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”今後、分散型社会が台頭してくるらしい話”

不労所得を得ることが出来るか

不労所得のイメージ
(不労所得をもらって喜ぶ人のイメージ)

普段働いて収入を得ている我々現代人にとって不労所得というのはある種の夢のようなものではないでしょうか。 もしこれを実現出来るとなると働く必要が無くなり、自分の好きなように生活出来ます。そしてそれが出来るのかを模索しているのがこのnoteです。

以前小口PPPに申し込んだのも、もしかしたら不労所得を得ることが出来るかもと考えたからでした。また完全に働かないとまではいかなくとも収入の上乗せになると思います。

労働者としての考え方

日本人には昔から楽をして稼いではいけない汗水垂らさずしてお金を稼いではいけないといった考え方があります。 これは元々労働を美徳とする考え方をある種履き違えている部分もありますが、不労所得を得る事はこのような考え方とは正反対になるかと思います。

現在の社会人は会社や組織で学んだ考え方や常識から不労所得のような考え方に馴染みがないのかもしれません。サラリーマンとして働き給料を得て定年まで会社で働くという考えが一般的なのでしょう。これは戦後の日本企業に見られる、社員を新卒で一括採用して人を年功序列で育成していくシステムの中で醸成されてきた考え方ではないでしょうか。

このシステムでは人材として飛び抜けて優秀な人材や基準に満たない人材を必要とせず平均的な人材を求めています。 そして経営層はオーナー家系が担うというよりも採用された従業員から年功序列型のシステムの中で競争に勝ち抜いた人材が担うシステムになっているのが一般的のようです。

これは日本経済が戦後社会の中で最も成功した頃に醸成された考え方ですが、現在常識であっても長い目で見ると一過性のものに過ぎないのかもしれません。

第三の波

なぜ一過性のものなのか示唆に富む本があります。アルビントフラーの第三の波という本です。これはざっくりと言うと我々が一般的に知っている産業革命を第二の波として、現在は第三次産業革命と呼ばれる産業革命が起こっておりそれを第三の波としたものです。

第二の波の時代に必要とされる要素として、能力的には均質な人材が会社や工場などで働き、また、人材を一か所で働かせる事で時間を同期させる必要性などが生じてきます。日本企業では時間厳守が徹底されていると言われています。諸外国と比較しても実際に事実のようです。また、これは日本企業の特徴にもなっているようです。

産業のイメージ

これらが日本企業の特徴である理由としては、これが日本が最も成功した時期の戦後社会という第二の波の時代において培われたシステムで、それを未だ変える事が出来ないからだと言えます。これはよく言うと安定している、悪く言うと停滞しているという言い方も出来ます。

この本の中では今まさに第三の波である第三次産業革命が起こっていると述べています。これはITやWebのテクノロジーが可能としているものでもありますが、成立させているのは中央集権型のシステムよりも分散型のシステムの方が優位に立てるからでしょう。 そしてこれが社会が進歩しており現在が変化の時代である事を示しています。

スマートフォンを利用する人のイメージ
(社会に浸透したスマートフォン)

たった10年前と現在を比較しても、この間の変化は目覚ましいものとなっています。スマートフォンの普及やそれが可能にした電子マネー決済などが挙げられるでしょう。また、コロナ禍という事情も要因になったリモートワークなどもあるでしょう。 ITやWebの技術や人を一箇所に集めて時間を同期させる必要性が段々となくなってきています。

このような時代には出勤して社員が一箇所に集まる必要性が減少し、場合によっては業務時間を9時から18時にするといった働き方をする必要も減少して行くでしょう。この考え方はこれまでの常識からすると馴染みのない概念かもしれません。

毎日出勤することが当たり前だと思っている人にとっては出勤しないことが奇妙に感じ、時間を同期させる事が当たり前と思っている人は同じように奇妙に感じると思います。

分散型組織や分散型社会

分散型組織のイメージ
(分散型組織のイメージ)

今後、中央集権的制度はどうなっていくのでしょうか。ニュースで言われている老後2000万円問題などを見ると国の制度や大企業に頼り続けるのは限界が来るのかもしれません。

日本には労働は美徳であるとする考え方がありますが、欧米社会においては労働が出来ればやりたくないものとして捉えられているようです。出来ればやりたくないからこそ労力を出来るだけ少なくして最大の成果を出そうと言う考え方になるのでしょう。よく耳にする生産性を上げるという事ですね。

そして歴史から見るにテクノロジーの進歩や思想の変化によって我々は豊かさを得てきました。1000年前の人々とは比べ物にならない程の豊かさです。

今後も労働は辛いもので出来ればやりたくないものとして捉えて置き、テクノロジーの進歩などによってそれが可能になった時不労所得や豊かさが達成される可能性が高くなります。

このように不労所得や豊かさが手に入るとしたら、より新しいシステムや考え方、技術であるITやWebのテクノロジーによって達成される可能性が高くなるでしょう。中央集権的な制度ではなくてより新しい概念である分散的組織分散型社会によって成立するのではないでしょうか。

変化する社会に適応するには

社会は日々進歩していて、古い考えに固執し新しい考え方や概念を取り入れる事が出来なければ、その後の生き残りは難しくなります。 これを進化としてみれば適者生存などと言う事が出来ると思います。要するにその状況や環境に対して適応した者だけが生存出来るという話です。

最近ニュースを見ていると増税の話を耳にしますが、今後は普通に働くだけでは豊かになれず貧しくなるという事になるのかもしれません。

このブログではこのような時に今現在であっても不労所得や豊かさが存在するという事を確かめたくて小口PPPに申し込みしました。実際にそれを受け取ることができるのか引き続き確認していきます。(先日確認できました)


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