見出し画像

日々のルーティンの作り方

小さな変化を大切にすること

2年前にパーソナルモチベーターの石井裕之先生の
コーチングプログラムに参加しました。
目標を決めて、6ヶ月間それを達成するために
やるべきことを日々コツコツと積み上げていく、
というものでした。

プログラムの中で、CD教材を通して教えていただいた
成功の秘訣は「リズム」でした。
今の自分を変えたければ、
日々の「リズム」、習慣を変えていくしかない。
そして今までとは違う「リズム」を一定の期間繰り返すことで、
自分の深いところにまで変化を染み込ませることができる、ということでした。

しかし、その毎日の「リズム」を変化させることが
難しいことは誰もがわかっていることだと思います。
そのため、最初の変化はわずかなものにすること、
そしてその小さな変化を
とるに足らないことだと見過ごすのではなく、
しっかりと認めることが大切だと教えていただきました。

例えば、今まで全く英語を勉強する
習慣がなかった人が
英検に合格することを目標にするとします。
その場合、いきなり単語を1日100個覚える、
といった大きなことを目指すのではなく、
一日10個覚える、
もしくは最低限単語帳を開くことなど
ごく小さな行動目標を設定します。

経験上、それまで何もやっていなかったとしても
最初はやる気があるので、
1日100個単語を覚えるという
目標は2、3日は続きます。
しかし、多くの人が途中で挫折し、
「やっぱり自分はダメなんだ」
という自分に対する思い込みを強化するだけに終わってしまいます。

一方、達成可能な小さな目標を設定すると、
今日も単語帳を開いた、10個は覚えられた、
というように「自分はできる」というメッセージを
日々無意識に自分に送り続けることができます。
これが暗示となり、
目標を達成できる新しい「リズム」が
形成されていきます。

プログラムの中では、どんな小さなことでも
目標達成のためにやったことを
専用の手帳に書いていました。
実際に成果を手を使って書き出すという行為が、
成功のための「リズム」作りに大きく貢献していたように感じます。

10年続けられるルーティンを作ること

梅野のルーティン

最近の私の日々のルーティンです。
生活を見直したい時に、よくiPhoneのメモに
目指す1日のスケジュールを書いています。
起業したばかりで、今は頑張りどころなので少しきつめのルーティンにしています。

ただこれを10年続けられるか、
と問われれば難しいところです。
もう少し安定すれば
早朝のポスティングを業者に任せるなどして、
授業準備など中核になる仕事に集中していきます。
(なので是非Migakuに来てください!)

また、日々のルーティンの中で疲弊していないか、
私の場合は習っているピラティスの先生に
月に2回のペースで身体の調子をみてもらっています。
今は会社員の頃よりかなり調子が良さそうだと言ってもらえているので、
多少きつくても現在のルーティンを継続しています。

案外、自分のことは自分で
よくわかっていないものです。
観察力のある、信頼できる人に
自分をみてもらうことは大切だと思います。
通ってくれる生徒さんに対しては
私がそういう存在になりたいと思っています。

「10年続けられるルーティン」という判断基準は
世界初のプロ・ゲーマーの梅原大吾さんの
この本から学びました。
今ままでにない、プロ・ゲーマーという職業を
生み出して生きていく中で、
時に頑張り過ぎて
燃え尽きてしまったりと悪戦苦闘しながら
作り出された、最適なルーティンの考え方です。
私自身、最適な日々のルーティンは
まだ試行錯誤しながら模索している途中ですが、
勉強を教える以外にも、目標を達成できる
「リズム」作りのお手伝いもできればと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?