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生き方迷子、光が見えたり見えなかったり

こんばんは。うみです。
若いころ、一度ビビッときたら、それに向かってまっしぐらに進んでいました。40歳となった今、そうもいかなくなってきました。なんとか辛うじてビビッとくるタイミングは訪れるのですが、次の日になるとあっさりと熱が冷めていたり、また別のことにビビッときたり。困ったものです。

ビビッときて、また迷子になって

きのう、良いことがありました。港町に住んでいるのですが、知り合いの漁師さんから「カニ食べる?」と連絡が。高級品です。断る理由がありません。二つ返事で頂きに行きました。獲れたてのカニが目の前でワサワサ動いているのをホクホク顔で見ていると、「ちょっと相談があって」と漁師さん。

イベントで商品を売る際のブースづくりにお悩みのようでした。いち消費者として、そしてこれまで採用の仕事などでブース出展を経験した立場で、自分なりの考えを伝えてみました。

話は終わり帰宅したものの、お伝えした情報がなんだか物足りなく感じました。ネットも見ながらもう少し具体的に、そしてもう少し相手の役に立ちそうな情報を調べて、考え直すことに。

この時わたしは、とてもビビッときました。第三の目が開眼したような気分でした。
「相手が困って私を頼ってくれた時、これはなんとか解決したい!と、燃えるのがわたしだった!」

この発見を活かして仕事に活かしたい。けど、どうしたら良いか。あれこれ考えるのですが、せっかく見つけたビビビ感情が、最近長く持ちません。というか、次の行動に移せないのです。うーん。お悩み相談をやる?コンサルティングをやる?いやいや、世の中そんな甘いもんじゃない。と考えているうちに、ビビビ熱はおさまっていくのです。

そもそもこれまで偉そうに述べてきた、「フリーランスになること、ライターになること」すら、自分で自分の本気度を怪しみ始めます。けど巡り巡ってやっぱり、フリーランスにもライターにもなりたいと思うのですが、日によって波があるような、芯の無い気持ちではダメだということもわかっています。

時おり現れる、本当の自分。これは逃げなのか?

前にも書きましたが、わたしは本業が暇です。そしてほぼ誰とも喋る機会がありません。仕事は、やりがいを探すどころか業務を探すことに忙しく、雇われているのにその日暮らしの仕事に就いている感覚で、疲れます。

自分の理想の仕事スタイルは「仕事を何個も並行して進める」「忙しい(暇をしない)」「関係者とコンタクトを取りながら、裁量をもって仕事できる」「課題・問題を解決、改善していく」ということ。
今の状況は、間違いなく違います。しかし契約更新をしないと決めているので、今はそれでも良いと思うことにしています。

契約更新をしないのは自分の勝手ですが、同時に「フリーランスでライター」という夢の危うさにも気づきます。発注者や取材相手とコミュニケーションをとる時間はあるだろうけれど、それ以外の時間はひとり黙々と仕事をすることになるでしょう。その点では、それ一本というのは目指す方向が違う(もしくはちょっと修正が必要)かもしれないと思いました。けどライターはやっぱり、やりたい。

もしかして自分は、完全フリーランスではなく、「本業の充実+副業でライター」スタイルがベストなのでは…
そして副業はライターだけでなく、さっきの漁師さんのように「困っている人助け」とか、自分が出来ることをやったらいいんじゃないか…

結局、毛嫌いしていたサラリーマン生活はストップしない方がいいのかもしれないと思う本日。明日またそれを覆すような事が発生したら、またビビッときて「やっぱり完全フリーランスで」とか言うのだろうか、自分。
覚悟という2文字はどこにあるのでしょう。

次回は、あれこれ書いてるけど「うみって何やって生きてきたのか」について振り返ってみようと思います。





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