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#03 1979年 機動戦士ガンダム

1980年前後に起こった天文学的な出来事や、TVアニメの放映などを時間軸で振り返るノートです。特に、宇宙をテーマにした出来事を検証しています。

このノートが、創作のヒントになれば幸い、と思っています。

それにしても、こんなにも都合が良く、SF作品が並ぶのか、と思うほど。事実をこつことと並べてゆくだけ、なのですが、たまにはこんなラッキーな出来事にも出会えます。


1979年 名古屋テレビで放映開始

ローカル番組としてスタートした、という記憶があるのですが、全国放送になった時期が確認できませんでした。


「親父にもぶたれたことないのに!!!」

アムロ・レイを語るには欠かせない、有名なセリフ。初めての、弱くて頼りないヒーローと表現して良いのか、心に残っている感じがします。


物語のヒーローって、心の弱い人は多いと思うのです。実際には。普段はそんな感じだけれども、ここだ、と言うときには立ち向かう、みたいな。

主人公が自分の潜在的な能力、身体能力や精神能力に気づいていないで、いざというときに覚醒する、といった感じです。

普段の自分と、覚醒したときの自分。


ところが。

アムロ・レイの場合、普段の自分も覚醒したときも能力は同じ。

覚醒を担当するのは、モビルスーツと呼ばれる有人操縦式の人型機動兵器です。

ロボットが登場することで、主人公はそんな風でも構わない、と言うことかも知れません。


ノミネート VS エントリー

この時代の主人公は、ノミネートによって選ばれることが多いような気がします。いわゆる推薦とか大抜擢ですね。

ノミネートのスタイルを採用することで、ロマンや恋愛観の表現がやりやすくなるのかも知れません。

エントリーによって勝ち上がってゆく、というのは、「宇宙兄弟」であったり、SFではないけれども、今時のTV作品としては「ドラゴン桜」と言った作品なると思います。

エントリーのスタイルに変化してゆくのは、NASAやスペースシャトルの影響が少なからずあると考えていますが、この件を追いかけてゆくのはまた別の機会にしたいと思います。


関連するノートを以下に記します。


子供の頃、銀河系って、大宮駅より近かったよね?種子島よりも、ヒューストンよりも。

#01 1980年 コスモス(cosmos:宇宙) by カール・セーガン

#02 1981年 スペース・シャトル





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