見出し画像

【雨宿りと骨休め】幸せな気質HSP 3

こんにちはunan(うなん)です。

今回も引き続き、私が大切にしていること、HSPについて、話しをしていこうと思います。

今回も長くなりますが、気長に付き合ってください。

では、今回も一緒に心の雨宿りをしていきましょう。

*ーーー*ーーー*ーーー*ーーー*ーーー*ーーー*ーーー*ーーー*

前回は、unanの夜の徘徊が始まったくらいに友人に声を掛けられて、unanに転機到来!!その内容とは!?次回【unanの友達、焼き芋燃やす】次回も見てくれよな!

みたいな感じでしたよね笑(焼き芋の話はいつかできたらします笑)

ではその続きから。

夜の徘徊を続けていたある日、友人が夕食前に

「ねぇ、unanちゃんってHSPなの?」

そう声をかけてきました。

私の脳の細胞という細胞が、聞き慣れない言葉にクエスチョンマークを挙げていました。

「えっと、エイ、エイチエスピー?」私があほみたいに聞き返すと、友人はその言葉の意味を丁寧に解説してくれました。

その言葉はまるで枯れ果てた土に与えられた水のように私にすんなりと入ってきました。

そしてHSP診断をしてみたらいいよと言われるがままに私は携帯でHSP診断と調べて受けてみたんです。

そうしたらなんと、私もHSPであることが分かったのです。

実は声をかけてくれた彼女は、以前寮での誕生日会で私の行動を見たときに自分と似ていると思ったらしく、それで話をしてくれたのでした。

それから私はパンパンに入った袋の紐を解いたように今までのことを全て彼女に話しました。親にも言ったことがないことを。

自分が人と同じようにできないこと、私の普通がみんなの普通ではなかったこと、自分のことを本気で頭がおかしい人だと思っていること、苦しかったこと、生きづらいと思っていること、今までの寮のこと、夜の徘徊のこと。

お互い大泣きしながら話しをしました。

私がHSPだと分かった日、それは本当に幸せな日でした。

まるで今まで分からなかったパズルピースがはまったようなすがすがしさと、お母さんに抱きしめられているかのような安心感がありました。

過去の私が全て肯定されたかのように嬉しかったです。

それから私はHSPについての本を読んだり、調べたりしました。

そこから私がどういう人間なのか、HSPとはなんなのか、私の気質とどうやって向き合えばいいのか、たくさん悩み、たくさん考えました。

それを通じて分かった大変な事がたくさんあります。

HSPの人は感覚(嗅覚や聴覚、視覚など)が鋭いこと、言葉に傷つけられやすいこと、人一倍生きづらいと感じてしまうこと、刺激に弱いこと、無理をしすぎてしまうこと、ギリギリの状態にいることに気がつかないことなど。

私の場合は聴覚が特に鋭く、夜の徘徊の時期からイヤホン(後にノイズキャンセリングヘッドホン)が手放せなくなりました。スーパーで話している人の声や車が横切る音などが苦手ということにも気がつきました。

でもそんな大変なことを上回るような素敵なことにも気がつきました。

小さなことにも気付くことができるということ、心が豊かだということ、自分の直感が鋭いということ、相手の気持ちに寄り添うことができること、違う視点から見ることができること、感性が優れていること、その他にもたくさん。本当にたくさん。

私の感性もってしての綺麗な夕日だということに気がつきました。

私は私の気質を知ってから、少しづつ自信を持つ事ができました。

HSPという気質は時によってはとても生きづらい気質なのかもしれません。心ない言葉や行動に傷つき、気分が沈んでしまうことももちろんあるでしょう。

けれども私は日常生活のささやかなことでも幸せを感じられる素敵で幸せな気質だと思っています。

HSPの人は5人に1人の割合で存在すると言われています。同じ感性を共有することができる人がこの世に20%いるということです。とても心強いです。

もちろん20%と考えると立場的にはマイノリティーです。

でもそれがあるからこそ私はいろんな価値観を大切にしたいと思っています。

マジョリティーとマイノリティーが交差するこの世界でどれが正しいかなんてありません。だからこそYOU’RE OK. I'M OK(あなたの考えもOKで、私の考えもOK)でありたい。それが私の大切にしていることです。

私が最も言いたいことはHSPだからなにということではありません。私のマイノリティーを1つの例として、どんな人でも大丈夫ということを書きたかったのです。長くてごめんなさい汗

これを読んでくださっているあなたがHSPを今まで知らなかったとしたら、明日から世界にはそんな人もいるんだなと温かく見守ってください。

もしも過去の私のように知らずに今日までいた人は、本当によくここまで頑張って耐えましたねと言ってあげたいです。

そして読んでくださったあなた! 私達本当によく頑張っています!毎日毎日ちゃんと生きていてすごいんです!それだけで褒められていいことです。

ちゃんと今日の自分を認めてあげましょう。

だってYOU'RE OK. I'M OKなんですから。

*ーーー*ーーー*ーーー*ーーー*ーーー*ーーー*ーーー*ーーー*

今回もとても長くなりましたが見てくださってありがとうございます。

皆さんがここで心の雨宿りができていたら嬉しいです。


もしよかったら他の記事も見てくださると嬉しいです^^




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?