南イタリアのバーリで本物のサンタクロースに会いに!
前回は南イタリアにある世界遺産のマテーラでした。
マテーラからはバスに乗ってバーリを目指します。バーリへ行くのはギリシャへのフェリーに乗るため。
南イタリア第二の都市バーリ
バーリ(Bari)は南イタリアでナポリに次いで2番目に大きい街。アドリア海に面したプッリャ州に位置する港町で、地中海の東側の国々との貿易が盛んな一大商業都市です。
見どころはそれほど沢山ないですが、夜のフェリーの出港まで時間があったので旧市街を中心に歩いてみました。
新市街には立派な建物が並びます。
商業都市としての反映を象徴する建物。
旧市街のまち歩き
旧市街はかなりコンパクト。地元の人が未だに結構住んでいるようで、どこか素朴な雰囲気があります。
観光客はそこまで多くはなかったです。
写真は撮りませんでしたが、プッリャ州伝統のオレッキエッテ(orecchiett)というパスタを作って通りで販売している地元の女性が多くいました。その様子↓
狭い路地に教会の塔が映えます。
お店のない通りは静まり返っています。
港に近くなると立派なノルマン・スヴェーヴォ城が現れます。
このお城の前に人気のジェラート屋さんがあるのですがそちらはまた別の機会に。
サンタクロースに会いに!
そして、バーリの一番の見どころが旧市街にあるサン・ニコラ聖堂。
1197年に完成した聖堂で、サンタクロースのモデルとなった聖ニコラスが眠っています。聖ニコラスは西暦343年に今のトルコ西部で73歳で亡くなったとされ、バーリに移されるまではトルコに安置されていたそうです。
外見はどちらかというとシンプルなロマネスク様式。
正面入口には牛の像が柱を支えています。
内部も一見シンプルですが、上を見上げると天井のフレスコ画と金細工がとても豪華。
地下のクリプトに下りると、聖ニコラスのお墓が正面に。
この台の下に眠っているようです。
聖ニコラスのために建てられた聖堂なので、彼にまつわるストーリーが聖堂の色々なところで綴られているらしいですが、彼の功績等は知らないので良く分かりませんでした。
バーリは大きい町というイメージがありましたが、意外とこじんまりしていて観光もしやすかったです。
次回はイタリアでハマった夏の飲み物のお話です。
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