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【ワットチョーンロム】あなたは何曜日に生まれたの?托鉢する仏陀が祀られているタイ・ラーチャブリーの寺院

カフェの親切な親子にラーチャブリー博物館まで送ってもらい、博物館を見学したのですが、先に記事内でも書いた、ママさんがお誕生日に祈祷をしに行った【ワットチョーンロム】について書いてみようと思います

タイでは星座や血液型より生まれた曜日が大事

タイの寺院では曜日ごとに守護仏が決まっていて水曜日だけは午前と午後に分かれており、生まれ曜日が分からない人用に全ての曜日を守る仏像も合わせて9体が祀られています。
だいたいどこの寺院にも
生まれ曜日の仏像が祀られています。

タイに旅行に行くと、時々「あなたは何曜日にうまれたの?」と聞かれます。
ハーブサウナやマッサージ、お茶の調合の時にも聞かれたことがあります。
曜日毎の基本体質があるみたい。

タイをはじめとする、東南アジアでは【生まれ曜日】を重要視していて、毎日の占いコーナーも星座ではなく、○曜日生まれの今日の運勢!ってのがあります。(↓こんな感じ)

ちなみに私は土曜日生まれです。
土曜日生まれの守護仏陀はこちら。

タイでは土曜日生まれの守護仏は7つの頭を持った蛇の上で瞑想する仏陀が守護仏です。
一番イカつい土曜生まれの仏像

土曜日生まれにぜひ行って欲しいこのバンコクのお寺については、また後日書くとして、タイでは生まれた曜日が重要ってことを先に知ってもらって続きを読むと、なるほどーって思って頂けると思います。

托鉢する仏陀の像がたくさんある寺院

タイ・ラーチャブリー県のラーチャブリー博物館近くの川沿いにあるワットチョーンロムはお昼すぎに訪問したにも関わらず多くの人が訪れており、地元の方にとても人気の寺院でした。寺院の門にも托鉢する仏陀の像がありました。
よくよく見るとワットチョーンロムの
門にもあの仏像が。

ラーチャブリー博物館からメークローン川の方へ歩いて5分くらいの場所にある【ワットチョーンロム

人気の寺院のようで、お昼過ぎにも関わらずたくさんの人で賑わっていました。

ここでもやっぱり巨大ろうそく作りマシーンがあり、20バーツで蝋を買い早速鍋に投入。

タイ・ラーチャブリー県のラーチャブリー博物館近くの川沿いにあるワットチョーンロムの礼拝堂でもタイの仏教祭事に寺院に奉納するための巨大なろうそく作り機がおいてありました。真ん中に常に温められているお鍋があり、そこに固形の蝋を入れることで両サイドにある筒に流れ込み大きなろうそくを作る仕組みです。
ここは砕いた蝋を入れるパターンでした。

この寺院には猫さんがたくさんいて、あちこちで寝転んでいます。
ほんとにタイ猫さん達は自由だなぁ。

タイ・ラーチャブリー県のラーチャブリー博物館近くの川沿いにあるワットチョーンロムにはたくさんの猫がいて色んなところでくつろいでいます。トラ模様の猫は靴を脱ぐところで熟睡していました。
爆睡中のねこさん
タイ・ラーチャブリー県のラーチャブリー博物館近くの川沿いにあるワットチョーンロムは猫がたくさんいて、礼拝堂の中にも数匹くつろいでいました。
どこにいてもお咎め無しです

お参りしようと中に入ってびっくり。
托鉢を持った仏陀の像が3体並んでいます。

タイ・ラーチャブリー県のラーチャブリー博物館近くの川沿いにあるワットチョーンロムの礼拝堂には水曜日午前中生まれの守護仏である托鉢を持った仏陀の像が3体も並んでいました。おへそのあたりで両手で托鉢を持って直立している金色の仏陀の像です。
このうしろには仏足石がありましたが
撮るのを忘れてしまいました…

これはプラプッタループ・パーンウムバートという名前の仏像で、水曜日の午前中生まれの守護仏です。

これを見て、ああ、ママさんは水曜日生まれなのね、と分かったのです。

もちろん生まれ曜日の仏陀のいないところでも、誕生日に祈祷してもらうことはありますが、守護仏がメインに祀られている最寄りの寺院で祈祷してもらうことが多いです。

普段のお参りはすぐ近く、週末や特別な日には守護仏の寺院と分けている人もいらっしゃいます。

本堂の壁にもいらっしゃいました

タイ・ラーチャブリー県のラーチャブリー博物館近くの川沿いにあるワットチョーンロムの本堂の入り口はとても豪奢で金や青、赤で美しく装飾された立派な門でした。
本堂への入口も豪華!

入口は狭かったのですが、奥に長く、結構広い寺院です。

本堂の門を入ると、入ってすぐの壁面にもプラプッタループ・パーンウムバートがいらっしゃいました。

タイ・ラーチャブリー県のラーチャブリー博物館近くの川沿いにあるワットチョーンロムの本堂の壁にも托鉢を持った仏像がいらっしゃいました。背面には花をかたどった金色の枠に、緑と透明の鏡をモザイクで貼った装飾がありとても美しい姿です。
背面のガラス細工もお花の装飾も綺麗

一見近代的な寺院の様式に見えるのですが、所々中華風の装飾もあります。

タイ・ラーチャブリー県のラーチャブリー博物館近くの川沿いにあるワットチョーンロムの本堂の窓には中華風の装飾が施してあり、中国陶器の大皿が埋め込んでありました。
扉の天井には陶器の大皿が
埋め込まれていました
タイ・ラーチャブリー県のラーチャブリー博物館近くの川沿いにあるワットチョーンロムの本堂には髭を蓄え、手に剣を持った男性が獅子の上に乗った中華風の装飾がされていました。
扉絵も中華風ですね
タイ・ラーチャブリー県のラーチャブリー博物館近くの川沿いにあるワットチョーンロムの本堂は白い柱に金色と赤の装飾が施されており、大理石でできた回廊も清掃が行き届いておりとても美しい場所でした。
清掃が行き届いたとても美しい本堂でした。

残念ながら本堂は開放されていなかったので、中を拝むことはできませんでした。

どんな壁画や仏像があるのか気になります!


土曜日生まれと相性が良いのは水曜日生まれの人と言われています。

もしかしたら、今回の出会いも仏陀が結びつけてくれたご縁なのかな、とちょっぴり嬉しくなりました。

タイに旅行へ行かれたら、ご自分の守護仏が祀られたお寺へ参拝してみるのはいかがでしょうか?
どんなパワースポットよりもご利益があるかもしれません。

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