ川ラジオ倶楽部」副読本
          7本
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        • ちょいとそこまでプロジェクト❷練馬区・高松編
          29本

        記事

          墨田区に触れていく道のりとしての取材

          これまでのuniのやりかたと同様に、「すみだ川ラジオ倶楽部」も地元の方への取材から行動を開始しました。 早い段階から「ラジオ」や「七不思議」といったキーワードが決まっていたので、隅田川にまつわる思い出や七不思議的な体験を伺って作品内容につなげていくことが、取材のねらいにはありました。が、そもそも区内のそれぞれのまちの性質の違いや、隅田川沿いの皮膚感覚が希薄な状態から始まったので、お話や出会いを通して墨田区そのものへの理解を深めていくという側面もありました。「ラジオ倶楽部」が墨

          墨田区に触れていく道のりとしての取材

          作品に寄せて(作家と演出からのコメント)

          「すみだ川ラジオ倶楽部 川を流れる七不思議編」は、魚田まさやが劇作を、uniの阿部健一が演出を担当しています。 ここでは今作に寄せたそれぞれのコメントを公開! 作家と演出がどういうことを考えながらクリエーションを進めてきたのか、その裏側を伺うことができます。 作家より「隅田川」について個人的に思い出すのは、都内の予備校に千葉から通っていた時に毎朝渡る大きめの川、その上を走る間数秒の鉄橋と電車の衝突が生む騒音。あるいは大学を出て足立区に住みはじめた頃、生活の全てが自分の手に負

          作品に寄せて(作家と演出からのコメント)

          unikki: つるむらさき

          茹でた蔓紫の匂いがする。夏の終わりだ。 蔓紫は今では年中食べられるけど、夏が旬で、さっき浴室に入る前に、母が茹でないとと言っていた。風呂が空いた事を母に伝えようと扉を開けたら蔓紫の茹った匂いがした。 最近、というか最近まで、台風がたくさん来ていた。どれも長くは東京に滞在していなかったし、直撃はしなかった。掠めて行くだけ。それでも風は強くて、夜は雨戸を閉めて寝た。ゲリラ豪雨もそれなりにあった。どんなに風が強くても雨が強くても虫の音はして、そうすると、ああ時間の流れが違うのだなと

          unikki: つるむらさき

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          たかまつ、ねこ

          2018年8月28日(火) 撮影:高橋由佳

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          6月15日、雨

          若宮の森緑地の音。(高橋)

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          練馬区・高松(5月) 蝶々

          (撮影・投稿:高橋由佳)

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          練馬区・高松(4月)

          (撮影・投稿:高橋由佳)

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          2017.11 練馬区・高松

          (撮影・投稿:高橋由佳)

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          9月15日 金曜日

          14日も、15日も昼過ぎから高松を訪ねた。14日は自転車で、15日は歩きで。自転車に乗ると町の中を移動するリズムが変わる。すると今まで気になっていなかったものが気になってくる。 直売所をやっている農家さんと、合わせて1時間ほど立ち話。顔を覚えてもらえたみたいだ。嫁いできた頃の高松の風景や、戦前の畑仕事の手伝いの話を聞いた。農地の減少はある面で見たら問題だけど、この80年ほどの農業は基本的には進化してきたんだと知る。作業は楽になり、家族総出でやることもなくなり、作物の種類

          9月15日 金曜日

          9月5日 火曜日

          阿部健一 9月6日をすぎて7日に入ったところだけど、9月5日のことを書く。 この日は朝から高松に行き、いくつか確かめたいことがあったけど、寝坊してしまい、しばらく家のことをやっていたらお昼の出発になった。前日の晩に作っておいたじゃがいもとにんじんと玉ねぎをブイヨンで炒めたドライポトフのようなものと生姜のしょうゆ漬けを詰めたおにぎりを持って自転車で高松にいく。家から高松までは自転車で30分弱。帰りは35分くらいかかる。それは春日町から豊島園に向かう上り坂のせいだと思う。涼し

          9月5日 火曜日

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          170827高松歩き

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          170821高松歩き

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