172冊目:地獄先生ぬ~べ~/真倉翔・岡野剛
こんばんは、Umenogummiです。
今日は怖いけどついつい見てしまうホラーマンガです。
地獄先生ぬ~べ~/真倉翔・岡野剛 作
教師・鵺野鳴助(通称:ぬ~べ~)が童守小学校5年生の担任となり、生徒たちが巻き込まれる様々な怪異に立ち向かい、鬼を封じている左手「鬼の手」で生徒たちを救うお話です。
普段はだらしない姿をしていて、生徒たちもあきれ顔ですが、怪異に立ち向かう場面はとにかく格好いい。生徒たちもその姿に感激するのですが、翌日だらしない姿に戻ったぬ~べ~の姿を見て、やっぱり呆れてしまうというのがお約束です。
生徒たちは個性豊かで、サッカー少年の広、しっかり者の郷子(12年後を描いている続編「地獄先生ぬ~べ~NEO」では教師となり、準主役という立場で活躍しています)、おませな美樹、こわがりなまこと、不良の克也などなど。
幽霊や妖怪はもともと取り憑いていたもの(九十九の蟲、賽の河原の鬼・地蔵虐など)や、引き寄せてしまったり(餓鬼など)、ときたま生徒たちが呼び寄せてしまうもの(ろくろ首、不幸の手紙、エンジェル様など)もあります。
妖怪の中にはいい面を持っている者もいて、妖狐の玉藻や雪女のゆきめらがそれにあたります。ゆきめはぬ~べ~に助けられた恩義を感じ、押しかけ女房としてぬ~べ~の元へやってきて、ぬ~べ~が憧れるマドンナ先生・リツコ先生と恋のバトルを繰り広げる一幕も。
不気味ちゃんや赤いちゃんちゃんこ、てけてけなど怖くて印象深い作品がたくさんです。今でもよく覚えていて、夜中とかに思い出しちゃうともう怖くて怖くて…。最終的に生徒たちはぬ~べ~が助けてくれるという安心感はあるんですけど、ぬ~べ~の生徒たちは助かったけど…みたいな終わり方もあって、そういう話は本当に怖いんですよね。てけてけはそのパターンで、私の中でダントツ怖い話です。
怖がりな癖に見ついちゃうんですよね。映画のリングも見ちゃった夜は怖すぎて明かりをつけていても眠れなかったですw
今ではホラー作品はあまり見ないようにしているせいか、夜は逆にまっくらじゃないと眠れません。
怖いもの好きな方はぜひ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?