時空旅行

最近、書きたいことが何となく出てきましたので、それについて自由に書いてみたいと思います。

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最近の記事

社内処刑人ー真犯人予想と完走した感想ー

随分と間が空いてしまいましたが社内処刑人が最終話を迎えたので、1話をみて行った真犯人の予想の答え合わせをしながら、完走し終えた作品から思ったことを綴りたいと思います。 まず初めに。。。いや~予想を見事に外しました(笑)。 1話から最終10話まで一貫して副島が犯人だと思っていましたが、冴木部長だったとは。。。ただね、1話から副島か冴木部長のどちらかとは思っていたんですよ。だから、黒幕が副島で冴木部長は手駒なのかと思っていました。二人は5年以上の長い付き合いで、ただの男女の仲で

    • 考察《タロットカード》の暗示 ー社内処刑人~彼女は敵を消していく~ー

      2話も視聴したので、ここまでに気づいたこと、前回の考察と違うことを考えたいと思う。 1話ラストで矢野ちゃんが首つりしてエンドロールになったけど、2話では冒頭で退場でした。ラストまでに復帰する可能性はあるよね。真犯人を知ってるから。 まぁ、それは今後の展開に期待するとして、矢野ちゃんの首つりでピーンと来たもの...それは、『吊るし人の逆位置』。 ちょっぴり1話を振り返ると、1話冒頭でアップされたタロットカード16枚...。 前回は最上段5枚は過去、中段以降が現在から未来を象

      • 考察《タロットカード》から真犯人を追う ー社内処刑人~彼女は敵を消していく~ー

        初めに、社内処刑人の原作は未読であるため、全くの見当違いである可能性が往々にしてあることをご承知いただきたい。 最後の投稿から期間が開いてしまったので、ちょっと慣らし運転もかねて、今好きなドラマについて考察しようと思う。 4/18(木)からスタートした社内処刑人。 例のごとく、『中村ゆりかさん』主演ということで視聴をスタートしたけれど、サスペンスや推理好きな私としては結構ハマりそうな作品である。 ということで今回は、作中の《真犯人》について、1話を視聴した時点での予想を書

        • やりすぎ位が調度いい ー賭ケグルイ ドラマ編ー

          賭ケグルイが流行った当初、私は漫画とアニメのみ鑑賞していた。作画担当の尚村透先生の絵と前作「失楽園」が好きで、良く読んでいたからだ。 確かアニメ1期が終了後、しばらくしてからドラマもスタートしたけれど、同じ筋書きをアニメで見ている手前、もう十分感があったため、長らくお蔵入りとなっていた。 今回、推しである『中村ゆりか』さんの出演作ということで、ドラマから映画1作目まで鑑賞した。今回はドラマのみの感想を綴ろうと思う。 長くなりそうだし。 というわけで、ドラマのシーズン1と2を

        社内処刑人ー真犯人予想と完走した感想ー

          数億年の記憶、そして未来 ーラーメン食いてぇ!ー

          あぁ~、ラーメン食いてぇ!!!! この映画を観てラーメンを食べたくならないはずがない。 人生の伴侶を失い開店休業状態のラーメン屋。店主の『紅 烈土』には孫がいる。その孫『茉莉絵』は親友を傷つけ、自分も傷つけられて自殺を図った。冒頭から今が一番真っ暗という感じのスタートだ。 『茉莉絵』は一命を取り留めても心は死にかけていた。 そこで、『烈土』が慌てて病院に持ち込んだのがラーメンスープ。『茉莉絵』は一口飲みこむと息を吹き返す。まさに命のスープだ。ラーメンスープは自分という個人の

          数億年の記憶、そして未来 ーラーメン食いてぇ!ー

          星のおじ様 ーニシノユキヒコの恋と冒険ー

          『ニシノユキヒコの恋と冒険』を観終わったとき、『星の王子様』を思い出した。 冒頭から空と鷹の映像が長く続き、この映画は好き嫌いが分かれそうな作品だと率直に思った。 作品の放映自体は2014年だから、今よりも少しだけ時間の流れがゆっくりだったように思う。 2024年の今、颯爽と吹く風のように物語の展開が早く、飽きさせないスピード感が主流となっているからか、本作の緩やかな、ジワリと来る展開を面白みがないと思うかもしれない。 個人的には、面白い試みだと思っている。 この映画は無言

          星のおじ様 ーニシノユキヒコの恋と冒険ー

          今の推し ー好きを大事にすることにしたー

          私は映画と海外ドラマの鑑賞が好きだけれど、国内ドラマはあまり観ない。 視聴するとしても大体が一気見ばかりなので、毎週放送されるものを追いかける事はまず無い。 その中でも唯一毎週見ていたのが『昨日何食べた』だった。 30分と短めでちょっとした合間に観られるし、食べる事、何かを作り上げる事が好きな私にとって、『料理を作って食べる』と『シロさんとケンジの日常』、『二人のライフステージ』が丁寧に描かれていて大好きな作品だ。 『おっさんずラブ』も良いけれど、どちらかと言えば『昨日何食べ

          今の推し ー好きを大事にすることにしたー

          贖罪と名声 ーTAR-

          YouTubeで『Actors on Actors』を観るまで単なる名声に固執した人だと思っていた。 男性優位社会に男性のように生きる。男性になる事に固執し、男性が得られる名声や特権に固執しているだけだと思っていた。 映画には描かれていないが、主人公『ター』の両親は聾啞者だった。 また、『ター』は絶対音感を持ち、両親に罪悪感を抱いて生きてきた。 YouTubeでは、そう語られていた。 『ター』は罪悪感から逃げたかったのだろうか。 自分だけが音を享受する事を『両親から許されて

          贖罪と名声 ーTAR-

          生かされるということ ー容疑者Xの献身ー

          死にたいと、死んでしまいたいと思ったことがあった。 何なら、包丁を片手に6畳間をうろついたり、スーパーのビニール袋を頭から被ったこともある。意識がなくなる前に止めてしまったけれど。 風呂のお湯に限界まで身体を沈めるのと同じかもしれない。 それでも私はロープを手に掛けるほど追い詰められていなかったと思う。 『石神』は数学の天才だけれど、この世界のありふれた一員だ。 数学が好きだけれど、親の介護をしなければならなかった。 いわゆる、進学を諦めたヤングケアラーだ。 親の介護は選ば

          生かされるということ ー容疑者Xの献身ー

          誰がための人生か ーユンヒへー

          私にも当てはまる。 自分のためではない人生。 家族のために選んだ人生。 結局選ばなかったのだ。 結局は選ぶ勇気がなかったのだ。 私は結婚もしていないし子供もいない。 それは、自分が好きな人とは法律上の誓約である結婚ができないからで、 自分が望む人との間に子供を作ることが出来ないからだ。 私は愛する人との法律上の繋がり、そして血の繋がりが欲しかった。 どうしようもない憧れは消えることはない。 でも、それらが出来ないとしても選べるものはあった。 ただ愛する人と一緒に生きたかった。

          誰がための人生か ーユンヒへー