2022/07/14 宗教の闇に嵌まる報道

安倍元首相暗殺事件で事件の本筋よりも宗教報道になってしまっている報道・テレビが増えてきました。

報道・テレビは当初、宗教名を伝えないなどの一定の冷静さが保てたのですが、『統一教会』の名前が出てからは節度が無くなってしまいました。
1980年代の取材や録画があるので演出しやすいからなんでしょう。
事件の本筋よりも『統一教会』。

事件の本筋は容疑者が何故安倍元首相を暗殺するに至るのかという事です。
今分かっているのは、容疑者の母親が宗教に嵌まって自己破産した。それに伴って容疑者も将来の学歴も失い、経済的にも困窮した。という事です。
報道・テレビは容疑者の人物像、経済的背景などを明確にする必要があるのですが、それよりも母親が嵌まった宗教を深堀してしまっています。

宗教を深堀したらどうなるのかは1980年代に経験しているのに。。。

容疑者は、母親が宗教に嵌まらなかったらこうだったのに。とか、経済的にも豊かだった。とか、考えられることはあるとは思います。
しかし、現実には母親から独立した成人としての人生を考える必要もあるともいます。
さらには、そういう背景だけで自作の銃を撃つことになるのはどういう過程があるのかという事です。
全く理解できません。


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