小人さんが眠れるように
夜、それはいつも私達を包んでくれる時間
夜、それは私達が何者なのか、考えさせる部屋
夜になると、いつも考え事をしてしまう。まるで小人が暴れているよう。
だから、彼らが穏やかに眠りにつけるように、ここに書き出していきたい。*ーーー*ーーー*ーーー*ーーー*ーーー*ーーー*ーーー*ーーーー*
いつか、私にも私の祖母や祖父のように、一生を共に生きる人ができるのだろうかと、とても不安になる。
将来の不安はとても大きいのだ。
一周回って、独り身でもいいのではないかとも考えている。残念ながら。
その人の隣にいたいと考えていても、本当に自分でいいのか、分からなくなってしまう。だからこそ、その気持ちが表に出せなくて、今までとても寂しい思いをしてきた。
さらに追い打ちをかけるように、自分の体調がすぐれない。
もしかしたら、子どもができない体質になっているのかもしれない。
今までの自分が知っているケースからすると、相手を不幸にしてしまうのではないかと思ってしまってとても胸がいたい。
多分、気になる人ができても、それがあるから気持ちを伝えられないし、それ以前にその淡い気持ちに気付かないように生きているのかもしれない。
ねえ、私の中にいるもう一人の私。どうして私はこんなにも弱い人間になってしまったのだろうか。
分からないね。
ギター片手に、自分の気持ちを吐き出せた、あの無垢な自分がとても懐かしいよ。
最近のアニメの中で連れ添う二人を見て、とても羨ましく感じる。
私の将来にはその可能性がとても低いと感じてしまうから。残念だね。本当に。
そういえばね、話しが変わるんだけど、今日はとっても怖い夢を見ていたんだ。覚えているのはとても断片的なんだけどね。
でも夢で見る世界ってとっても魅力的だよね。本当にあって欲しいことが、目の前で繰り広げられることだってあるんだもの。本当に人間の脳ってすごい。
昔、私がここまで諦めていなかった頃。私の夢にとても素敵なひとが出てきたの。幼い私は、その人と現実でも出会うものだと信じて疑わなかった。
でも年月がたって、今思い返してみると、全然そんなことなくて、逆にそんな人と出会えたためしがなくて。
あぁ、期待するのって馬鹿馬鹿しいなと思ってしまった。
もちろん、私もちゃんとした「恋」というものはしたことがあって。
これが「愛おしい」という感情なんだ。とさえ思うことができた。
その人のことを考えると、とても幸せな気持ちになれたし、その人と交わすメールも、とても特別なものに思えた。
この人と一緒にいたい。と共に、一緒にいるんだろうなと思った。
でもそれは私の単なる想像の話でしかなくて、本当に本当に空想でしかなかった。とっても辛かった。
今となっては、自分の友人が話してくれる恋愛話を自分の恋愛ボルテージに入れ込んでいる現状で、本当に自分がバカバカしくなる。
今でも、最後に好きになった人のことを思い出すけど、思い出したときにとっても悲しくなるから、本当に大好きだったんだなと思う。唯一取った写真くらいのこしておけばよかったなと思う。それが私の後悔。
あの頃の私に言ってあげたい。現状、私の最後の恋になっているから、本当に楽しんで。できたら思いを伝えて。お願い。と。
でもできないから、こうやって何年も何年も引きずりながら、悲しみに暮れているんだよね。
会いたいなぁ、
でもきっと、大好きだったあの人はいないんだろうな。
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