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避暑地のパフェ


「おうちで、見て、食べる、パフェ」

第11回目として、紹介したいのは、

ジョセフィーヌ」さんである。



場所は、別荘地として有名な栃木県那須町である。

わたしも那須旅行中に伺った。


表紙画像は、「幕の内弁当」ならぬ「那須の内弁当」、

通称「那須弁」である。

すべて那須の食材を使っていておいしかった。


さて、メインディッシュは「ジョセフィーヌパフェ」。

那須 ジョセフィーヌ


柿!?

運ばれてすぐ、驚く。


パフェに柿、というは初めての体験だったのだ。


甘い。干し柿のような凝縮された甘み。

するとつぎに、ヨーグルトアイスが口を爽やかにしてくれる。


そしてなにより、

自家栽培のブルーベリーのジャムがとてもおいしい!


お店の敷地にはブルーベリー畑があり、

そこから収穫し、ジャムを丁寧に作っているという。


たしかに、窓から、その畑を見ることができた。


この那須の地でスクスク育ったブルーベリーを

たった今、食べられているという喜びを噛みしめた。

おいしい。


中間層には、水切りヨーグルトとチーズアイス。

始終、さっぱりとしたパフェなのかと思いきや、

濃厚さをプラスしてくれる。

おもしろい。

下層には、ミルクソルベやいちじくなども入っていて

とっても盛りだくさんの内容だ。


驚くべきは、これで580円だということ。


破格だと思う。


まず、都内ではできない値段設定だろう。



店内には、自家製ジャムや乳製品などを

買えるスペースも設けられている。

もちろん、おみやげに、ブルーベリージャムを買っちゃうよね。





パフェって、

それを成り立たせる素材それぞれに役割がある。


パフェの構成を考える人が、

それぞれの素材に価値を見出して発掘してくる。


決して、どれも欠かせない登場人物だ。


だから、それらが育ってきた環境や工程を考えると、

それらが出逢えたことそれ自体が奇跡。


つまりパフェが成り立つその瞬間、そして、

わたしたちに届けられる瞬間って奇跡だと思うんだ。


なんだか、大げさな話かもしれないけれど。






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