ume no tubuyaki

天気・気象、自然、植物、音楽、旅行、ライフスタイルなどについて徒然なるままに🌈🌞⛅ 気…

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天気・気象、自然、植物、音楽、旅行、ライフスタイルなどについて徒然なるままに🌈🌞⛅ 気象予報士/2級ビオトープ施工管理士

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住んでいても観光に行きたくなる街

約20年前、私は初めてとなる社会人生活を北海道のとある港町で迎えることになりました。 その街は観光地としても有名な街で、もちろん、私も何度か訪れたことがある街でした。 勤務エリアが北海道全域という当時の職場において、最初の配属先がその街になったのは、本当に運が良かったといまでも思います。 私はこれまで、北海道、東北、関東の8つの街に住んだ経験がありますが、大抵の場合、住む前に観光で訪れた際に感じた感動は、徐々に日常生活や日々の仕事の一風景へと変貌していきます。 それは

    • お酒の味わい方は千差万別?

      新年明けましておめでとうございます🙇 (ちょっと遅いですが。。。) さて、年末年始はお酒を飲む機会が多かった方もいるかと思いますが(私もその一人😵💧)、最近、同僚とお酒について話をしていて、あらためて気がついたことがあったので、備忘録的に投稿することにしました。 私はビールをはじめ、日本酒もワインもウイスキーも焼酎も飲みますが、それぞれ好きな味があります。 例えば、ビールならギネスのような黒ビールかベルギービールみたいな華やかな香りがするもの、ワインなら赤の濃いめかフルー

      • セーターの暖かさに気付いた今日この頃

        今年の年末は記録的な暖かさとなっていますが、それでも寒さを感じずにはいられないのが北国の冬です☃️ そんな北国の冬に欠かせないアイテムといえばセーターですが、これまで私はその暖かさを正直実感できずにいました。 なぜなら、外出時に着ると、風が通るのでスースーして寒いのです。 なので、セーターの上か中に風を通さないような服を重ね着しなければならず、結局かさばるだけで、あまり意味がないような気がしていました。 でも、実はセーターの暖かさは、風が吹かない家の中でこそ発揮されるものだっ

        • 上司とのカラオケで出会った名曲たち🎵

          コロナ禍のいまとなっては、遠い昔のような気もしますが、私が20代から30代の頃の二次会といえばカラオケが定番でした。 上司とのカラオケは、いろいろと気を遣うことも多く、最初のうちは気乗りしないことも多かったのですが、そのうちに思わぬ副作用があることが分かりました。 それは、世代的に自分が全く知らなかった名曲たちに出会うことができるということです。 例えば、いまやシティポップの代名詞ともいえる松原みきさんの「真夜中のドア~stay with me」を初めて聴いたのは、上司

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        住んでいても観光に行きたくなる街

          雪解けを集めて早し最上川!?

          九州や関東から桜の開花の便りが聞こえてくるなか、東北や北海道でも10℃前後まで気温が上がる日が多くなり、北国でも本格的な春の気配を感じられるようになってきました。 「北国の春」といえば、「白樺~、青空、南風♪」(ちょっと古いですが・・・😅。わからない方は検索してみてください。)のフレーズが有名ですが、雪国では、「雪解け」が一番春を実感できるのではないでしょうか。 かくゆう私も、雪解けが進んで、白一色に覆われていた大地に土や草が顔をのぞかせてくると、「あ~、春だなぁ」と実感

          雪解けを集めて早し最上川!?

          函館港に懐かしい船の姿が⛴️ 以前、函館ー青森間で運航されていた高速フェリー、ナッチャンWorldです。 折しも昨日は3月11日。既に運航を終えていたナッチャンWorldが、東日本大震災の時に支援物資の輸送などで活躍していたことを思い出しました。

          函館港に懐かしい船の姿が⛴️ 以前、函館ー青森間で運航されていた高速フェリー、ナッチャンWorldです。 折しも昨日は3月11日。既に運航を終えていたナッチャンWorldが、東日本大震災の時に支援物資の輸送などで活躍していたことを思い出しました。

          人口10万人以上の豪雪都市ベスト5  ~上位には意外な都市もランクイン~

          北海道から北陸にかけての日本海側は、世界でも有数の豪雪地帯として知られています。 また、そのような豪雪地帯に多くの人が住む都市が存在するのは、世界的にも大変珍しくなっています。 そこで、日本国内の人口10万人以上の都市の中で、降雪量や最深積雪が多い(大きい)ところはどこなのか、調べてみました。 まず、ピックアップした都市ですが、日本海側の人口10万人以上の都市を次のとおりピックアップしました。 【北海道】  旭川市(32.9万人)、札幌市(197.3万人)、小樽市(

          人口10万人以上の豪雪都市ベスト5  ~上位には意外な都市もランクイン~

          私の頭の中は雪でいっぱい⛄⛄⛄

          3月に入り、雪解けも進み、いよいよ春めいてきました🌸 雪が解け、木々が芽吹き、日差しの暖かさが感じられるなど、春は心浮き立つ季節でもありますが、私は少し残念な気持ちにもなります。 なぜなら、雪のシーズンが間もなく終わるからです。 何を隠そう、私は、無類の雪好きなのです⛄❄️ なんでこんなに雪が好きなのかは、よく分かりませんが、気が付いたら雪の虜になっていました。 親から聞いた話によると、私が生まれた日は、ものすごい大雪だったそうで、もしかすると、生まれた時から雪の神

