見出し画像

自己紹介|はじめまして!!(120デシベルのご挨拶)

はじめまして。

うんこ製造機にすらなれない便秘女と申します。

うんこすら生み出すことができないし、性格も終わっていて人間の底辺であることを伝えたいと思っていたら、こんな名前になってしまいました笑
へんな名前ですが、こんなことで翻弄される皆様ではありません。
広い心でエンタメとして名前を昇華し、楽しんでいただれば幸いです。

経歴


中央大学商学部にて主にマーケティング論を学びました。卒業後は印刷業界で営業として8年ほど勤務し、転職を1度経験しました。社会人として働きながら声優養成所に通ってレッスンに明け暮れると同時に、文字が好きすぎて書道師範の免許を取得し、富士山に魅せられて山ガールになるというカオスっぷり。やまびこは得意です。その後、結婚を機に退職。第1子を死産後に体調不良が続きパニック障害と診断され、現在治療中です。年齢的に妊活の期限がドスドスと不穏な足音を立てて迫る中、noteで夜な夜な言葉遊びをして朝帰りする悪い人です。

親ガチャ

父はビジネスのセンスに長けた印象。サラリーマン時代にノウハウや人脈を形成し、起業しました。家族への態度は民が懐かない系の王様で、暴言や暴力で意思を通し、母や子供に恐怖心を植え付けるのが趣味のようでした。体裁の良い言葉を選ぶと、不器用な愛し方です。父は、家を何日も空ける時には、食卓の上に数枚のお金を置いていきました。お札は父の分身です。母以外の女と裏切り行為を行う時、我が家には父の分身が住み着き、母はそのなけなしの分身とデートをするのです。分身は、必要のないどうでもいいモノに変身して家に居座ります。
父は、私の頭をコツンと殴るとき、手をグーにするのですが、威力を増したい時には中指の第2関節の高さを上げます。
幼い頃からそのトランスフォームが目に焼き付いていて、初めてメリケンサックを知った時のデジャブを未だに忘れられません。
それでも、人間の様々な面を見せてくれて、育ててもらったことに感謝しています。

母は父に従順に振る舞うことで、王様の武力行使を回避しようと日々奮闘していました。父に勝つための戦略を思いつかない非力な脳みそで自衛しなければなりません。物理的に筋力もないので力任せに戦うのは不利であり、命が危ないです。抗えない権力に従い、ご機嫌を伺う術を、私は母から教わり身につけました。
大声を出した方が勝ち、というルールに則っているとしか思えないほどうるさい夫婦喧嘩、父が座長を務める渾身のオリジナル作品「裏切りの舞い~お前なんて浮気されて当然~」という舞台を母と娘で観劇し、劇団「離婚騒動」は惜しまれながら、私が大学生の時に解散します。母が心を蝕まれていく姿を、私はすぐ傍で眺めて育ちました。母が父からゴルフクラブで殴られている時、私はカーテンに隠れていました。カーテンは、私にとって日差しを遮るものではなく、父から身を隠す魔法の布でした。ちなみに私の自己紹介はノンフィクションですが、登場する劇団名などはフィクションです。私は小さい頃から妄想が大好きです。固くて痛い現実が、柔らかくて楽しくなる気がするからです。

私の夢は声優でした

体感では、この世に生まれた瞬間から、声を出すことが大好きでした。常に声を出す呪いをかけられているレベルです。たぶん産声は120デシベルの爆音ですし、絵本を朗読しまくり、文字を見つけては手当り次第に音読していました。新聞、チラシ、お菓子のパッケージ、ポスター、人が身につけているTシャツの文字、見境などありません。失礼な子供です。小さい頃から相田みつをさん、星野富弘さん、谷川俊太郎さんの作品が特に好きで、言葉のリズムに小さい体を揺らしながら朗読していました。

学校に入学すると、朗読コンクールに出場したり、放送部に入って早口言葉の練習に取り憑かれます。偉人たちの名言や哲学書も読み上げまくるbot化した変態です。その後、中央大学商学部に入学し、主にマーケティング論を学びます。学生時代は、子供と大人の狭間で揺れながら、有り余る体力と根拠の無い自信で怖いものなしです。仲間たちとラジオドラマを制作したり、街の音楽発表会のアナウンスや、鉄棒指導DVDのナレーションのアルバイト等をして、自分の声でお金をもらえたことが自信になり浮かれます。後にアナウンサー試験を受けて撃沈するのに。現実を知らずに愚かな方が、行動力が増すのです。
大学卒業後は、働きながら声優養成所に通うことにしました。ダンスレッスンやボイトレ、演技に没頭し、毎日忙しいほどに夢が叶うと勘違いして安心しました。

しっくりきちゃったから、声優諦めた

声優養成所の先生から、ある日こんなことを言われます。
「金になる声を出せ!」
「お前は壊れた小学生ロボットか!」

放たれたこの言葉たちが、ものすごくしっくりきました。私は声優に向いていない、セリフは棒読みで演技が出来ないと気がつきます。皆様落ち着いてください、分かっています。私は顔もスタイルも、うんこです。社会人として働きながら、声優養成所に通う日々。黒歴史を晒すのはこのくらいにしましょうか。

安定期という罠にかかって死産

壊れた小学生ロボットは、とても恋愛体質で、人を傷つけたり、傷つけられたりしながら恋愛しました。そんな中、物好きな男が私にプロポーズしてきました。大学時代に同じバイト先で、私の働くお菓子売り場に、お団子を買いに通っていた男です。後から聞くと、お団子は私に会うための口実だったそうで、とても微笑ましいので結婚することにしました笑
その後、第1子を死産してしまった私は、みるみる体調が悪くなり、息が苦しくて救急車で運ばれます。過呼吸を起こした私は、パニック障害という診断を受け、妊活どころではなくなります。アラフォー女の悲報です。

死産の経緯をノンフィクション小説として書きましたので、もし興味がありましたらご覧ください。

最後に

おっと、自分語りが過ぎました。
とにかく皆様にお伝えしたいことは、私を見つけてくださったことが嬉しくて、目ん玉をひん剥いて嬉ションし、狂喜乱舞しながら両足首を捻挫し、呻き悶える姿をお見せできないのが残念でならないということです。

月並みですが、言葉の力は偉大です。
「私は勇者だ」と言うだけで、一瞬で装備を身にまとい、モンスターに向かって剣を突き立てる様子が浮かび、感謝した民たちが石碑を建てる姿まで見えてきます。

言葉があれば、どこにでも行けるし、何にでもなれる。無限大に我々を魅了する言葉が大好きです。

今まで生きてきて、たくさんの言葉が私に降り注ぎ、助けられてきました。このnoteという場所で、私が叫んだり、囁いたりする言葉が、少しでも皆様を笑顔にできたら感無量です。
私の創る詩から、音が聞こえてきますように。
自由に、わがままに、声に出して読んでもらえますように。
リズムに体を揺らして、重力を捨てて浮遊してもらえますように。

私のページに立ち寄ってくださる皆様、ぜひご自分の大好きな飲み物と、お気に入りのおやつを口いっぱいに頬張りながら、これからも言葉遊びを楽しんでいってください。

最後まで読んで頂きありがとうございます。


#自己紹介 #妊活 #パニック障害 #声優養成所 #言葉 #詩 #エッセイ

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?