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【ボードゲーム開発】オンラインアフタースクールQilot主催の初の対面イベントを実施しました!【番外編】

2023年6月10日(日)、静岡県みしま未来研究所にてQilot初対面イベントを開催。
今回のイベントでは、小学生〜高校生の子どもたちが、オリジナルのボードゲームを開発しました。

スペシャルゲストで登壇してくれたのはボードゲーム開発者の村瀬昌礼さん。

金融教育について学べるボードゲーム「マルチVS営業マン」開発者

村瀬「今回のイベントでは、ボードゲームの楽しさや、一から商品を開発するおもしろさを感じてもらいたいです。」ㅤ

【主催挨拶】

さて、この度QILOTの生徒でボードゲームが大好きな子の発案から、子どもたちでボードゲームを制作し、商品化までプロジェクト化する、そんなことができないかという話になり、実際にイベントを開催する運びとなりました。

商品化を目指し、テーマやルールを決め実際に制作するところまでをゴールにしています。
《こんな人におすすめ!》
・ボードゲームが好きな子
・遊ばされる側でなく、作る側になりたい子
・ゲームクリエイターになりたい子
・計画▶︎テスト▶︎分析▶︎改善のサイクルを子どもに学ばせてあげたい保護者


ボードゲーム開発スタート!

QILOTメンバー

実際に遊んでアイデアをわかせよう


開発の前に実際にボードゲームで遊んでみることに!

子どもたちの意見から、みんなでハゲタカをプレイしました。
数字を使った心理戦。目を合わせたり、ハイタッチしたり…、自然と拍手が起こったりと楽しそうな様子がうかがえます。

オンラインスクール初の対面イベントということで緊張もあった子どもたちでしたが、講師側の自己紹介が終わるころには少しずつ打ち解けていた様子でした。


アイデアを紙に書きだす様子

ボードゲームの楽しさを体感した後は、実際にボードゲームを開発していきます。
話し合いから『みんなで一つのゲームをつくる』ことに決まりました。

村瀬「まずワークシートを使って、誰がなにを〇〇するゲームかテーマを探っていこう。」

カード、サイコロ、チップ、コマなど
ボードゲームで使うツールもさまざま。

ゲーム開発という初めての経験に、子どもたちは悩んでいる様子。

「サイコロを使った、チーム戦のすごろくはどうかな?」

小学生4年生の参加メンバーから、おもしろそうなアイデアが出ます。
それを皮切りに、ぞくぞくとテーマやストーリーを提案する子どもたち。

「童話をモチーフにしたゲームはどうかな?」
「静岡のご当地すごろくおもしろいかも!」
「ストーリー性のあるゲームで、途中で話が分岐するアイデアは?」

湧き出るアイデアをいったん各々がまとめていく流れになり、個人の試行錯誤タイムに入ります。


アイデアを形にしてみよう!

実際にプレイしてみる子どもたち

プレイして改善を繰り返すことで、ゲームを整えていく

小学生ペアはすごろくとサイコロを使ったチームゲームを開発しました。

「あれ、ここのルールもう少し変えたほうがいいかも。」
テストプレイをしながら、ゲームの改善点をどんどん見つけていきます。

中学生メンバーも作ったゲームをテストプレイすることにしました。

実践から気づく改善点に驚く萩原

メダルとサイコロを使ったバトルゲーム。実際に作ったルールを実際に試してみると…

「悪魔側が強すぎる!」

早速ゲームの反省点が出てきます。
他にも、『ダメージが大きすぎる』『人間側の体力差がある』など、ゲームをよりよくするための改善点がありそうです。


開発時に使うアイデアシート


対話を通してゲームを整えていく様子

「じゃあ最初の体力を三倍にしてみる?」
「負けたプレイヤーが回復できるルールにしよう!」
「ダメージの比率を下げて調節しようか」
「悪魔側の人数をもう一人増やしても良いかな」
「ダメージを与える人は指名制にしよう!」

何度も何度もプレイしては改善、を繰り返し…。試すこと5回。

「今のゲームめっちゃバランス良かった!!!」

子ども達から自然と「もう一回遊びたい!」という声が。

その後、商品開発のために必要なことを話し合います。
各々の得意を活かし、パッケージを作っていくことに決まりました。
普段から小説を書くことが好きな子はストーリーを、イラストが得意な子はデザインを担当することに。

今後のオンラインスクールで、製品化を目指した打ち合わせを行うことに決めてイベントは終了しました。


運営スタッフコメント

萩原
仲間たちの協力もあり素晴らしい会になりました。4時間という枠組みの中で、ボードゲームの大枠ができただけでも素晴らしいですが、何より嬉しかったのは、5回のテストプレイの際、子どもたちから「もう一回やりたい!」「次はここを変えてみるのはどう?」とQILOTがもっとも大事にしている計画→テスト→分析→改善のサイクルを子どもたちが自然と回していたこと。今後の展開に大人のこちらが胸を躍らせています!

八田
まずは自分で作ってみる。その面白さ/大切さを明確に感じられる時間でした。どうやってやるかで悩みがちな大人を裏腹に、自分の興味関心で突っ走る子ども達の姿から物事への向き合い方を学びました!子どもたちが一つのゲームについて意見を出し合って、試行錯誤する姿、本当にキラキラ輝いていました。素敵な時間をありがとうございました!

村瀬
これまで自身で取り組んできたボードゲーム開発による学びや開発の面白さを存分に味わっていただけたと思います。
私から具体的なサポートをせずとも子どもたちだけで考えて作ってテストして改善するサイクルを回せていました。
存分に楽しんでもらえたようで、運営としても幸せな時間になりました。

Umi
『ボードゲーム開発』という大人の私もわくわくするテーマが魅力的でした。子どもたちと一緒に一からものをつくる楽しさと、無限大の創造性を感じました!何よりも、参加した全員の笑顔が見られてとても幸せな時間でした。

QilotHPはこちら▽



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