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偶然聞けてよかったー有賀薫さんと坂口恭平さんの話。

面白かったー。人の話聞きすぎだったんだ。自分がどう感じるか、自分の声だけ聞いてりゃよかったんだ、と思った。

赤ん坊が腕の中で寝だしたので、スマホを開いたらnoteの画面で、有賀薫さんと坂口恭平さんがお話し中…こりゃ見なきゃ、と20時22分ごろから視聴開始。

坂口さん「土は裸で待ってる」

ほおぉ…そうだ、木も花も、何も期待せずに普通に枝を伸ばして咲いている。

「人は人間関係で悩んだりしてるけど」

ねぇ。

坂口さんのことは、最近パステル画で知って、毎日描くっていうのに頷きまくりで、私も3月末ごろに「そうだった、絵を描くんだった」と思い出したみたいになって4月末から大体毎日何かしら描くようにしたのだけど、坂口さんが毎日日課として描いてすごいところに行っているのをつぶさに見て希望を持った。自分内の課題に取り組んで毎日描いてれば、どこかにたどり着くはず。

坂口さんのツイートは風のようだと感じていたけど、本当に風みたいに囲いがないんですね…畑に畝を作らない、植物主体の土の惑星、見たい。

人生は…味わうべき神秘です。

「人生は…でなく、味わうべき神秘です」何でなく、だったかな…メモできなかった…。キルケゴールの言葉として読んだそうだけど、後で調べても出てこない、本当にキルケゴールだったのか…という話も面白い。

お二人とも本当に壁がない。ガードがない。

そして二人とも、見て、聞いて、触って…「自分が」何を感じるか、感じた声を受け止めてるんだと思う。自分と仲良し。行動して、感じて。

有賀さん「自分の話したいことを考えてるから、個々の違いが気にならない」
「食卓は平和であってほしい。食卓の風景を思い浮かべると、個々の違いは気にならなくなる」
「砂漠の中とかで旅行者を泊めなきゃいけない所、ありますよね。泊めないと死んじゃうから(それに似てるかも)」

よく見る、観察する、触ったり、聞いたり…そして「自分が」他ならぬ自分が感じたこと。人がどう思ってるかが主じゃないから、自分もあって他人だから、違って普通だから。食卓で同じもの食べる時だけつながって。だけ、だから平和に。

ああー、色々考えが浮かんで全くまとまらない。8時22分から50分までの約30分間しか見れなかったのに、すごく色々考える。

とにかく、例えば野菜を見た時「丸々とした米ナス!これは揚げ出しだな」とか「とうもろこしピチピチ!ふかして食べよ」とか、そういう感覚をもっと大事にしよう、信頼しよう。ヘッダーは、2年前に枝付きの枇杷をもらって「絵を描いておきたい」と思って描いたもの。こういう感覚もきっと向こうからの働きかけ。

坂口さん「空に聞け」

土や空や、自分の体を含めた自然にきこう、人に聞くんでなくて。

坂口さん「ググらない」

オッケー、ググりません!

まず自然達に謝らんといかんね、今までないがしろにしてごめん。



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