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ハリーポッターの生まれた町、ゴドリックの谷へ!

サフォーク州にあるベリー・セント・エドモンズに行ったときのこと。

小さい町で1時間強でだいたい見終えてしまったので、近場の面白そうなところを探しているとサフォーク州観光局のウェブサイトにハリーポッターの撮影に使われた小さい町がお勧めとして載っていました。

ラベナム(Lavenham)という町でベリー・セント・エドモンズからは車で25分ほどと近かったので行ってみることにしました。


ラベナムのシーン

ラベナムはハリーポッターの生まれた町、Godric's Hollow(ゴドリックの谷)として「ハリー・ポッターと死の秘宝」の1と2(映画7作品中最後の2作品)に登場します。このゴドリックの谷は、アルバス・ダンブルドアやホグワーツの4人の創設者の一人、ゴドリック・グリフィンドールの出身地であることでも知られています。

ただ実はこのラベナムの町ではロケ行われず、クルーがこの町を訪れて建物の画像を撮りコンピューターに読み込んで、CGでゴドリックの谷の町を作りあげたそうです。

ハリーとハーマイオニーが木組みの家々が並ぶ通りを歩いています。

このグリフィンドールの剣を探しにゴドリックの谷を訪れるシーンの撮影はスタジオで行われたとのこと。

ゴドリックの谷、ラベナムの町へ!

訪れてみるととにかく中世の木組みの家が多いです。

15〜16世紀に建てられた家々だそう。

グレーの木組みに白壁のコンビネーションの建物が多いです。

こんな黄色の家も。

15〜16世紀にウールの生産で栄え、その当時はヨークを抜いてイギリスで14番目に裕福な町だったそう。

町の中心、マーケット・スクエアにある家の窓から何故かチャールズが警官の制服を着て見張っています…

マーケット・スクエアにあるギルドホール。木組みの建物としては最大級なのだとか。現在はナショナル・トラストの所有で博物館となっています。

このピンクの家は凄く傾いていてまるで生きているよう。

目抜き通りにやってきました。

このオレンジの家の傾き様にびっくり。左のクリーム色の家は右に傾き、ピンクの家は左に傾いているよう。お互いを支え合っているように見えます。

オレンジの家はCrooked House(直訳すると歪んだ家)と呼ばれ、その色といい、窓ガラスといいとってもチャーミング。2階に住んでいる人がいるようで、恐らく床はかなりの傾斜。住み心地が気になります。

木組みの立派なホテル。

とにかくどこをとっても素晴らしい木組みの家々。

こちらの家も波打つようにかなり湾曲しています。

確かにウィザードの町としては最適。ハリーポッターの映画に使われたのに納得。

ハリーポッターの生家へ!

そして、ハリーポッターの生家として知られるDe Vere House。一際目立つ建物でどこか不気味な雰囲気。

ドアがとってもチャーミング。

何でも今はベット&ブレックファストとなっていて、エアビーで予約できるのだとか。ハリーポッターでは、ボルデモートがハリーポッターの両親を殺す殺人現場でもあるので、泊まりたいかというと微妙です。

3月頭で一泊2人一部屋で3万円ほどのお値段。

実はハリーポッターの映画は初めの2作くらいしか見たことがなく、それらを見たのも随分前。ラベナムを訪れた後、ハリーポッターの全7作とスピンオフのファンタスティック・ビースト全3作を観てみました。

ハリーポッターの生家は、一番最初の「ハリーポッターと賢者の石」にも出てくるのですが、びっくり!全然違う家でイギリスのそこら辺にある家という感じです。ラベナムではない町で撮影されたそう。

「ハリーポッターと死の秘宝 1」では、廃墟となっていますが、いかにもラベナムの建物。

「ハリーポッターと死の秘宝 2」では時を戻し、スネイプがハリーポッター家に着くも時遅し、ボルデモートにすでに殺されてしまったハリーポッターの母親と対面。

これもラベナムの建物のようですがDe Vere Houseとは違います。びっくり!De Vere Houseは映画の町並みのシーンに使われているものの、ハリーポッターの生家としては登場していませんでした。

De Vere Houseと思われる建物

調べてみると、ハリーポッターのゲームやワーナー・ブラザースのクリスマスカードではDe Vere Houseがハリーポッターの家として使われているそう。シリーズ映画でこんなチグハグなことがあるのに正直驚きですが、ハリーポッターの家だからインパクトのある家がいいという方向に徐々になったのでしょう。

ゴドリックの谷でティータイム

ぐるっと町を一周した後、マーケット・スクエアにティーハウスがあったので遅いランチで入ってみました。帰りに撮った写真なので薄暗いですが、午後3時半くらいです。

ギルドホールが窓から見えます。お隣のテーブルはアフタヌーン・ティーですごい量のサンドイッチやケーキ!絶対無理…

アールグレイ・ティーとローストビーフサンドイッチにしました。

トラディショナルなティーハウスでイギリス!という雰囲気でした。

元々行く予定だったベリー・セント・エドモンズよりも楽しかったラベナム。とにかく多くの家がとってもチャーミング。1月というのもありますが、観光客も私達以外ではイギリス人を数組見かけたのみでびっくりするほど空いていてこれも予想外でした。

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