          私の頭の中は雪でいっぱい⛄⛄⛄

          根雪の終日はいつ?⛄

          昨日、今日と季節外れの暖気で、北日本を含めた各地で雪解けが一気に進みました。 とはいえ、札幌や青森では、まだ1m以上の積雪が残っています。 ※2022.2.27の最深積雪は、札幌107cm、青森114cm。 そこで、根雪(1cm以上の積雪がある期間)の終日がいつ頃なのか、気象庁のホームページで調べてみました。 すると、平年値は、札幌では4月2日、青森では3月23日でした。 ただ、今シーズンは記録的な大雪となっていますので、平年よりは遅くなりそうな感じがします。 そ

          根雪の終日はいつ?⛄

          宮沢賢治と地学           ~地学の魅力を広げたい②~

          先日のnoteでも触れたとおり、日々の生活に直結する身近な現象を学ぶ学問でありながら、なかなかその魅力が伝わらない「地学」。 しかし、文学やメディアなどを通じて、知らず知らずのうちに地学に触れていることも実は少なくありません。 例えば、NHKの人気番組「ブラタモリ」では、毎回その場所の地形などに焦点を当てていて、地理・地学に関する話題が多く登場します。 また、私が好きな作家「宮沢賢治」の作品にも、地学を扱ったものが多くあります。 宮沢賢治といえば、「銀河鉄道の夜」や「

          宮沢賢治と地学           ~地学の魅力を広げたい②~

          「雨水(うすい)」と「気温」の関係

          2月19日は、二十四節気の一つ「雨水(うすい)」でした。 雨水は、「雪が雨に変わり、雪解けが始まる時期」と言われていて、農作業の準備を始める目安ともされてきたようです。 しかし、昨日・今日と暴風雪や大雪に見舞われるなど、北国では未だに多くの雪が残っており、あまり実感が湧かないかもしれません。 そこで、実際の所はどうなのか、気温の面から「雨水」について調べてみました。 まず、最初に札幌、青森、富山の平均気温の推移を見てみます。 「雨水」(今年は2月19日)は、ちょうど

          「雨水(うすい)」と「気温」の関係

          地学の魅力を広めたい①

          日本海側を中心とした記録的な大雪、トンガの海底火山の爆発及び潮位変動など、今年も私たちの生活に大きな影響を及ぼす自然災害が発生しています。 自然災害は、気象や地殻変動などの自然現象により引き起こされますが、その仕組みを学校で学ぶのが、「地学」という教科です。 しかし、日本の高校では、この地学を学ぶ機会が極端に少なくなっており、高校によっては全く履修しない場合もあります。 もう二十年以上も昔の話になりますが、私も高校では地学を履修することができませんでした。 私が通って

          地学の魅力を広めたい①

          節分・立春と雪の関係

          昨日(2月4日)は二十四節気の一つ「立春」で、一昨日は春の「節分」でした。 節分はその名のとおり「季節」を「分ける」という意味を持ち、春の節分は暦の上で春の始まりの日とされる「立春」の前日にあたります。 しかし、今日も各地で大雪に見舞われるなど、春はまだ遠いようにも感じます⛄️ そこで、節分・立春と雪の関係について、少し調べてみました。 まず、札幌市、青森市、富山市の最深積雪の旬別平年値をグラフにしてみました。 節分・立春が含まれる2月上旬以降を見ていくと、札幌や青

          節分・立春と雪の関係

          積雪量、降雪量はアメダスが全てじゃない⛄

          今冬は、日本海側を中心に記録的な大雪になっているところも多くなっています。 そこで、私が別のブログで以前執筆した記事をリライトして、紹介したいと思います。 大雪が降った際には、各地の降雪量や積雪量が連日ニュースなどで報じられますが、「あれ?自分の住んでいる所ではもっと多い気がするけど・・・」とか、「自分の住んでいる町は、なんでニュースで取り上げられないんだろう?」など、そのニュースで流れる数値に違和感を持つ方も中にはいるのではないでしょうか。 それもそのはず、ニュースな

          積雪量、降雪量はアメダスが全てじゃない⛄

          「道南いさりび鉄道」が呼び覚ます記憶の中の列車旅

          北海道の南部、渡島半島の津軽海峡側に位置する木古内(きこない)町。 2016年3月に開通した北海道新幹線の北海道側の最初の駅がある街です。 そして、この木古内駅から函館駅までを結ぶ並行在来線が、第3セクターが運営する「道南いさりび鉄道」です。 「いさりび」は、漢字で書くと「漁火」の字のごとく、津軽海峡のイカ釣り漁船の灯りが海沿いを走るこの列車から見えることに由来しています。 ちなみに、札幌圏以外は非電化区間が多い北海道では、気動車も多く走っており、「電車」ではなく「列

          「道南いさりび鉄道」が呼び覚ます記憶の中の列車旅

          消えた飛行機雲✈️⛅️

          見上げた夏の空。 飛行機の後ろにスーッと伸びていく飛行機雲。 。。。と思っていたら、いきなり途切れてしまったという経験はないでしょうか。 飛行機雲は、飛行機の排ガスに含まれる高温の水蒸気が周囲の冷たい空気に冷やされてできます。 それでは、途切れたということは、ジェットエンジンからの噴射が止まったのでしょうか? しかし、ジェットエンジンからの噴射がもし止まってしまったら、飛行機は前に進めないどころか場合によっては浮力を保てなくなってしまいますので、どうやらそうではない

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