私の頭の中は雪でいっぱい⛄⛄⛄
3月に入り、雪解けも進み、いよいよ春めいてきました🌸
雪が解け、木々が芽吹き、日差しの暖かさが感じられるなど、春は心浮き立つ季節でもありますが、私は少し残念な気持ちにもなります。
なぜなら、雪のシーズンが間もなく終わるからです。
何を隠そう、私は、無類の雪好きなのです⛄❄️
なんでこんなに雪が好きなのかは、よく分かりませんが、気が付いたら雪の虜になっていました。
親から聞いた話によると、私が生まれた日は、ものすごい大雪だったそうで、もしかすると、生まれた時から雪の神様に目をつけられていたのかもしれません😅
子供の頃から好きだったのだろうかと、昔の写真を見返してみると、満面の笑みで雪遊びをしている写真がありました。
年末年始に今は亡き祖父母の家に帰省したときには、祖父母がくたびれるほど雪遊びにつきあわされたようで、雪好きもいいところです💦
雪国生まれの私が小さかった頃の冬の遊びといえば、かまくらづくり、雪合戦、そりすべり、スケートなど、雪と戯れる遊びがほとんどでした。
キャプテン翼の「ボールは友達」ならぬ「雪は友達」状態です。
そんな私は、高校生の頃、雪の降る原理に興味を持つようになります。
きっかけは、高校1年生の冬休み前の終業式前日に地元を襲った暴風雪でした。
普段は豪雪地帯ほどは雪が多くない地元の町でしたが、その日の夕方に降り出した雪は徐々に激しさを増していき、翌日の朝起きてみると、とんでもない大雪に見舞われていました。
駐車場の車は埋まり、歩道も太ももが埋まるくらいの雪に覆われています。
終業式なので、なんとか雪をかき分けながら、3km余りの道のりを1時間以上かけて徒歩で学校まで登校しましたが、途中の道路では、車が何台も埋まって立ち往生していました。
市内の交通は完全に麻痺状態で、学校にたどり着くことはできたものの、バスや電車で通学していた生徒は登校できず、午前中は自習となり、結局、登校できた生徒だけで終業式を行い、その後臨時休校になりました。
なぜ、こんな雪になったのか、疑問に思った私は、冬休みの期間中図書館に通い詰め、新聞の天気欄や天気に関する本を読み漁りました。
そして、どうやら、今回の大雪・暴風雪は、発達した低気圧とその後の強い冬型の気圧配置によるものだということが分かりました。
そこから、気象というものに興味を持った私は、気象予報士という資格ができたことを知り、気象予報士になることを目指すようになります。
進路として、気象大学校や理学部を目指しましたが、どうにも物理が苦手だった私は、合格ラインに到達できず、気象に影響を受けることが多い農業について学ぶ農学部に入学します。
志望大学を選ぶ際には、特に意識はしていませんでしたが、結果として、私は東北地方のとある雪深い町にある大学に入学しました。
そして、そのことが私の雪好きにますます拍車をかけることになりました。
その町は、城下町ということもあり、とにかく雪映えがする町でした。
趣ある街並みに雪が降り積もった様子は、雪好きな私の心を鷲掴みしました。
そして、冬になれば毎日のように雪が降るのですが、その降り方すら優雅で美しかったのです。
その理由は、内陸にあるので風が弱く、雪が真っすぐに降ってくることにあると、後々になって気付くのですが、とにかく冬は教授に怒られるくらい、講義中も窓の外の降りしきる雪に見とれていました。
「もう、雪の降らない所には住めない」と、その時思った私は、就職先も当然のように雪国を選択します。
よく、雪国の生活は大変だと言われますが、私はこれまで大変だと思ったことは一度もありません。
道がとんでもないくらい滑ったり、窓や耳たぶが凍りつくほど寒かったり、視界がゼロになる猛吹雪や毎日のように雪かきをするのが当然の生活をずっと送ってきたからかもしれませんが、とにかく、雪が降るとテンションが上がるのです。
なんといっても、目に映る全てを白銀の世界に染める様は、人知を超えた自然だけが作り出すことができる芸術だと思うのです。
私の冬の楽しみの一つは、雪の結晶撮影ですが、一つとして同じ形はないと言われる雪の結晶は、これまた、ものすごい芸術作品です。
極寒の中、一人たたずみながら、写真を撮る様子は、はたから見るとおかしな人に思われるかもしれませんが・・・
そんな雪好きな私が思う、永住したい町ランキングベスト3は、
・第3位 秋田県横手市
秋田県の中でも屈指の豪雪地帯で、2月に開催されるかまくら祭りが有名です。
・第2位 山形県山形市
山形県の中では、雪はそれほど多くありませんが、樹氷のメッカ、蔵王があり、蔵王温泉は泉質も抜群です。
・第1位 山形県尾花沢市
最深積雪が2mを超えることもめずらしくない、全国でも屈指の豪雪地帯です。そして、雪景色が映える銀山温泉がある町として有名です。
これらの町に共通しているのは、雪が多いことは当然ながら、その雪を文化や観光資源として、積極的にPRしている所です。
ちなみに、山形県には妻の実家があり、慣れ親しんでいる土地柄というのもあるかもしれません。
私も、雪の魅力と雪国の素晴らしさをぜひ多くの方に知ってもらいたいと思っており、これらの町と同じように、その魅力を積極的に発信していきたいと考えています。
雪好きな方や雪国にゆかりのある方は、ぜひ、お気兼ねなくコメントなどいただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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